「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# プラン立案【やや簡単】8月いっぱいまではショートでよさそう
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その後ドル円は、前回記事で書いたルートで推移しました。

ここからの動きを想定していきます。今日はちょっと簡潔に書きます。

日足。


リバーサルの陰線が入って、またピンク線の下に出ました。
なので、またここから売りとなります。
じわじわ落ちていきそうな雰囲気です。
ロングはできません。

4時間足。


前回記事のルートどおりに推移。想定内の動きとなりました。
このあとはボリンジャーバンド−2σ & RSIの30%地点あたりまで
売り込まれると考えます。
なので、短期的には76.20付近までショート狙いですね。

まとめると、9月になると雇用統計への仕掛けが出てくるのでリバウンドもあるかと思いますが、8月が終わるまでは、ずっとショートでよさそうな情勢です。

※下の記事で書いたホーミングFXの動画解説について、ぜひ実現をお願いしますとのメールを何通かいただきました。みなさんの熱い思いに改めて気合が入りました。少しづつ進めていこうと思いますので、どうか長い目でお待ちください。メールはお一人つづご返信したかったのですが、数が多かったのでこの場にてのお返事でご容赦ください。

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# プラン立案【やや難しい】ボラティリティの増大による乱高下を警戒
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昨夜に77.20から上にブレイクしてきたので、状況が変化。トレードプランもそれに併せて変更していきます。

こういう作業はたとえるなら動物を追い込むのと似ています。私の中では柵を築いて魚をいけすに追い込もうとしていたけれども、別の方向に逃げていったので、またそちらで柵を築いて逃がさないようにする感じです。柵がトレードプランということですね。

日足から見直してみます。


反発がありましたが、現状が茶色線の接点なので、日足としてはここから売りを考えたい場面です。しかし、力が蓄積されているので、現状から一気にボリンジャーバンド+2σまで陽線が伸びることも頭に入れておかなければなりません。

現状から素直に戻り売りが入った場合は、下降トレンドラインが築かれ、aの範囲での三角持合になり、破った方向へ進んでいきます。

戻り売りが入らずに変動範囲が拡大した場合は、bの大きな範囲で三角持合になり、こちらは短期では大きく上下する波乱の相場となりそうです。

が、まずはaの範囲での三角持合を考えてショートの選択を考えます。bはそうならなかった場合のサブプランです。

次に4時間足。


長い間レンジが続いていましたが、昨夜にいったん上に破ってきました。この後の変動は注意深く見ていかなければなりません。

あまり経験のない人がこのチャートで思いつくのが「レンジブレイクしたからどんどん上に進むだろう」という考えです。

週足や月足の背景が上昇トレンド相場ならその考えでいいのですが、背景は下降トレンド相場なので、そう考えるのは危険です。

私のブレイクの定義は、「破った方向に進む」ではなくて、「ボラティリティが増大する」としています。

ブレイクにより、何が変わるか?というと、方向というより、変動の幅なのです。

いまはレンジをいったん上にブレイクしましたが、じゃあ上昇トレンドになるのか?といえばそうではなくて、「もっと幅の大きなレンジに変貌する」ということも十分考えられるわけです。

ブレイクは、確かに相場を動かすトリガーなのですが、それは方向を変化させるトリガーではなく、変動幅を変化させるものだと考えておいたほうがいいでしょう。

ホーミングFXで上記のボリンジャーバンド突破のケースは「トレンド転換」と定義していますが、トレンド転換=乱高下だと説明しています。乱高下を経て、次のトレンドが出現するわけです。

ブレイクが起こる→乱高下する→その戦いの後で、新たな状況が出現する

ということです。

なので、いままでは狭い範囲での小動きでしたが、1円上がって1円下がるというのが数時間で起こったりするような乱高下=大きなレンジ相場の出現にも気をつけたいとこです。

