「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# FX上達のヒント 裁量トレードにおいて、テクニカルを使う意味とは? その1
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トレードにおいて、テクニカルとは何でしょうか?

「それは、相場状況の判断や、エントリーポイントを見抜くために必要なものだろう」

と答えると思います。それは、確かにそうです。


しかし、裁量トレーダーの私からの見解は、少し違います。

「テクニカルとは、FXがうまくなるまでの補助輪である」

ということです。


確率的・裁量トレード入門でも書きましたが、

たとえば、優れた金型職人は、
何の道具も使わずに自分の経験でそれを作り上げることができます。
最後の確認に測定器を使ってチェックをするだけです。

たとえば、名人と呼ばれる料理人は、
計量器は使いません。塩コショウ醤油などの調味料は目分量で入れますし、
入れるタイミングも独自の経験からくる勘となります。

それと同じく、優れた裁量トレーダーは、
何のテクニカルも使わずに、ただロウソクチャートを見ただけで、
今の相場がトレンドかレンジかを見抜くことができるし、
どこが優位性の高いポイントなのかわかるはずです。

大勢の人が勘違いされているのが

「特定のテクニカルの組み合わせにおけるサインが必勝法になりえる」

という思い込みです。

しかし、相場にはサイクルというものがあり、
進行パターンやボラティリティなどは常に変化をしているわけですから、
一時は通用しても恒常的に通用する必勝法などはありません。


そうした中でテクニカルを使う意味とは何なのか?といえば、

・FXが上手くなるまでのガイドラインである

・最終的なエントリータイミングを判断するための確認用のモノである

ということです。

FXをはじめたばかりの人は相場観が身についていないので、
自転車の補助輪のように、相場状態を把握する手助けとなるテクニカルが必要です。

テクニカルを表示して相場を眺めていくことにより、
チャートの観察経験の蓄積速度は増していきます。

RPGゲームでたとえると、
経験値の収入が倍になるようなアイテムと同じことで、
それを常時使うことで、チャート観察経験値はどんどん溜まっていきます。

そして、あるレベルに達すると、
テクニカルというのは必要なくなります。

それを表示しなくても、ロウソクチャートを見ただけで
優位性のあるポイントが見抜けてしまうからです。
(ロウソクもテクニカルの内ですが、まあそれだけはチャート表示するのに必要ですね)

私の場合は、別にテクニカルを表示しなくても、
「いまMA10ぐらいに当たっているな」とか、
「ボリンジャーバンドの2σ地点だな」とか、
「RSIの70%ぐらいだな」などは、
見なくても感覚でわかります。

さらにいうと、チャートを見ていなくても、寝ているときに
「今相場状態はこんな感じになっていて、MA10に押されているところだろうな」とか、
「朝ぐらいにはRSIの買われすぎぐらいにくるだろうから売ろうかな」
というような勘も働くようになってきます。

このような状態になれれば、テクニカルというのは、
最終的な確認用といった意味合いになります。

なお、私が特別というわけでもなく、
四六時中1年間もチャートをしっかり見ていれば誰でもこの状態になってきます。

※ちなみに、
 専業の人はそういう状態にあるから、初心者の方が専業の方から意見を聞いても、
 いうことが感覚的で理解があまりできない・・・というわけです。
 また教えてもらっても、自分の経験がない状態だから上手く実践することはできません。

これを私は「相場観」といっていますが、
裁量トレードでは、相場観が身につくような状態を目指すことが大事というわけです。

つまり、テクニカルとは相場勘を身に着けるための補助的な道具であり、
トレードの勝ち負けを決めるような道具ではないということです。

裁量トレードを目指すのであれば、
そのあたりをよく理解して励んで頂ければと思います。

だから最初はその経験を積むためにもデモでやって、
相場観が働くようになってから実戦に入るべきです。
しかしながら、FXはお金儲けが目的なのですから、デモをやる人は少数です。
結果、経験が溜まる前に資金が尽き果ててゲームオーバーとなってしまうわけです。

テクニカルを絶対条件でエントリーしたいということであれば、
自分が選手とならずに、機械に選手をやらせて自分が監督になる
システムトレードや自動売買が向いていると思います。

