「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# テクニカル解説112 日足がリスク回避の展開では不用意に買わないこと

この記事を書いているのは2月13日(火曜日)10時40分頃です。

 

為替相場・株相場全体的にリスク回避の流れが続いています。株は初動の急落が激しかったので、たらいに入った水を大きく揺らしたように、上がっては下がってを大きな値幅でまだまだ続けていくでしょう。為替相場は株相場よりは穏やかではあるのですが、ジリジリと下がっていて、今後に下落の本番があるように思います。今週も大きな下落に警戒が必要です。

 

USD/JPY 日足

日足はいわゆる「バンドウォーク」の状態です。茶色線がボリンジャーバンドの中心線ですが、茶色線〜-2σ間で推移しています。さらに-2σの線が内側を向いていませんね。この状態だとズルズルと落ちやすいのです。また-2σまで隙間が空いていますから、そこまで埋めていきやすい状態にあります。現状からも売りなのですが、こういう下落推移時にも、突発的な大陽線が出ることは頻繁にあります。そういうときはすぐに売りを切り、茶色線やRSIの高値から売り直せばいいのです。このチャートは今から売るよりかは、そういった何かで上げた拍子のときに売るほうが勝算は高いです。まあ、2段構えでいいと思います。現状から売り、下がったら御の字。上がっても高値から売り直す。その2段構えでやっていけば、利益は出るチャートです。

 

 

USD/JPY 4時間足

前回記事で指摘したように108円を割るようなところでは買いが入り、1円戻して、また売られています。現状は赤い線がサポートですが、ジリジリと下に押されてきているので、割り込むと一気にRSI30%までさがっていきそうです。ねばりづよく反転したとしても、このチャートレンジになりますから、+2σからはまた売りが被せられてくるでしょう。現状から下がるか上がるかは、半々ですが、赤線を割り込んできたら売りが優位になるし、上がってもレンジの形ですから+2σからは叩き売られやすいでしょう。

 

USD/JPY 1時間足

1時間足は煮詰まった状態です。MAが束になり、ボリンジャーバンドがすぼまり、RSIが50%に位置しています。次のタイミングで大きく動きく動いてくるチャートです。これは動いた方向に仕掛けるのですが、ロウソクが出た方向に瞬時に仕掛けるのではなくて、ロウソクが数本出てから、MAがどちら側に向いてくるかを見て、その方向に仕掛けたほうがいいでしょう。ただ、前述したように買い側ではあまり入りたくはありません。下がってくれば素直に売りだし、上に動いてきたらRSI70%から強く売りたいです。

 

まとめると円が一番強く、ドルがその次に強い。これはリスク回避の形が続いています。USD/JPYもドルストレートもクロス円も落ちやすい状態です。株も為替もまだまだ落ち幅があると考えています。月半ばはいつも相場は弱い状態ですから、今週は要注意でしょう。

 

※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください

 

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| - | - | 10:58 | category: テクニカル解説 |
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