「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# プラン立案【難しい】日足乱高下もやはり下落圧力強い状態
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突然ですがブログのデザインを読者の方が使いやすいように変更しました。
過去記事などは右のバーに掲載されています。
また、以前配布していた「FXデイトレード知識ゼロからの最短上達方法」のPDFを画面右側の執筆レポート項目からいつでもDLできるようにいたしました。FX初心者の方はお役立てください。

さて先週からのドル円の動きを振り返ります。週足から。



週足は拮抗状態が続いています。しかし、やはり下降トレンド中であるので、次第に押されてきました。3本のラインがどちらかに傾いた状態でまとまり始めると、ブレイクがきやすいところもあるので急落には絶えず注意。ホーミングFXでは現在地点から手法4ショートです。

青色のラインの84.50がレジスタンスラインですが、ここを上に抜くまでは本格的な回復にはなりません。なので上がってきたらこのラインでショートをかけるのは有効です。

一方、ロングをするのは、80.00付近まで急落したときに拾うか、RSIが白丸あたりの売られすぎラインをまたいだあとに入れたいところです。しかし、全体では下降トレンドなので短い数日間くらいの反発を狙うくらいがよいですね。


次に日足。



先週、日本国債の格下げニュースがあり、一時的に急騰しました。しかし、全体的には下降トレンドでしたので、私は上がったところで売りを入れ、結果正解となりました。

FXの経験が少ないと、こういうニュースを聞いたときに「日本の評価が下落→これからしばらくはドル円・クロス円が急上昇する!」と思ってしまいがちになります。

テレビがトップで報道したり、新聞の一面にデカデカと載ると、「じゃあすぐドルを買おう」と思っても、無理はありません。

しかし、こうしたニュース=ファンダメンタルを考えるときは、こう考えてください。

いままでの決断の結果を覆せるほど、そのニュースは大きいことなのか?

いままでの雇用統計やらさまざまな指標やら経済動向やらの長年のファンダメンタルの積み重ねで、現在ドル円は下降トレンドになっているわけですよね。長年にわたるあらゆる決断の局面があり、その濃密な決断の結果が重なっていまの下降トレンドができているわけです。

その本流をたった一つのニュースで覆すことなど、到底できません。地震にしたら震度7くらいのとんでもないほどの巨大なエネルギーを与えるものがなければ、一発で流れが変わることなどありません。

たいてい瞬間的なもので、すぐ本流に押し戻されるのが当たり前なのです。

ただ、ドル円が反発する局面というのはいつかやってきます。それは主要レジスタンスを抜いてきたときに初めて回復の機運が生まれると考えればいいだけで、主要レジスタンスを抜いてこない限りは、下降トレンドなのだから上がってきたら売りというアプローチでいいと思います。現在注目すべき主要レジスタンスとは、週足の青色ライン84.50ラインです。

最後に4時間足。



先週は、青色ラインからショートで入りました。そのあと反発が考えられたので+40pipsほどで切り上げたのですが、あっさり急落となりました。結果的にもっていればよかったかもしれませんが、一定の値幅を取ったら満足する。先を追わないスタンスが大切なので、それはそれでよいと思っています。

さて次の展開ですが、ボリバン−2σ付近にきたので、普通のボリバントレーダーはここからロングということでしょう。しかし、週足、日足も下落基調なのでロングは短期的な反発を取るのはいいかもしれないですが、リスクが大きいと思います。

ホーミングFXとしては、日足下降トレンド、4時間レンジ。この組み合わせでは手法3すなわち、青ラインからショートのみ入る。そして下にブレイクしたら、移動平均線から順張りを考えます。下落した場合のターゲットは80.00付近。

ちょっと見切りですが、私は先ほど82.10からショートポジションを持ちました。このあと4時間足が手法4の状態になってくると考えた上での判断です。1、2日程度これで様子をみたいと思います。80.00ラインまできたら利食い予定。それは4時間足以上のポジションですが、もちろん5分足の短期では戻り売りメインで入ります。


