# その後のドル円
2011.04.29 Friday
その後のドル円ですが、当初想定していたトレードプランからははずれた動きになってきました。FOMC前まではドル買いが入ったのですが、その後急落となりました。昨日落ちた81.50で買い増してみましたが、動意がなくなってきたので撤退としています。結局前回の利食い分失う結果となりました。中期的なスパンでポジションを持ったものの、乱高下に巻き込まれたのでまた仕切りなおしといった形です。
チャートを見てもらうとわかるとおり、変動のはじめはわかりやすい展開でした。しかし下りの調整が入ったあとに展開が読みにくくなりました。
またここから持ち直してくれれば、予想しやすいチャートとなったのですが、FOMC後のカウンターでそれが崩れたため、難しくなりました。
やはり基本的に週足が乱高下しているので、日足も乱高下し、そして日足以下もさらに乱高下するというパターンになっています。
これは日足ですが、このチャート5分足を見る感覚で見てみてください。
私がロング入れをしていたのは枠線ラインですが、そのあとロウソク10本ぐらい経過したところで思惑どおりいかなかったので撤退です。5分足だったら、その撤退判断まで1時間くらいというところです。入った瞬間に思惑どおり動くことはないですから、優位性が出るまで待つ時間は必要です。日足を使う場合はそのスケールを拡大しているだけですから、動向の様子見は1週間くらいかける必要があります。
また、普通にFXをやっていらっしゃる方は「FOMCでドルの低金利は長期続くという文言があったから買いはないだろう」と考えるかもしれません。
しかし、チャーチスト的には、すべてトータルで考えるのです。FOMCだけで方向性が決まっているわけではないですよね。ここまでいたるまでさまざまな要素があり、相場では決断の繰り返しがありました。ギリシャ危機、リビア情勢、アメリカ経済の底どまり、地震災害、あらゆる指標・株価etc・・・。があったわけです。その総合の結果が現在のチャートというわけで、その場その場で判断はせず、いままでの蓄積の結果、上か下かという判断を下します。すべてトータルで考える、そしてその参加者のトータルの決断を図式した結果がチャートというわけです。
さて、ドル円は難しい状態なのですが、他のクロス円やユーロドルは比較的簡単な展開になっています。以下はユーロ円の日足ですが、過去記事と見比べてみてください。
GW中は思いもよらない仕掛けもあることなので、私自身もGW中は休養を取ります。
またGW明けから戦略を立てようと思います。
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