あともう一点、

「ある有効な手法があったとしても、
 見ている画面や使う業者によって、テクニカルの表示(MAの傾きの角度など)
 は異なってくるから、誰でも同じようにエントリーはできないのではないか?」

というような疑問を持っている方も大勢いるかもしれません。
これについては、特に問題となるようなことでもなく、
考え方を変えることで解決するのですが、

長くなったのでそのあたりは、また後日に書こうと思います。
レンジ・トレンドのガイドライン的な判断方法なども書いていこうと思います。

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| - | - | 11:26 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# プラン立案【やや難しい】三角持合のもみ合いを経てから動くと考える
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週半ばに反発がありましたが、再度頭を叩かれて下がりました。
まず日足を振り返ります。



前回書いたように黄線に頭を叩かれ下落。
そのあとピンク線の上でチャートが持ちこたえれば回復の目がありました。
しかし、そこからこぼれおちてしまったので、売りが優勢の展開に。

確率的・裁量トレード入門で、直近偏向について書きましたが、
あのような上がりを見ると、もう底は打ったと考えてしまうのですが、
日足のトレンドを覆すには、長い時間下げしぶっていかないと無理でしょう。
短期的な上がりにつられないように、下降トレンドが続く限りは売りです。

なお、ホーミングFXとしては、茶色線が水平になってくるまでは
なんども戻り売りがきます。そうなるまで回復することはありません。

茶色線が水平になり、ピンク線が上にでてきたとき、やっと回復につながる
動きとなってきます。現状は介入でもなければまだまだ時間がかかりそうですね。

次に4時間足


ホーミングFXでは手法2の状態。日足が手法4の状態だから、組みあわせると
これは手法3の状態です。なのでボリバン+2σからショートで、そのとおりとなりました。

また、RSIにも注目すると、ちゃんと売られすぎ、買われすぎで反発が入っているので、
こういうところも見ておきます。

このあとの展開ですが、大きく上下したあとは、三角持合になっていくのが普通なので
黄緑線内でもみあいながら方向を決める動きとなりそうです。
すぐに落ちるというより、来週中はもみあって、FOMCで方向性が決まるのではないでしょうか。

まとめると、突っ込み売りはしたくないので、81円を超えてきたら、ショートで叩いて
コツコツ20pipsくらいを取っていくのがいいと思います。

80.40を割っても、すぐにショートで入らないように。
そうなった場合、80.00で急上昇があると思います。
売るならその反発が落ち着いてからでしょうか。

※11月1日 12:18
やはり80.00が近づいたところで急騰。こうした誰もが注目する節目付近に最初にアタックしてきたときは、常に反発注意。業者のニュースを見るとアルゴ筋のミス注文などと報じていますが、こういうの真に受けると振り回されることになります。ほとんど裏の取れないいい加減なことしかいってないですから、見ないほうがいいです。余計なバイアスを除くことができます。

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| - | - | 20:01 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# プラン立案【やや簡単】今度は81.00を背にして売り。ただし介入には注意
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週明けのドル円ですが、81.50付近まで上がりましたが、
ここのレジスタンスラインを突破できずに昼過ぎから売り優勢に。
その後81.00のサポートラインをブレイクしています。

まず現状の日足から



今日のロウソクは始値のときはピンク線の分岐点にありました。
陽線が出て残ってくれれば、介入後、初めてピンク線の上に陽線が残るという形
となりましたから、反発が期待できたところです。

しかし、そうはならずにピンク線から下に陰線が伸びていったため、反発の芽が消えました。
ドル売りを防ぐなら、81.00で粘っている間に少しでも上げるべきだったと思いますが、
今回も政府はスルーです。事実上の円高容認と捕らえられても仕方ないと思います。
市場のことは市場に任せたら、
パニックが起こっていきつくところまでいってしまうと思うんですけれどね・・・

ともかく、日足チャート的にピンク線の上に出てこない限りは売り続行。
一時的に急騰しても83.00からやはり売り。
なので83.00にIFOのショート注文を出しておきます。

