ドル円は先週後半から下げ渋る形となり、売りの波状攻撃をなんどもしのぎました。週明けになると84.00が次第にサポートラインとして意識されてきたので、売り派もここはいったんリバウンドに備えたいところです。
週足を見ると
本流は依然下ではあるのですが、やや行き過ぎた状態。下落圧力が弱まるとピンク線までいったん戻ってくることが考えられます。85円前半からショートを仕掛けなおすのがよさそうです。
次に4時間足
ホーミングFXではトレンド転換の場面となりました。
トレンド転換=様子見 なので、私も84.00から持っていたショートポジションをいったんクローズとしました。
ここまでのチャート、ショートで攻めるのは正解ですが、時間切れという感じです。
トレンド転換の最中はボリンジャーバンド±2σを行き来する幅の広いレンジとみなして、ショートをかけるのも手段のひとつではあります。
が、そのときはピンク線の支持に注目してください。
このつきでたピンク線をチャートが下に抜かない限り、このチャートは下げ渋ります。そしてその位置は84.00のサポートラインと重なっているのですから、抵抗が強いと見ることができます。
もし、上に動いたときは、短期的な上昇トレンドが築かれ85.50程度までリバウンドがくることを考えます。そうなったら、1時間足程度でそこまでロングで何度かとって行きたいと考えています。
まとめると、本流はまだまだ下ですが、下げ渋ってきたので85円前半までのリバウンドには注意。スイング的なショートもいったん手仕舞いとして、そこから仕掛けなおしたいところです。
※15:30
判断したあとで急落。たった30分程度で硬かったサポートライン割り込み。まあ、仕方がないです。ただ、短期的にはいま83.83ですがロング試してみたいところですね(ちょっと入れて30pipsくらい取ろうと思います)。
ニュースを見ると「菅が優勢になったので大口が円買いをした模様」といいますが、
大口がそれを理由に円を買ったなどどは、いっていないわけで
どういう理由で買ったのかは当事者でないとわからないわけです。
ニュースはほとんど憶測でできていますので、参考にしないほうが懸命でしょう。
現状の短期的な分析を1時間足で加えると
いまの急落で短期的にロングをする場合は、このプラン。
ホーミングFXとしてはややルール外なのですが、ボリバン-2σタッチでロング。頭上にあるMAラインくらいまでを取ります。
トレンドラインでの分析では、割り込んできたので、次はタッチに向かう動きを考えます。すなわちダブルトップ形成狙いです。
※18:04
MAラインまで戻っていきましたが、そこでまた押されて失速。ホーミングの1分足もトレンド転換したため、84.03で利食い+20pips程度としました。このあと乱高下が続くので読みにくいところです。
※22:22
その後の1時間足。
プランどおりラインタッチが入ったあと、売られています。ラインタッチのあと売られた瞬間に、下降トレンドラインが引けることに注目。次は、この下降トレンドラインを上抜くかどうか?を見ます。
84.00ラインがサポートになって今晩もちこたえると、明日の朝あたりから黄緑色のラインを抜いて、再び上がっていくと考えます。
※23:05
短期的に83.98からロングで入りました。1時間足の手法2B。ターゲットは84.30。損切りは83.80程度(時間の推移を見てきります)。
※23:59
エントリー1時間早すぎた格好。78から追加でロング入れておきました。次の1時間でこれ以上下がるのであれば損切りですが。
※1:01
ここで急落。いま52ですが、再度ロングを入れます。4時間の手法2によるエントリーポイントでもあるし、またサポートラインでもあるため。1時間のポジションは反発を見て随時撤退していきます。
ただ、この急落で上がり目の可能性は低くなりました。83.90付近まで戻ったところで、ドテンショートに切り替えることを考えます。
3日間あれほどもんで上がっていたのが、前触れも無くたったの1時間で帳消しですから、ゆっくり構えていたロング側は一瞬で不利になったし、ショートで利益が大きく乗せられたのは今日の夜というタイミングでショートをしかけていた人だけでしたから、なんとも難しい相場です。そして、ショートもいま利食いしないと、利益をとりはぐれることになりそうですし、コツコツいくしかなさそうです。
さきほどは、小さな枠で割ったトレンドラインにタッチにいきましたが、今度はもう少し大きな枠で見たときのトレンドラインを割りました。これも再度タッチに行く可能性が高いと考えます。
急落後はつっこみ売りをしかけるのではなく、必ずリバウンドからの三角持合を見て、そこから仕掛けます。(相場観マスターブック66ページ参照)
ホーミングFXとしては、4時間は手法2bでのロングですが、1時間足でも、手法5ロングとなります。その場合はピンク線〜茶色線までの戻りを狙います。急落したところにフィボを合わせると、まず、38%が83.75、61%が83.90付近なので、そのあたりを目標としてMAにぶつかるまでを取るトレードです。
※火曜日 12:28
朝方フィボ38%まで戻ることになりましたが、その段階でMAラインに押される展開に。短期では60で手仕舞いと同時にドテンショートをかけて、今しがた利食い。このあと4時間では、前回の83.50割れのプランを考えていきます。83.50にショート注文を置いておきます。
写真中 ×振れ ○触れ
その後の一時間足。
昨日今日は変動があったので1時間足で解説してみました。
しかし、1時間足はやはり大変なので、また4時間に戻します。
4時間足でも急落で手法4状態となっています。