4時間足としては、とりあえず77.00タッチに相場が動いたとき、そこで支えがあるかどうか?そこがポイントです。

最後に1時間足。


5分足レベルのトレードでは順張りでいいのですが、そろそろ上昇も一息ついて崩れそうなところです。このあと普通のトレンド相場なら61%で押し目が入り、ダブルトップになってから、上がるかどうかと考えたいところですが、背景が下降トレンド相場なので、そう簡単にはいかないのではないか?と考えます。なので、このチャートでロングをするとしたら、77.00まで引き付けてから20pips程度狙いかなと思います。というより現状からはショート狙いのほうがやはり分があるかなと感じています。もう一度ショートで入りたいところです。

まとめると、狭いレンジの範囲はブレイクしてきました。しかし、上昇一辺倒はありえますが、可能性としては低いかと思います。それよりも、このあとはボラティリティの増大により、乱高下=大きなレンジ相場の出現を警戒するべきです。

なぜ、ボラティリティが増大するのかといえば、大勢の参加者はいままで小動きだったわけですから、大きく動き出す瞬間を待っていたわけです。そこで初動は上昇に動いたので、いまだとばかりに買ってくる人が増えたわけですよね。しかし、今度はその初動を見て、戻り売りに動く勢力もごまんといるわけです。こうして、市場参加者が増えて、双方の思惑がぶつかり合い乱高下していくというわけです。なので、ブレイク時は乱高下に注意ですね。


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# その後のドル円
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その後のドル円4時間足。

前回記事にかいたように77.00からショートをかけて、76.40付近までの間で30pipsくらいを取る作業の繰り返しです。



ロングを選択しないのは、全体が下落トレンドだからです。ただ、すぐに損切するという前提で76.40付近からロングをするのはありと思いますが、下に抜かれる可能性のほうが高まります。

逆に上に反発する場合、77.00から上にチャートが乗りしぶとく推移してくるようだと戦略を練り直しとなります。

ただ、月足は陰線出ていますから、今月は陰線が出て終わるのではないか?と考えることができます。ちょうどバーナンキの公演が週末にあるので、そこで一気に売られて陰線をつけて、9月回復するかどうか?という感じかなと考えてます。

そうした自分の中で考えるプランは「決め打ち」でもいいのです。決め打ちでポジションを取り、違うように動いたら損切って別のプランを考えて対応していくだけなのですから。

※16:02
ブログのデザインを見やすく変更しました。午後から77.00を超えてきたのですが、上で解説したように4時間足RSIが70%に到達。ボリンジャーバンドはやや飛びぬけていますが、4時間足RSIからの逆張りを選択します。これ以上上に進むなら、戻ってきたところで手仕舞いという感じですが。



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# プラン立案【やや難しい】

下落トレンド中の待機状態。上がったところを叩く

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お盆期間でブログも小休止していましたが、今日からまた更新再開します。

時間が空いたので週足から見てみます。



トレンドラインチャネル内の変動です。
単純に上側のトレンドラインにきたらショートをかけていけばOKというチャートです。
そのトレンドラインの接点は、だいたいピンク線とリンクします。
ピンク線からショートしたら、ボリンジャーバンド−2σあたりで利食いして、
また、ピンク線からショートをします。
ホーミングFXでいうところの手法4アプローチです。

次に日足。



日足はパッと見で、イメージがわきにくいチャートです。
もし手がかりが日足しかないのだとしたら、様子を見たい場面。
しかし、週足が下落トレンドなのだから、戻ったところを叩けばいいのです。

戻ったところというのは、
MA接点や、RSIの50%地点を目処にするといいでしょう。
レンジ相場ではRSIは70%戻りくらいまで待つべきですが、
全体が下落トレンドなら、50%程度までしか戻らないので、そこで売りを考えます。

4時間足。


日足は下落トレンド気味ですが、こちらは水平に近いレンジです。
この場合はRSIは70%くらいまで戻りますから、4時間足はそのへんまで引き付けて逆張りです。もう売っていい場面です。