まとめると、だらだら下落しそうな局面です。

少なくとも日足や4時間足はRSIにまだ売りの余地があり、ロングを考えるのはいったん売られすぎラインを超えてからのほうがいいでしょう。売り圧力が全部できらないとロングはできません。

※2月1日10:52
相変わらず弱いままなんですが、ドル円は小動きが続くもどかしい状態。小動きが続くというのは煮詰まっているということでもあるので、また大きく動く前兆になりやすくあります。こうしたときに損切ラインを置いていないと、いきなり大変動がきたりするので油断せずに。

※20:50
その後の4時間足。大きく動いてきました。81.50でいったん利益確定としています。4時間足のエントリーで60pips取れれば、十分の範囲ですので。また81.70付近から売りなおしをかけたいと思います。いちおうボリバン−2σなので、少しもどりそうなところ。ただバンドウォークに発展しそうなとこでもあります。あと4時間RSIが売られすぎラインにタッチしたのも利食いの判断理由です。




ちょっと脱線ですが、
相場観マスターブックにも書いたことなのですが、
利益確定って、足ごとにある程度最大値がきめられていると思います。
ドル円5分足なら、だいたい10pips、伸ばして20pips。
それ以上を獲ろうとする時点で、すでに間違いということです。

発想を転換すると、あなたがどのくらいの値幅を抜きたいのか?
100pips抜きたいですか?
なら、あなたが使えるのは日足で、レバ3倍程度までです。
当然トレード時間も長いものになります。

というように、考えるべきだと思うんです。

利食いは収入、損切りは支出。

収入が定期的にないと破産です。そして収入額には足ごとに限度があるというように
考えるといいかもしれないですね。

5分足の収入、たとえるなら5分足の給料は、一回につき最大20pipsなんです。

5分足でエントリーして数日粘ったり、毎回50pipsとか抜こうと思ったりしてしまうと、
うまくいきません。欲張りということです。

利大は大事なんですが、5分足なら利を伸ばして20pips程度としたほうがうまくいきます。
4時間足でしたら、だいたい80pipsくらいまで。レバは5倍程度です。(訂正:4時間ではなく通常は1時間足くらいの基準ですね。ただ、いまドル円は長いレンジ期間なので、細かくとっていくくらいでいいかと思います。あとボラの高いポンド円などは、ドル円の1.5倍くらいが利食いの目安というところです。5分足なら30pipsくらいかと。)

それ以上利を伸ばそうとすると反転しやすいということですね。

こんな風に考えているのは私だけですが、けっこうこれは欲が消えていい考えなんです。
いつかわかりやすくまとめたいと思っています。

※1:15
81.80に再度売り注文をしておいたところ指標でかかり、いま45で決済。+30pips。もういちど81.80に売りをおいておきます。明日ちょっとリバウンドがきて、明後日また急降下がくるのではと考えてはいます。

※2月3日0:05
今日は終始小動き。5分足レンジを意識してちょこちょこトレードするくらいでした。いま短期ではロングを考えていますが、4時間は81.80付近まで上がったら売ろうと思っています。明日昼くらいまでにその位置にきていたら、雇用統計まで売りでいきます。

※2:03
81.85まで上昇。きょうはリバウンドがきて、明日リバーサルで陰線か。予定どおりここから再度4時間は売りで入りました。


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| - | - | 12:01 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# 現状のドル円補足
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夕方に格下げのニュースがあったようで、ドル円一転して急騰となりました。
今日も所用でノートレだったのですが、上がってきたのなら、
そこからまた叩いとこうかと、83.05からショートで入りました。
明日いっぱい持とうと思います。

現状の日足。陽線の出現によってレンジが長期化しそうな雰囲気に。青色ラインでの逆張が有効と思います。




4時間足。ホーミングFXでは手法2がそのままはまっています。
いちおう、週足は下降トレンドなので、週足・日足の組み合わせで見るとしたら
これは手法3のケース。よってショートオンリーで入るのがセオリーです。




