「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# プラン立案【やや難しい】拮抗中なので動きが出るまで様子見
USD/JPYは拮抗状態が続いてます。来月の雇用統計まで大して動きそうもありません。

4時間足
下降トレンドラインを割ったので、少し下がりました。しかし、割ったラインのタッチに戻ってまた停滞しています。

ガチガチのレンジ相場でここからは手を出せません。方向性としては、一旦は79.00まで急落するような局面がくるのではないかと思います。しかし、急落した場合は、一瞬で回復していって、その弾みで反対側の80円を目指していくような流れになりそうです。

このようなガチガチのレンジでは、順張りはNG。RSIからの逆張りを狙っていきます。とはいっても4時間や1時間ではRSIは中心くらいでいったりきたりでしょうから、5分足レベルのRSIの逆張りで20pips狙いがせいぜいといったところでしょう。

1時間足

身動きができない状態。スキャルでレンジトレードならいい相場ですが、長めに持ちたいのであれば、パスすべき局面です。

4時間足 レンジ(安定的)

1時間足 レンジ(安定的)

アドバンスド・ホーミングFXとしては、手法1状態。1時間足のボリンジャーバンド2σから逆張り。ただ、値幅が狭すぎるので、旨みがありません。私ならパスです。ドルが崩れずに高いままなので、ドルストレート売ったほうがいいでしょう。今日もEUR/USD売りがオススメです。


※6月1日 19:28
その後、またドルストレート売りの簡単な相場が続きました。ドル円のほうは、上の写真のところでいったんは反発したものの、そのあと下方にブレイクしています。EUR/USDやAUD/USD売りを続けていたのでドル円はトレードしていないですが、意外に弱かったというのが正直な印象。

そして、今日は雇用統計ですが、その前から大きい変動になっています。現状の78.00は日足で水平線が引ける場所なので、ここからさらに売れるかどうかは難しい場面。もしショートしていたら利食いすべきところです。雇用統計次第ですが、直感としては再上昇と思います。しかし、雇用統計の結果がかなり悪化した場合は、波乱の展開になります。世界同時株安によるリスク回避の局面がくるため、大変動も覚悟しておかなければなりません。ドルストレートの売り余地がまだまだありそうで、そのあたりを鑑みると波乱の展開もありそうです。


※22:20
雇用統計の結果は大幅悪化。まあ予想がまた高めでしたね。発表直後は当然下落になりましたが、さすがに日足のサポートを叩いていてRSIも売られすぎにタッチしていますから、100pip反発する乱高下相場になりました。いま落ち着いてまた売られてきています。

ドル円はこれ以上下はなかなか難しいでしょう。介入もありますし、78.00ラインはそれなりに固いと思います。しかし、上もどうかというと難しそうで、結局はまたレンジ膠着になりそうな格好。ドルストレートはその間ズルズル下がるのではないかと思うので、ドル円触るよりやはりドルストレート売りのほうがやりやすいと感じています。

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| - | - | 13:59 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# プラン立案【やや難しい】79円付近ではロング、80円付近ではショートのレンジアプローチが続く
週はじめから売られる展開となり、やや弱含んできました。

4時間足


下のトレンドラインを割って、持合を離れてきました。RSIにも売られすぎまで余力があることから、やや下げそうな展開となっています。売られた場合のターゲットとしては、前回安値の79.00ライン。ただし、急落で落ちていくとは思えず、レンジ気味に弱含みで推移していきそうです。少し落ちても、割った上昇トレンドラインの裏側にタッチにいったりなど、簡単には下がりそうにありません。

1時間足

トレンドラインを割ったので大きめの売りが入っています。ただ、すぐには落ちずにリバウンドが入って持ちこたえそうな気配。RSIも売られすぎに到達しつつあるので、あまりつっこんで売りはやりたくないところです。

4時間足 レンジ(不安定)

1時間足 レンジ(不安定)

アドバンスド・ホーミングFXとしては手法1状態。安定的ではないレンジなので、1時間足のRSIの逆張りでアプローチします。ただし、全体の流れとしては、4時間足も不安定なので、無難にいくなら4時間足のRSIの売られすぎからロングを仕掛けたほうがいいでしょう。


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| - | - | 14:38 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# FX意識改革75 ポジションを見切るまでの時間
トレードは「損切」をしないと勝てません。
そして、「損切」はトレーダーにとって永遠の課題です。

今日は「損切」について深く考えてみたいと思います。


トレーダーは、相場を分析して勝算のある方向にエントリーします。

しかし、ポジション取った瞬間に思惑通りに動いて、
スンナリ利食いができることはあまりありません。
ほとんどは目標地点にたどり着くまでに、紆余曲折を経るものです。


そんな紆余曲折した相場で、どのように損切をするのがベストなのか?
それを良く考えてみましょう。


ポジションが逆に行った場合、
損切を行うまでのケースは3つあります。
ひとつづつ解説します。



<ケース1 損切するまでの時間が早い>

エントリーする
↓
逆に進む
↓
すぐに損切る


まずは、損切が早いケースです。

これは一見して正しいように見えますが、実は良くありません。

というのもエントリーした瞬間にすぐ損切るのは、
ノイズのような乱高下に惑わされている場合も多いからです。

ノイズを除去する方法はただひとつ「時間を経過させること」です。
一定時間が過ぎれば、ノイズは取り除かれて、相場は本来の進むべき方向に向かうのです。

だから、エントリー直後に逆にいったらすぐ切るのは、判断が早すぎます。



<ケース2 損切するまでの時間が適度>

エントリーする
↓
逆に進む
↓
しばらく辛抱する
↓
時間が経っても形成が悪いままなので損切る


このケースは良い損切です。

損切をするまでに「辛抱する」がなければいけません。
辛抱する期間を経て、ポジションが良かったのか悪かったのかがわかるのです。



<ケース3 損切するまでの時間が遅い>


エントリーする
↓
逆に進む
↓
しばらく辛抱する
↓
時間が経っても形成が悪い
↓
さらに辛抱する


このケースは論外です。

逆にいったあとに少しの時間辛抱するのは、勝率を上げるのに必要なプロセスです。
しかし、さらに時間が経っても辛抱を続けてしまうと、
損切はできなくなるし、できたとしても大きな損失になります。

