# プラン立案【やや難しい】 来週はドル円正念場。暴落に要注意!
2010.08.27 Friday
2日ほど用事で出かけていまして、いましがた2日ぶりにトレード画面を開いたところです。
見たところ、昨日今日と執拗に買え支えられる展開となりました。
「強引にレジスタンスタッチにきたな・・、エゲツない」というのが、このチャートを見た感想。
こういうチャートを見ると、指標も要人発言もなにもかも関係ない、何かの大きな意思で動かされているような気がします。
現状の4時間足から。
この上げを説明するときに、ファンダメンタル的には、介入の警戒発言が出たからだとか、いま発表されたGDPが思ったより悪くなかったからとか、バーナンキの発言の影響だとか・・・など、なんとでも説明ができます。
しかし、チャーチスト的には「割ったサポートラインにタッチに行った。だから次は下がる」という一言で説明は終わりです。(このあたりの考え方は一般投資家は理解できないと思いますが・・・だからこそ、こうしたまったく別の視点で特異的な考えを持つ少数派が有利になるわけでもあります)
このチャートでの戦略は、水色のラインを背にしてショートをしかけるだけ。ホーミングFXとしては、茶色線からの手法4ショートとなります。また、相場観マスターブック27ページと同じパターンです。リバーサルがくると、あっという間に底抜けしていきます。クロス円もみなその状態なので、月曜日の動向が分岐点となります。
反対に、水色のレジスタンスを上に抜いて、ロウソクが残ったのなら、損切となり、同時にチャートは別の局面となります。
日足も確認しておくと・・・
となります。短期では大きく動いているような気がしますが、日足は、ピンク線から手法4のショートをかける絶好の場面です。
今日は水色のライン手前で終わりそうですが、月曜日から売り浴びせでトレード再開としたいところです。短期的に乱高下しているのが気がかりです。こういう動きは大幅に落ちる前の兆候。やはり来週は暴落に気をつけたい場面となります。82円までの急落には備えておきます。水色のラインから売りをしかけ、高騰した場合は、水色のラインで切るだけです。
※0:02
それを見越していましがた85.00から追加でショートを仕込みました。
※土曜日 9:44
昨夜はあれから下げない展開となり、高値どまり。やや押された格好ではありますが、あとは月曜日の動向を見て判断をしていきます。短期にフィボをかけて上がりを考えると、85.60までは急騰あるかなと思いますが、そこまできても再度売りを重ねたい。その後売られて、1日程度もみながらも下落せずに85円ラインを維持してくると、ショートは撤退を考えます。
一番いやなパターンが、雇用統計まで高値どまりで落ちない状態になることです。分岐の方向性が雇用統計により一瞬で決まるような、200pipsくらいどちらかに動くようなケースになると、指標発表と同時に決着がつくため、利益を上げるのは難しくなります。
また、ホーミングFXでは、現状の4時間足は、茶色線やボリバン2σも上に抜いている状態ではありますが、まだトレンド転換にはいたっておらず、茶色線は下に向いていますので、ひとまずピンク線まで戻ってくるという考え方でOKです。
写真をつけておくと・・・
最初は茶色線を手がかりにして85.00で売りました。しかし、思惑と反してさらに上昇してしまったわけですが、この時点であせって損切る必要はまだないです。
なぜなら、ロウソクが茶色線を上に抜いても、次の展開は、茶色線が水平になり、幅の広いレンジとなりやすいからです。だからまだ売りはあきらめなくていい場面です。まだ、判断に「猶予」があります。
売りをあきらめなければならない場面は、上向きとなったピンク線に支えられたのちに水色の線を上に抜いてきたあたりであきらめます。
なので、大きな足が下降トレンド中での売りは、判断に2度の猶予があります。下降トレンドにそっていかなくても、次は幅の広いレンジとなって下がることが想定される・・・つまり、下降トレンドでさがらなくても、次はレンジで落ちるという2回のチャンスがあるわけです。ホーミングFXとしては、手法4で仕掛けて下がらなくても、次は手法2の形となって落ちる・・・というパターンです。
上の写真では上下2本の水色線内でもみ合うことを想定していきます。
※10:27 月曜日
朝から急騰していますが、85.77から追加でショート入れ。急回復というより、金曜日からボラティリティが増大した危険な相場になってるので、スケール感の調整が必要です。200pipsくらい簡単にいったりきたりする相場になっていると見ています。夕方あたりでショートは撤退かどうか判断をしたいところですが、やはりボラティリティが拡大してきたので、突発的な暴落には注意しておきたいところです。底打って急回復しているのではなく、大きな乱高下の始まりの一歩にすぎないと考えています。相場観マスターブック33ページのロウソクとボラティリティの関係を参照。