83.50を割れて進んだら前回記事のプランで挑みます。
先週末から今週までの流れを振り返えると、
現状の相場状態は、すでに想定できてはいました。釣り上げのあとに大きく下がることは予測できていたのですが、それは遅くても先週末辺りに起こるだろうと考えてました。
しかし、相場は下げ渋ったために難しい展開となりました。月曜日までショートを持ち越してまで様子をみたのですが、下げ渋りの兆候が続いたのでいったん撤退。下げ渋りが長く続いていたので、やや回復してくるのではないかと考えプラン変更。しかし、その後にいきなり急落。あと半日我慢していればといったところですが、これは結果論で仕方がないところです。
結局、急落はいつ起こるか読めません。地震と同じです。ただ、急落後に対応することは可能なので、急落が起こったらそこですぐに新しいプランを作り直すことが重要。
4時間足などの長期では判断は難しいところですが、膠着に陥ったときはいったん撤退して、上下サポートラインやレジスタンスラインにOCOをかけて入りなおすのが、一番いいと思います。
※23:26
夕方に83.50からのショートが保有中。不規則レンジと急落でまいりましたが、やっと満足な利益が得られそうなところ。下の記事のフィボナッチからの続伸ポイントは、82.20付近。82.30に利食い注文を置き、そこから短期でロング注文を出します。
こっから先は急落と急回復に気をつけたいところ。瞬間的に82円前半までいっても、あせってつっこみ売りはしないことです。大衆的な思考として、82円くらいまで落ちてきたら、買いたいと思っている人が大勢いるはずです。いくら景気が悪いといってもドル円がそんな安値まできたら買いたいと思うのが普通の人の心情。なので、そのあたりにきたら買いの殺到に注意したい。100pips級のリバウンドがありえるので、逆にショートは利食いでロング入れですね。
しかし、相場はそこで下げ止まるかというと、そこでは止まらないと考えます。リバウンドがたまったところでもう一度大きな下値攻めがあり、最終的には80円台を割り込むまでは考えておきたいところ。さすがにそこまでいったら月足レベルでリバウンドが入って戻っていくか・・・と考えてはいます。
※水曜日 12:11
10時すぎに日本政府が介入実行。4時間のショートポジションも同値で撤退としました。シナリオどおりに進んではいましたが、これも仕方ありません。次の動向を見守ります。夜まで様子見して対応を考えます。
4時間はそうですが、短期は、トレンドラインが形成されたら押し目で買っていきたいところですね。
※12:43
このような短期的に急騰する相場は、どこまで進むか? どこで入ればいいか? と悩むわけですが、タイム分析を使います。
5分足。ホーミングFXにおけるタイム分析の使い方ですが、ここではあまり詳しく述べられないですが、1ラインをクロスにあわせます。この場合はかなり0と1の幅が短くなります。その後、綺麗に分断できるように微調整などをします。そうするとこうなります。
だいたい13ラインまでは急騰していくものですが、その後は調整に転じやすくなります。調整に転じるときは、ダブルトップの形を考える黄色のラインか、もう少しやや大きい形でのダブルトップを考える黄緑のラインでの推移を考えます。
つまり、タイム分析は横軸、フィボナッチリトレースメントは縦軸として考えると、チャートパターンの推移も的確に考えることができるということです。
21ラインまでずっと上がることももちろんありえますが、とりあえずあせらずにいまからは乗らずにそこから乗ろうかと考えることができますし、すでにロングポジションをもっていたら、利食いしてまた、21ラインから入るかと、いうようにトレードの見当がつくわけです。
※13:32
推移を見るとまだ上がるので、21ラインをまたぐまで堅調状態と考え直します。
この作業、ロングで入る箇所と時間を定めるのに行います。夕方にかけて下がってきたら、84.30からロングしたい・・・というように考えれれば、そこに注文おいておくだけで済みます。
※19:34
5分足のその後
5分足レベルでは、21-34間は調整区間とはなったものの、34からは再度上昇に転じました。しかしここからはまだロングで入りたくはなく、84.50まで落ちてくるのを待ちます。そのあたりが1時間足としても押し目になるからです。
介入されているので、チャートとしても自然的な流れになりにくいところはあり、安易なショートはできない展開です。急騰したところを売るより、落ちたら買うほうが安全でしょう。
なお、タイム分析についてなのですが、上のチャートは急騰だったので、時間が経過して
新たなクロスラインが発生したら、1をスライドさせます。
次のクロスラインがピッタリ判定されます。あまり書くとホーミングFXのネタバレになるので、このへんにしておきます。これをいかしてエントリータイミングを練ってください。このあわせ方では次の3ラインは、約3時間後ですから、23〜0時ですね。その時点で84.50くらいまで落ちていたら買おうか・・・というような判断に使えます。
※23:48
推移を見てきましたが、落ちずに逆に頂点付近にいる展開。ただ、上で書いたラインをまたいで、MAもクロスに入ってきたので、85.65から85.00くらい狙いでショートをかけてみます。
※0:09
やや軟化してきたか。このあと下がってきたら84.70で利食いと同時にドテンロングをかけます。
想定していたのと逆の展開ではありますが、タイム分析としては、さらにあげ続けるというのはさすがに難しいように思いますので、いったん売側に回ります。日足、週足をみてもいったんは落ち込みそうなところであるので。