この場合のターゲットは、また82.00付近となりますね。逆に明日これ以上進んでいくようなら損切です。損は狭くて済み、利益は伸ばせそうなポイントとなります。

※1月28日17:41
その後下がってきました。週末でもあるので、このあたりで切り上げ、また来週展開を考えていきたいと思います。82.64で利食いで+40pips程度。移動平均線があるのでややリバウンドしそうなところだからというのも判断理由です。白枠がそうで、ここを抜けるとストンですが、買い支え考えられるとこです。



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| - | - | 21:39 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# プラン立案【難しい】日足持合からの大きな変動に注意
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1月はここまでドル円小動きでしたが、
そろそろ大きく動き始めそうかとみています。

日足から見ます。




日足は上下のトレンドラインに抑えられた格好となりました。
この状態は、1月5日ぐらいからすでに想定していた形です。

普通はトレンドライン引いてから戦略を考えると思いますが、
トレンドライン引く前に、どのあたりに引けるようになるかというのは、
経験が積まれればわかるようになってきますから、
初動である程度終わりの形が見えてくるようになります。
将棋でいうところの大局観と同じようなものですが、私はこの予測の力を相場観といっています。
相場観を身に着けることが裁量トレードで勝つために重要なことです。

三角持合はどちらにブレイクするかわからないですが、
上の足の動向に影響した方向に離れるのが普通で、
月足・週足は下降トレンドなので、このあと下に行くのではないかと考えています。
体感的な下離れの可能性としては、7、8割程度かと。

ホーミングFXとしては、やや下降有利ですが、スクイーズ状態なので、
このあとやはり大きな動きに注意です。


次に4時間足。


ホーミングFXとしては、トレンド転換中の乱高下。
そのときは、手法2としてトレードするのがルールですから、
ボリバン±2σからの逆張りが有効となります。
4時間足も日足と同じで、現在三角持合中です。

加えて、ひとつポイントを解説すると、
ピンク線に頭を抑えられると、売り転換となります。
なので、現状からはショートで入っても有利なところです。
私も先ほど4時間足は、82.75から売りで入ってみました。
この場合のターゲットは、次の1時間足で説明します。



1時間足も上下にいったりきたりしています。
なぜ、いったりきたりしているかというと
日足が三角持合のレンジだからです。

日足がレンジだと、下の足は急降下・急上昇が頻繁に繰り返される相場になります。
こういう相場は、5分足で最大20pips程度をこまめにとっていくのがよいです。
すぐ方向が反転してしまうので、どちらかに持ち続けるのは不利です。

1時間足の83.10〜82.50間をレンジとみなして
フィボナッチを合わせると、ブレイク時のターゲットは、82.00付近。
5分足が下落してきたら、短期でショートが有利かと思います。

とにかくもみあいの部分は直近天底にフィボナッチを当ててみる。
これでターゲットが簡単に割り出せますし、
実際そのとおりになるケースが非常に多いです。

なお、1時間足のチャートをみると、ここから上がって
ダブルトップのような形になるのでは?と思うかもしれません。

基本的なことなのですが、ダブルトップを形成するのは、主にトレンド相場です。
トレンド相場中はよく形成します。

しかし、レンジ相場中はダブルトップにはならずに、
Vトップ・ボトムで反転するのがよくあるケースです。

トレンド相場ならダブルトップ
レンジ相場ならVトップ・ボトム

と割り切って考えてプランを練るといいと思います。
ただ、もちろん、レンジ相場中でも短期足がダブルトップにもなることがあります。

しかし、

トレンド相場ならダブルトップになる確率80%(しぶとく粘る)
レンジ相場ならVトップ・ボトムになる確率80%(すぐ反転する)