※20:50
昼から一転して下落。ちょっと金曜日と月曜のオーバーシュートはやりすぎという感じでやれやれです。大きな足がレンジ相場の場合は短期でもダブルトップにはならずにVトップで折り返しやすいのです。いまの流れはリバーサルが入った形になるので、このあとの続落には要注意。走り出すとかなり早い展開が考えられます。このあと再度上昇を考えてロングではいるのはやはり危険。ショートは続行でいきます。
※22:07
ちょうどいまのドル円4時間足は上の写真で想定していた形で、トレンドライン上なのでロングも考えられるところですが、ホーミングFXとしては、茶色線がやや下向きであり、そしてピンク線の下にロウソクがきています。だからあまりロングは有利でない場面となります。
緑のトレンドラインを割ると、2番底のサポート付近までおちそうになってから、再度リバウンド上昇がよくある動き。そして裏側にタッチしたら、次のロウソクから本格的に落ち始めると考える。
あと補足なのですが、4時間は乱高下ながらも手法2相場です。ボリバンがふにゃふにゃ波打っているときは、ちょっと時間軸を大きくしてみるのがオススメです。倍の8時間足でみると、ボリバンは平行になるので、わかりやすいレンジ相場と見ることができ、ターゲットなどもすんなりきまります。8時間足でのショートのターゲットは、83.80付近の2番底ですね。そのあたりでショートポジションはすべてクローズしようと思います。そこから先は雇用統計次第となりそうなので。
※水曜日 10:36
昨日の夜に83.82まで下落はしたのですが、ぎりぎり利食い注文に触れず。朝からリバウンドがきたため、先ほど84.30で一連のショート手仕舞いにしました。現状は上のプランどおりに動いてますね。ここからわったトレンドラインタッチに動いて、もう少し回復していく動きとなりそうかと。ブログは明日に更新したいと思います。
一応、現状の写真をつけておくと、このような感じですね。
4時間足。ホーミングFXとしては、特に手法2Aのケースなんですが、ピンク線を越えてくると反対のボリバンまで進みやすくなります。なので、常にピンク線の支持には注目です。つまり、手法2Aのエントリータイミングとしては、5分・1時間でこの形なら、1時間のピンク線を越えたあたりでエントリーが望ましいということです。「超える」と書きましたが、ロウソクが切り替わって、次のロウソクからピンク線の上に「乗る」ということです。単に超えるだけではオーバーシュートなので、必ずロウソクの更新を確認。
ただ、この上の日足などが完全に下降トレンドなので、日足・4時間でみた場合は手法3なのです。この理解が大切です。それを加味すると、半分程度しか戻らないだろうと推測できます。よって、このチャートは中央の茶色線あたりでまた戻り売りが入ると考えるのがベター。そのあたりが割ったトレンドラインのタッチとかさなるからです。戻り売りならそこから狙います。ただ、雇用統計と重なってくるのでそこからのエントリーはその後の展開を見極めて入るべきです。
上図のように時間の推移を考えて、ホーミングFXの考えを使って、売りポイントを見つけるのはとても有効なので、やってみてください。時間の概念を取り入れているのは、ほかに一目均衡表くらいしかないのです。ホーミングFXに慣れてくると、一目の雲のようなものが、買いや売りが厚いところが見えてくるはずです。
※17:31
4時間足のピンク線からたれ落ちて、また売り優勢となりました。上のプランどおりなのですが、意外に早く落ちてきたなという感じです。雇用統計まで84円台で粘るかと思ったのですが、83円台に突入してしまうと、そのあとの展開は読みずらく、つっこみ売りになる可能性もあるので、ここからは積極的に売りにくいところです。チャート的には下ではありますが・・・。
※23:06
指標であがってきたので、ここは短期でショートをとります。84.55からショート。
※23:21
いいポジションが取れました。雇用統計まで持てそうなところでもあります。上図で指摘したピンクのまるのところまできたので、売りです。4時間足ではちょうど茶色線のところ。これを上に抜いていくようなら損切りですが。
ホーミングFXとしては1時間の手法2。ターゲットは83.90付近。
ちょっと参考になったら押してやってください↓m(__)m
| - | - | 23:59 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |