# プラン立案【難しい】日足乱高下もやはり下落圧力強い状態
2011.01.31 Monday
突然ですがブログのデザインを読者の方が使いやすいように変更しました。
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また、以前配布していた「FXデイトレード知識ゼロからの最短上達方法」のPDFを画面右側の執筆レポート項目からいつでもDLできるようにいたしました。FX初心者の方はお役立てください。
さて先週からのドル円の動きを振り返ります。週足から。
週足は拮抗状態が続いています。しかし、やはり下降トレンド中であるので、次第に押されてきました。3本のラインがどちらかに傾いた状態でまとまり始めると、ブレイクがきやすいところもあるので急落には絶えず注意。ホーミングFXでは現在地点から手法4ショートです。
青色のラインの84.50がレジスタンスラインですが、ここを上に抜くまでは本格的な回復にはなりません。なので上がってきたらこのラインでショートをかけるのは有効です。
一方、ロングをするのは、80.00付近まで急落したときに拾うか、RSIが白丸あたりの売られすぎラインをまたいだあとに入れたいところです。しかし、全体では下降トレンドなので短い数日間くらいの反発を狙うくらいがよいですね。
次に日足。
先週、日本国債の格下げニュースがあり、一時的に急騰しました。しかし、全体的には下降トレンドでしたので、私は上がったところで売りを入れ、結果正解となりました。
FXの経験が少ないと、こういうニュースを聞いたときに「日本の評価が下落→これからしばらくはドル円・クロス円が急上昇する!」と思ってしまいがちになります。
テレビがトップで報道したり、新聞の一面にデカデカと載ると、「じゃあすぐドルを買おう」と思っても、無理はありません。
しかし、こうしたニュース=ファンダメンタルを考えるときは、こう考えてください。
いままでの決断の結果を覆せるほど、そのニュースは大きいことなのか?
いままでの雇用統計やらさまざまな指標やら経済動向やらの長年のファンダメンタルの積み重ねで、現在ドル円は下降トレンドになっているわけですよね。長年にわたるあらゆる決断の局面があり、その濃密な決断の結果が重なっていまの下降トレンドができているわけです。
その本流をたった一つのニュースで覆すことなど、到底できません。地震にしたら震度7くらいのとんでもないほどの巨大なエネルギーを与えるものがなければ、一発で流れが変わることなどありません。
たいてい瞬間的なもので、すぐ本流に押し戻されるのが当たり前なのです。
ただ、ドル円が反発する局面というのはいつかやってきます。それは主要レジスタンスを抜いてきたときに初めて回復の機運が生まれると考えればいいだけで、主要レジスタンスを抜いてこない限りは、下降トレンドなのだから上がってきたら売りというアプローチでいいと思います。現在注目すべき主要レジスタンスとは、週足の青色ライン84.50ラインです。
最後に4時間足。
先週は、青色ラインからショートで入りました。そのあと反発が考えられたので+40pipsほどで切り上げたのですが、あっさり急落となりました。結果的にもっていればよかったかもしれませんが、一定の値幅を取ったら満足する。先を追わないスタンスが大切なので、それはそれでよいと思っています。
さて次の展開ですが、ボリバン−2σ付近にきたので、普通のボリバントレーダーはここからロングということでしょう。しかし、週足、日足も下落基調なのでロングは短期的な反発を取るのはいいかもしれないですが、リスクが大きいと思います。
ホーミングFXとしては、日足下降トレンド、4時間レンジ。この組み合わせでは手法3すなわち、青ラインからショートのみ入る。そして下にブレイクしたら、移動平均線から順張りを考えます。下落した場合のターゲットは80.00付近。
ちょっと見切りですが、私は先ほど82.10からショートポジションを持ちました。このあと4時間足が手法4の状態になってくると考えた上での判断です。1、2日程度これで様子をみたいと思います。80.00ラインまできたら利食い予定。それは4時間足以上のポジションですが、もちろん5分足の短期では戻り売りメインで入ります。
まとめると、だらだら下落しそうな局面です。
少なくとも日足や4時間足はRSIにまだ売りの余地があり、ロングを考えるのはいったん売られすぎラインを超えてからのほうがいいでしょう。売り圧力が全部できらないとロングはできません。
※2月1日10:52
相変わらず弱いままなんですが、ドル円は小動きが続くもどかしい状態。小動きが続くというのは煮詰まっているということでもあるので、また大きく動く前兆になりやすくあります。こうしたときに損切ラインを置いていないと、いきなり大変動がきたりするので油断せずに。
※20:50
その後の4時間足。大きく動いてきました。81.50でいったん利益確定としています。4時間足のエントリーで60pips取れれば、十分の範囲ですので。また81.70付近から売りなおしをかけたいと思います。いちおうボリバン−2σなので、少しもどりそうなところ。ただバンドウォークに発展しそうなとこでもあります。あと4時間RSIが売られすぎラインにタッチしたのも利食いの判断理由です。
ちょっと脱線ですが、
相場観マスターブックにも書いたことなのですが、
利益確定って、足ごとにある程度最大値がきめられていると思います。
ドル円5分足なら、だいたい10pips、伸ばして20pips。
それ以上を獲ろうとする時点で、すでに間違いということです。
発想を転換すると、あなたがどのくらいの値幅を抜きたいのか?
100pips抜きたいですか?
なら、あなたが使えるのは日足で、レバ3倍程度までです。
当然トレード時間も長いものになります。
というように、考えるべきだと思うんです。
利食いは収入、損切りは支出。
収入が定期的にないと破産です。そして収入額には足ごとに限度があるというように
考えるといいかもしれないですね。
5分足の収入、たとえるなら5分足の給料は、一回につき最大20pipsなんです。
5分足でエントリーして数日粘ったり、毎回50pipsとか抜こうと思ったりしてしまうと、
うまくいきません。欲張りということです。
利大は大事なんですが、5分足なら利を伸ばして20pips程度としたほうがうまくいきます。
4時間足でしたら、だいたい80pipsくらいまで。レバは5倍程度です。(訂正:4時間ではなく通常は1時間足くらいの基準ですね。ただ、いまドル円は長いレンジ期間なので、細かくとっていくくらいでいいかと思います。あとボラの高いポンド円などは、ドル円の1.5倍くらいが利食いの目安というところです。5分足なら30pipsくらいかと。)
それ以上利を伸ばそうとすると反転しやすいということですね。
こんな風に考えているのは私だけですが、けっこうこれは欲が消えていい考えなんです。
いつかわかりやすくまとめたいと思っています。
※1:15
81.80に再度売り注文をしておいたところ指標でかかり、いま45で決済。+30pips。もういちど81.80に売りをおいておきます。明日ちょっとリバウンドがきて、明後日また急降下がくるのではと考えてはいます。
※2月3日0:05
今日は終始小動き。5分足レンジを意識してちょこちょこトレードするくらいでした。いま短期ではロングを考えていますが、4時間は81.80付近まで上がったら売ろうと思っています。明日昼くらいまでにその位置にきていたら、雇用統計まで売りでいきます。
※2:03
81.85まで上昇。きょうはリバウンドがきて、明日リバーサルで陰線か。予定どおりここから再度4時間は売りで入りました。
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