というように考えてみればいいのです。
相場はどう動くかはわからないのですが、
こうした確率的な考え方を導入するとわかりやすくなったりします。

常に確率の高い展開を想定していくのが間違いありません。

※1月25日 11:17

のちの1時間足。昨日の午後は思った以上に粘る形となりましたが、
結局夜になって急落。だいたい急落の前には吊り上げが入りますので
こういう動きを見定めていくのは大事です。あせらないことです。
もし上がったとしても、頂点付近がレジスタンスラインとなるので反発は必至なので、
1時間や4時間足レベルのトレードであれば、
買いを考えるのはジリジリレジスタンスに近づき突破したあとでも遅くありません。
結局、このケースは強引な吊り上げのような動きでしたので、
あっさり下落となりました。

このあとの展開ですが、水色の水平ラインがレジスタンスに変化したので、
緑色のラインに沿いながらダラダラかもしくは急落していくのではないかと考えています。
82.10付近でいったんは反発くるかなと考えてます。
短期ならそのへんで切り上げてまた上から売りなおしというところです。

※1月27日 1:05

その後の一時間足。今日は出かけていたのですが、先日4時間足から82.75でショートをかけたポジションは、朝方82.05で利益確定となりました。+68pips程度。現状からまた売りなおしも短期的にはよさそうなところですが、FOMCにも注目しておきたい場面。


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# FX上達のヒント 少数派が勝つしくみとは? 2
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昨日の記事のつづきです。

相場での少数派が多数派に勝てるのはなぜか?

以下は私自身の見解です。

少数派というのは、つまるところ膨大な資金を持ったプレイヤーのことです。

「相場観マスターブック」で書いたことなのですが、
膨大な資金を持っているプレイヤーは、経済物理学でのべき乗則の法則によっても
必ずごく一握り=少数となります。

つまり、相場の世界というのは
巨大な資金を持っている少数のプレイヤーと、
小さな資金しか持っていない多数のプレイヤー

から成り立っていると考えます。

巨大な資金を持ったごく少数のプレイヤーは、
注目されるラインで、あえてそのラインを崩して
多数派をロスカットさせるようにします。
多数の人たちは小さな資金しかもっていないので、
簡単にロスカットに追い込まれていきます。
大きな値幅に耐えられないので、ポジションを損切るしかないのです。
まさに象が蟻を蹴散らすがごとくです。

多数の人=個人投資家はそこで反発するだろうと売っていたり、
損切ラインにしていたりしますが、
ビッグプレイヤーの仕掛けでラインが突破されると、状況が一変します。

いままで売りを考えていたプレイヤーが
「ああ、これは上がるな」と思って次々に買いに変わっていくわけです。
人間というのは、誰しも同じことを考えるので、
あとはドミノ倒しのごとく進行していきます。

ビックプレイヤーといえども、最初から最後までパワープレイをするわけではなく、
注目されるところで少しだけ、ドアを押すようなことをします。
あとは、その動きにつられた集団がそのドアを押し開けていきます。
かくして少数派が仕掛けた方向に相場は動かされていきます。

そのような小さなきっかけが、連鎖反応を起こして暴落や暴騰となると思うのです。
これが経済物理学で市場のカオスと呼ばれている現象です。

多数派が羊で、
少数派が羊を追い込む猟犬
とイメージするとわかりやすいかもしれません。
猟犬が吠えれば、羊の群れはいっせいに動きを転換していきます。
猟犬はたった一匹でも吠えるだけで、羊の群れをコントロールできるのです。

結局、資金がある人のほうが絶対有利ということです。
それはFXでもそうですが、
少数の人間が得をして、多数が大損する・・・
お金のある人にお金が集まるというわけで、
それはそのまま現実世界の図式でもあります。

しかし、巨大な資金を持たない我々は、
あまりそうしたことに意識を取られないほうがよいと思います。
トレードでやるべきことは、リスクリワードを決めて、
優位性のある部分でトレードを繰り返すことです。
ルール内で自分のトレードを完遂するほうが大切です。

資金がないなら、資金に見合った枚数でやるだけです。
欲張った人は、すべからず強者にお金を巻き上げられて終わります。

あと補足すると、
レジスタンスラインでショートをしかけること自体は悪いことではないです
しかし、それが損切りになったら、すぐ方針をロングに切り替えられるか?
そのあたりの流れについていく切り替えの早さのほうが大事だと思います。

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# FX上達のヒント 少数派が勝つしくみとは? 1
  
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先日読者の方から興味深いご質問があったので、
こちらでもご紹介します。

ホーミングFXの77Pに
「信じられないほどトレンドが続いてしまう理由」というコラムがあるのですが、
それについてのご質問です。

以下、コラム原文そのままです。


誰しも相場が上がり(下がり)すぎたので、逆張りをして利益を出そうとした経験があるのではないでしょうか?