これは前記事でも書いたように、
日足と4時間足の組み合わせで見た場合のホーミングFXにおける手法3パターンです。
すなわち、ショートで入り、利食いしたら、また上からショートで入るという作業です。
これは、IFO注文などを利用すれば画面を見ていなくてもトレードになります。
むしろそのほうが画面に張り付くよりもうまくいったりします。
4時間足は現状からは売りですが、ただ、77.00ラインを「明確」に超えてきたら撤退です。
「明確」というのは、ヒゲにならずに、ロウソクの実体が77.00から上に乗るということです。

最後に1時間足


このチャートだけで判断するのなら、乱高下していて、
トレードプランが上手く立てられないので、手を出さないほうが無難です。

トレードは、優位性の地点を発見するゲームです。
ぱっと直感で見たとき、「わかりにくいチャートだ」と感じたならば、
そのチャート上でのトレードは見送るべきです。

上記のチャートのどこがわかりにくいかといえば、
上下にヒゲが連発している乱高下で、MAラインが乱れています。
どっちにいくかわからないレンジです。
一番よろしくないのがボリンジャーバンドがすぼまっているというところです。

ボリンジャーバンドの幅が広がっていれば、その幅の中で変動があることが予測でき、
その変動幅を手がかりにトレードプランを立てられるのですが、
狭まっているときはお手上げです。

ただ、不規則なレンジ相場だと認識したら、RSIを手がかりにトレードはできます。
すでに買われすぎに到達しているので、売りに優勢があるだろうと判断できます。

また、週足は下落、日足は下落気味レンジ、4時間はレンジ、1時間もレンジという状態を鑑みれば、つまり1時間足は「下落トレンド中の待機状態」と判断することができます。

なのでこのチャートだけ見ていれば様子見なのですが、全体を通してみれば、ショート狙いという判断は導き出せます。

まとめると、短期トレードは77.00付近からショートして、76.40程度までの中で20、30pipsを狙うという作業の繰り返しになります。ポイントは、ショートで利が乗ったら利食いして、また、上から指値で仕掛けなおすということです。余計なところで入るのはやめましょう。余計なところというのは、中途半端な位置ということです。十分に上がるのをRSIなどで計った上で入るべきでしょう。


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# FX意識改革60 「トレードの尺度を考える」
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今回は取引期間をテーマに話そうと思います。


みなさんは、チャートはどの足を使っていますか?
日足、4時間足、1時間足、30分足、5分足など・・・
人それぞれだと思います。


デイトレーダーは、短期的なスパンで取引をしますよね。
ですから、多くの人は5分足や1時間足を基本にして取引を繰り返しています。

スイングトレーダーは、
中期的なスパンで取引をしていますから、メインで使うのは日足などです。

そして、投機より投資といえる長期トレーダーは、
週足などを基準としているはずです。


どのトレーダーも、使う足は違いますが、
チャート上の優位点というのは、かわりがありません。

たとえば、ドル円の月足を、月足として意識しないで5分足としてみても、
チャートの形としては、エントリー・イクジットのポイントは同じになるということです。
トレンドラインや水平線は1分足でも月足でも効果は同様ということですよね。

しかし、面白いことに、人は常に短期的な動向に強い影響を受けるのです。
短期的なスパンで何が起こっているかについてはイメージしやすいのですが、
それが長期的なスパンになると途端にイメージができなくなってしまうのです。

たとえば、あなたが5分足を使うデイトレーダーだとします。
5分足を元にしてエントリーしたとき、
最初の1本のロウソクが違う方向に動いたとしましょう。
一瞬だけ5pips程度動いたとしても、あまり動じませんよね?