次に4時間足



4時間足は今日までの流れで、何度か反発できるチャンスはありました。
しかし、81.50のレジスタンスを超えることができなかったため、力尽きた格好。

注目したいのは○印のところ。
ここで陽線が三空のようにでてくれれば、しばらくドル円は反発したと思いますが、
綺麗に次のロウソクがリバーサルで入っています。
かつ、短期的に引くことができたトレンドラインを今日の昼に割って、
私もここでロング戦略は撤退・様子見を決断。

その後は、あっという間に81.00を割っていったため、
ストップ巻き込んで続落、そして現状となっています。

このあとは、81.00がレジスタンスになったかどうか、
市場は確かめにきます。そのあとで戻り売り。

ホーミングFXとしては、4時間はトレンド転換中。
このあとピンク線に頭を抑えられて下がってきたらショートで入ります。

まとめると81.00付近からショート待ち。
中期的にはターゲットは、日足の写真のフィボ261%増しの78.00ラインとなります。
フィボの161%を抜いたなら、次の展開は161%地点が蓋となり、
さらに下に伸びて行きやすくなります。

ただ、やはり介入警戒があるので、長い間ショートポジションを持つことは難しいので、
短期でショートメインでコツコツ取る形になります。

※26日 10:00


5分足。その後、80.90まで上がって戻り売りが入りました。
上記のように81.00付近から売ろうというトレードプランが描けていれば、
そのあたりまできたときに、

・81.00レジスタンスからショート
・ダブルトップからショート
・ボリンジャーバンド2σからショート
・RSIの買われすぎからショート

・・・と、売るタイミングを絞り込む方法はいろいろあるわけです。
あるていど経験が蓄積されれば、テクニカルは最後に使えばいいという感じで
相場観 > テクニカル
となるまでチャートを見ることがとにかく大事だと思います。
相場観が働くようになれば、テクニカルは確認用といった形になります。

テクニカルの精度を上げるために、いろいろなインジケーターを使って
より正確なサインを得るためにフィルタリングする人が多くいると思いますが、
それはシステムトレーダーのやり方です。
それをやるなら、裁量ではなく、自動売買でいいのではないでしょうか・・・?

裁量トレーダーにおいてのフィルターは、トレードプランです。
トレードプランによるフィルタリングを抜けてきたものだけを対象にして、
テクニカルでエントリーを絞り込む・・・ということをくれぐれもお忘れなく。
それを身に着ける方法を書いたのが、「相場観マスターブック」でもあります。

10月27日 4:00
夕方から変動が出てきたため、トレードプランを修正

日足を確認すると、いまピンク線を出たあたりなんですが、
黄色線がすぐ上にあります。なので、いったんは明日折り返しの動きがあると考えます。

写真の図の左でいうと、いま左の陽線がでてきた形。
しかし、次に黄色線があるのだからこれに頭を抑えられて、明日は陰線が出やすい。
そのあとピンク線の上で持ちこたえると次に陽線が出て上にブレイクはしそう。

ただ、この展開はあくまでも下げ渋って回復してきた場合。
明日陰線がでて、そのまままた81.00割れになると、回復にはつながらないと見ています。
まだまだ全体は下降トレンドなので、むしろそちらの可能性が高いかなと。


4時間を見ると

おとといからボラが増大しています。
こうなるといままでチマチマとしたスローペースの戦いをやっていたのにいきなり、
それを上回るハイペースの戦いになっていきます。
次の展開は、81.60から折り返しの陰線が入るかどうかにまず注目。
4時間はまだレンジを脱却していないので、RSIを使ってみてもそろそろ買われすぎの状態。なのでここから売りを仕掛けるのは好判断。ホーミングFXでは手法2。

ただし、相場は急展開になるとこのまま上げ続ける可能性もあります。
そうなったら今度は、81.50がサポートになるかをじっくりみてからロングを考えます。

※10:40
勢いよく上がってはいますが、「グングン上がる」というよりも、単に「ボラが大きくなった」と考えたほうがよさそうです。1円上がって2円下がるような激しい展開になりやすい相場状況。コツコツ取るのが最善。要注意です。(相場観マスターブック33ページロウソクとボラティリティの関係参照)