そしてもう上がる(下がる)と思ってロングやショートを入れ続け、どこまでもトレンドが続いていってしまい大損した経験があることでしょう。

なぜ、一度できたトレンドは予想以上に進んでしまうのか? これには確かな理由があります。

それは、トレンドがいつまでも続くと思っているのは、少数派に他ならないからです。

例えば上昇トレンド。素人は初期に暴騰したときに釣られて「買いだ!」と思って飛び乗ります。これは論外なのですが、なまじFX をやっている人は「このレジスタンスまで上がったから逆張りしよう」と考えるわけです。

テクニカル上でははっきりとしたレジスタンスが出ているので、そこでの反発は明白に見える(ように思います)。しかし、その誰しも「逆張り」を考える場所、わかりやすいレジスタンス、というのがすでに多数派の考えになっているのに、並のトレーダーは気づいていません。誰もがそこで「逆張り」をしかけようとする場所は、最初はそのとおり反発するでしょうが、たいていすぐに突き破られてさらに信じられないほど上昇していきます。

数時間の短期トレードでも最終的に3 円以上上がってやっと短期上昇トレンドが終了するということが多々起こります。当初からそこまで進むと考えていたのは一握りの「少数派」に他ならないのです。

ゆえに値ごろ感で売る素人は当然ですが、なまじテクニカルに精通した人が考える安易な逆張りもまた、負ける原因となるのです。

ただ、結果として思惑が一巡して、最初につられて飛び乗った素人が勝ててしまうという現象がおこります。でも素人は何度もトレードする中で必ず大損をして退場します。

その結果、いつまでも少数派のプロしか生き残れないのです。

というわけで、一度できたトレンドはレジスタンスをあまり気にせずとことん追うのが正解です。

注意してほしいのは、これがレンジ相場なら話は別です。つまりレジスタンスというのは、トレンド相場になると弱くなるのです。レンジ相場であるならば、レジスタンスは強力です。

しかし、異常に上がり続けたり、下がり続けると 再び大衆=多数派はこう考えます「これはまだまだ進む!」と。大衆がそう考えた瞬間。相場は終わります。

大衆が順張りに転じたときというのが、トレンド転換ポイントになるわけで、 そのポイントこそ、少数派が逆張りをするところになります。よって、常に大衆は何を考えているか? 少数派は何を考えているか? それについて考えることがFX 上達のコツともいえるのです。


というコラムを書いたところ、

相場で少数の人間が勝てるというのはなぜか?
多数の人がレジスタンスでエントリーをしていれば、
数で勝る逆の方向に相場が転換して行くのではないのか? 

また、少数派が多数派を出し抜くのが、相場であるとするならば、
売りと買いのパワーバランスはどのように勝敗が決するのか?
ロスカットで値動きが加速するのはわかるけれども
その前提となる売り買い(=上下の方向)の勝敗が
少数の人間に握られているという事が、イメージとしてつかめない。

という趣旨のご質問を受けました。
(※文章は私の要約ですが、元の質問文自体は非常に丁寧な文章です)

しかし、相場の世界はいつでも負ける人が大勢で、勝てる人が一握りです。
少数派が多数派に勝ってしまうのはなぜでしょうか?

これについて私が答えたことは・・・
長くなってきたので明日書こうと思います。
読者の方もぜひ考えてみてください。


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※人気ブログランキングのほうが、知らない間に100位以内になってました。
 押してくれた方々ありがとうございます。

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