そこでうろたえて決済を繰り返していたらスプレッドが損になるだけです。
そのような動きはノイズといえるものでしょう。
時間が立てばやがて相場は落ち着き、
思惑どおりの方向に進んでいくと考えられるからです。

というように、5分足のような短期で起こる
急落や急騰や理不尽な動きについては、落ち着いて対処できる方が多いと思います。


ですが、これが長期のスパン上で起こると、大騒ぎになるのです。

たとえば、月足が上昇トレンド中だとして、
2週間程度で200pipsくらい落ちる大きな下落が入ったとします。
それは、月足レベルでは、5分足の例で上げたのと同じような、ノイズといえる動きです。

しかし、大きな足でそのような調整が入ると、
とたんにあたふたしてしまうのです。

もしかしたら、大暴落するのではないかといった恐怖に包まれたり、
または、全力でショートをして大稼ぎをしようという欲望に取り付かれます。

5分足レベルでの調整下落は、20pips程度でしょう、
月足レベルでの調整下落は、200pips程度でしょう。

どちらも同じ調整下落でしかありません。
ただ、その規模のみが違うということです。

しかし、一般の人たちはそうは考えません。
月足レベルで大きく動くと、日足以下はいつも以上に急落をしているように見えるわけで、
それは雇用統計が悪化したとか、リビア情勢が危なくなったとか、
サプライズなニュースが出てきて、センセーショナルな報道で説明されます。

でも、月足レベルにとってそのくらいの急落は、
5分足で20pips急落するのと同じくらい、よくあることなのです。



ここで我々が得る教訓は、

取引期間を延ばしたのなら、
その期間を基準にして物事を考えなければならないとうことです。

5分足を選択しているなら、
5分足でカバーされる期間(1日程度)を基準にして値動きを捕らえる

月足を選択しているのなら、
月足の期間(数年程度)を基準にして値動きを捕らえる


ということです。



ちょっと話が飛躍しますが、この考え方は、万物で共通だと思うんですね。

たとえば火山活動を見てみましょう。

火山は、人間が感じる期間よりもはるかに長い期間を基準にして動いています。

人間はたった100年程度が一生ですが、
火山は1000年規模で活動していたりしますよね。

だから、火山が一度噴火すると、長い間噴火活動が続いたりします。
人間の時間感覚では、こんなに活動が続くのはおかしいと思うのですが、
火山にしてみてはいたって普通のことなのです。
そもそも寿命が100年程度の人間の時間感覚と数万年も存在する火山の時間感覚では、
大きなズレがあるからです。

人間の尺度では、地球のことはよくわかりません。
地球の活動期間は長すぎるからです。
地球のことがわかるのは、地球の尺度を持った者だけしか理解できないからです。


しかしです。

相場に限っては、その尺度を自由に変化させることができるのです。
人間の一生を50億年に伸ばして、地球の変動を観察してしまうようなことができるのです。
5分足の動向を見ていて、次の瞬間月足の動向に思いをはせることも可能なのです。

そこで、重要なことは、
尺度を伸ばしたら、その尺度を基準にして値動きをイメージすることです。
5分足の時間感覚のまま、月足を見ることはまちがいですし、
月足の時間感覚のまま、5分足を見ることは間違いです。

足を変更することは、ボタンひとつでできます。
しかし、足にあわせた時間感覚を身につけることは難しいのです。

ですから、最初のうちは足を固定して観察をしてみてください。
1時間足を使ってデイトレをするなら、月足や週足は関係ありません。
1時間足の変動の範囲でトレードを完結させないと、勝つことはできないのです。

同様に5分足を使ってスキャルをするのなら、日足などは関係ないのです。
5分足の変動の範囲でトレードを完結させるのです。

そして、その変動の範囲は、足ごとに当然違っていて、
利食いも損切りもその範囲でやらなければならないということです。

もっと具体的にいうと、教材のほうで何度も繰り返し説明していますが、
5分足なら20pipsが変動の範囲です。
つまり、利食いも20pipsが限度で、基本的にそれ以上取ってはならないということです。
5分足で100pipsも200pipsも取ろうというのは、
利大ではなくて、トレードスパンを無視したただの強欲なのです。

大勢の人がそれで、失敗しています。
使う足を決めたらそのスパンでトレードルールを設定して、完結しましょう。

メールマガジンでは、メンタル系のネタをまとめています。
月に2回程度発行してます。ご希望の方は
http://www.mag2.com/m/0000280418.htmlから。


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