※10月28日 0:29
やっと動きが落ち着いてきた感じです。想定していたよりも動きが荒くなってます。たとえるならブレーキが弱い車でしょうか。勢いが出てしまうと本来止まるべき信号などを無視して超えて進んでしまいます。

ボラティリティが拡大した相場は、オーバーシュートのような動きが連発するので、時間足レベルで見ているなら、レバを落として損切りと利食いのラインの幅を広げて対応するか、もしくは5分足の短期メインでスキャルをやったほうがいいと思います。

なんにせよ、いきなりボラが拡大した相場は、それ以前のスケール観はすぐ捨て去ることが大切です。いままで10pips、20pipsいったりきたりしていた相場が、いきなり100pips基準で動くようになったら、すぐにスケール観を拡大して対応すること・・・ですね。

※10月28日 11:29
上の日足の形になりましたね。今日、陰線で終わったときに、ピンク線の上あたりの81.40付近で踏ん張ったのなら、明日大きく回復する可能性が高まります。逆に今日81.00付近までリバーサル売りが入れば、また下がっていきます。そのあたり見極めたいところ。

※16:04
やっぱりというか崩れてきました。そもそもおとといの上げは、ただの流れにのってロングしてきた人が大勢いるので、本腰を入れて買おうなど思ってた人はいなかった模様。崩れだしたらさっさとポジションを放り投げる人ばかりです。この先も崩れそうな形。

※10月29日 13:33
再度80円割れアタックとなっています。このあたりでもんで夕方落ちてくるか。のちほどブログを更新します。

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| - | - | 00:35 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# 確率的裁量トレード入門 特設サイトを更新しました。
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確率的・裁量トレード入門について、
よりわかりやすくご説明するためエクセル表のシートを追加させて頂きました。
朝方メールでお知らせいたしましたが、こちらでもお知らせいたします。

購入時の「最初にお読みください」に書いてあります
特設サイトにてダウンロードを宜しくお願いします。
※パスワードは、旧pdfと同一です。

10月22日以降に配布した方は、反映済みとなっています。

宜しくお願いいたします。千草より

| - | - | 11:01 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# プラン立案【やや難しい】狭い範囲でもみ合い中。次の大きな動きを待つ
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昨日公開した「確率的・裁量トレード入門」ですが、
多数のご応募いただき感謝いたします。
しばらく配布状況を上に表示しておきますので、応募された方はご確認ください。
上の時間は、随時更新していきます。
「済」となっているのにまだ届いていない方は
お手数ですがMASTERBOOKサポートまでご連絡ください。

ドル円のトレードプランですが、先週末から、81.00〜81.50間をうろうろするレンジ相場で、短期トレードではレンジ内でロングショートを交互に逆張りするだけで稼ぐことができました。こうしたレンジ相場になったら、ホーミング手法2や、確率的裁量トレード入門で提案したカウンタートレードが適しています。

昨日の夜くらいから、81.50を抜けてきたので、やや状況が変化。

日足から解説します。



ホーミングFXとしては、ピンク線の上にチャートが乗ってこない限りは本格的な回復にはなりません。ただ、一時的に高騰して、黄色、茶色線まで上昇してくる可能性はあるので、そうなったらそこから戻り売りですね。水色の83円が硬いサポートラインなので介入こない限りは、戻ったとしてもここから売り。優位性の高いポイントです。

ピンク線の上にチャートがでてこない場合は、じりじりとまた81.00ラインまで押されていきます。そこを割ると一気に急落ですので注意したいとこです。

次に4時間足



ボリンジャーバンド収縮中ですので、次にどちらかに大きく動き出してきやすい状態。
ホーミングFXとしては、一応手法2になってきたので、逆張りが利いています。もういちど81.00付近まできたときは、ロングをかけるのもいいでしょう。しかし、割ったらすぐ撤退です。

茶色線の上にチャートが出てこない限り回復はないというのは、
ホーミングFXのチャートを見ているとよくわかります。
なので、完全に出てくるまではショート有利ということです。

昨日のようにいったん上に出ても、ヒゲになってまた2σ内に押し込まれている場合、
ボリンジャーバンドの効果は持続しています。こうなるとリバーサル売りになりやすく、
それが現状の状態となっています。(もし、ヒゲにならずに陽線になっていれば回復していったと見ます)

まとめると、ロングするなら81.00まで引き付けるか、81.50がサポートになって伸びてきたとき。

ショートをするなら、81.50から短期で跳ね返り狙いか、81.00を割れたとき。もしくは急騰してきて83.00に達したとき。

などが優位性のあるポイントと見ています。そこにIFOやOCOをしかけておけばいいという感じなので、こんな風に自分でポイントを見つけてしかけたほうが、成行ではいるよりも落ちついてチャートを見れているのでよい結果となりやすいです。

※23:56
81.00のサポートラインを割り込んできました。いま80.90なのですが、まだサポートラインを「割った」と考えるのは早計。相場観マスターブック29ページのブレイクの本物とだましに気をつけてください。ここでまた急上昇して、4時間足などで81.00から下がヒゲで残り、次のロウソクが81.00から陽線で始まると回復の目もあります。逆にロウソクが更新したとき81.00ラインが蓋になって、陰線で始まったときは、下に走りやすくなります。明日の朝あたりにその分かれ目になりそうか。

※21日 12:09 
81.00は抜けずに、上記で書いたようにヒゲになってもちこたえ、次のロウソクが陽線ではじまりました。そのあともみましたが、ボリンジャーバンドの2σ割らずに切り返し。

4時間足の81.00からのロングによる手法2で、81.70利食い。再度ショートをいれてもう一往復といきたいところですが、一度上にぬいてきたので、ショートはこのあたり(81.30)で終えて様子見。81.00を割るまでは、ここから83円付近までの上がりも考えていきたいと思います。



※4時間足。ヒゲで残るというのは、つまりこういうこと。真ん中の○は昨日の0時ごろに指摘したポイント。瞬間的にそのラインを抜いたとしても、ブレイクにはならない。それはオーバーシュートかもしれない。次のロウソクから逆転して始まったときは、リバーサルとなりやすい。それは水平ラインでもそうだし、この写真のようにボリンジャーバンドの2σに注目しても同じ。この場合は2σはまだ有効となっていて、ホーミングFXでいうところのトレンド転換にはならない。ちなみにこの写真のボリバン±2σは、普通に水平支持線とリンクしているので強い支持となっている。

基本はサポートやレジスタンスを20pipsくらい抜いてきたら、逆張りをかける。次のロウソクが逆転すればそのままでOKだし、レジスタンス(サポート)を抜いたとき次のロウソクが陽線(陰線)で始まってきたらすぐ切ればいい。つまり、ブレイクを期待してフライングするよりも、オーバーシュートを狙った逆張りがいい。特にレンジ相場はそのスタンスでいく。ブレイクは、そのラインを超えたあと、次のロウソクがそのラインを超えたところからはじまったら、ブレイクと見なす。

※21日 21:33
81.10付近ですが、ホーミングFXの4時間でみると手法2b状態ですから、ここからはまたロング優位の展開になりそうかと。4時間足のピンク線を上に抜いてきたとき、一気に回復してきそうなので、まあ、ロングでしこんでみます。ただ81円割れてそのままジワジワ下がるなら撤退ですね。こういうところでのロングはサポートまで10pipsで、反発したら100pipsぐらい取れるから、リスク1に対してリワード10倍。リスクを小さく報酬を大きくできるポイントなので入る価値があります。

※21:47
エントリーしたとたんに上昇してきました。4時間足の茶色線の角度が失われていることにも注目してください。4時間足では雰囲気のある力強い陽線がでてきました。いったん83.00付近までの戻りはありえるかなと考えています。レンジ相場からは切り替わりそうな雰囲気なので確率的・裁量トレードで書いた5分のレンジ用スキャルピングは小休止して、トレンド発生に注意したいところです

10月22日
※18:11
いま81.22ですが、結局上に抜けようとしたけれども頭を抑えられた格好。微妙なところです。ただ、81.00のラインは硬いのでとりあえずもう少し戻りを待ちたいというころ。5分足で10pips取るにはいい感じのレンジ相場にはなっています。81円にくるたびロングだけしていれば20pips取れるような感じですね。




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