つまり、損切は早すぎてもダメだし、遅すぎてもダメということです。



では、損切をするまでにどのくらいの時間辛抱するのが、適度なのか?


それは私の経験則ですが、使う足の×6倍までは「辛抱の許容範囲」だと思います。

具体的には以下になります。

使用する足	見切りまでかける時間
1分足		6分
5分足		30分
10分足		60分
1時間足		6時間
4時間足		24時間
1日足		6日(約1週間)
1週間足		6週間(約一ヵ月半)
1ヶ月足		6ヶ月(半年)

これ以上の期間ポジションを長く持つのは、総じて良くありません。
これだけの期間持って、利益の「芽」が出ていなければそこで損切るべきです。

もう少し早めに判断したいのであれば、×3倍にしてみてください。

最低でもこれくらいの時間が経過しないと、
思う方向には進まないということです。



この損切のプロセスというのは、実社会にも置き換えられます。


「人の判断」も同様です。

たとえばプロ野球の世界で、選手を採るとしましょう。

選手を採るのは、当然ながら適当ではありません。
プロのスカウトの眼を通して、有望な選手をリストアップします。
そして、実績、素質、伸びしろをじっくりと分析してからドラフトにかけるわけです。

ドラフトにかかった選手は、すべからず「見込みのある」選手です。

しかし、その選手が一年目から活躍できるか?といえば、
その答えは「否」でしょう。

素質のある選手でも三年ぐらい経たないと、
活躍できるかどうかはわからないのです。

逆に三年経っても一向に芽が出てこない選手は、見込み違いだったといえるでしょう。
一定期間を経て、活躍できない選手は戦力外になります。



商品の開発もまた同じです。

商品を開発するときは、消費者のリサーチや、マーケットの分析などを徹底的に行います。

メーカーが作る商品は、すべてプロが作った売れる見込みのある商品です。

しかし、そうした商品が、発売直後に売れるかどうかはわかりません。
一定の期間を経て、売れる商品と売れない商品が区別されていくのです。

どんな商品も発売後一週間で販売を終了することはありません。
半年以上のスパンを経てから、販売終了するかどうか吟味すると思います。
それは当然のことでしょう。



さて、トレードも、勝算のある地点を考えて、ポジションを持ちます。

しかし、そのポジションが荒波にもまれながらも育ってくれるかどうかは、
時間が経過しなければわからないのです。

利益を出すには一定時間が必要であり、
時間が経過しても利益がでなかった場合、
そこで初めてポジションを切るべきです。

それが「正しい損切」ということです。
見切りが早くてもダメだし、遅すぎてもダメということです。

システムトレードは機械的に値幅で切るだけですが、裁量トレードはここが違います。
経験ある人の眼を通して判断したほうが、得られる利益は大きくなるのです。

プロ野球選手の素質を見抜くにしても、一時的な試合のデータだけで切っていたら、
大物選手をどんどん放出することになるでしょう。
早く見切った選手が他球団で大活躍する・・・なんてことはよくあります。

じっと我慢したあとで、初めて本質がわかる。
それは実社会でもトレードも同様のことなのです。



長々と書きましたが、

トレードをはじめたうちは、
とりあえず20pips逆に行ったら切ろうというように
値幅で判断して切るのは、仕方ありませんし、間違いでもありません。
それは適当にトレードするよりは、よっぽど効果的です。

しかし、トレードの経験がついてきたら、
ぜひ損切の判断に時間の経過を取り入れてみてください。

時間が経つのを待って、芽が出てきたポジションは、
思いもかけない利益を出すことが多くあります。

逆にいつまでたっても芽がでないポジションは、
切ったほうがいいのです。

損切に至るまでに必要な時間感覚を体で覚えることができれば、
トレードは楽になるはずです。

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| - | - | 03:52 | category: FX意識改革(メルマガ転載) |
# プラン立案【やや難しい】 79〜80円の間の値動きが続く。コツコツ取るしかない。

今週は外出中なので、出先からの更新になります。PCの環境が異なるため、いつも写真に入れている矢印は割愛します。


さてUSD/JPYの動向ですが、月曜日と火曜日はリバウンドの流れになり想定した形で、80円を超えてきました。


4時間足

80円を回復したところで、すかさず叩き落されました。この急落により上下のトレンドラインが意識づけられて、このあとは三角持合になるaコースを考えます。この場合はブレイク前の小動きが続くので、あまり旨みがない相場になります。手を出さないでパスがいいでしょう。そのあとのブレイクした方向についていくべきです。

bの急落パターンがきた場合は、下落していく展開になりますが、すぐ売ると突っ込み売りになるでしょう。割った上昇トレンドラインの裏側にタッチしたところで売りなおしを狙ってみます。


1時間足

1時間足は堅調にあがっていったのですが、ピンク線をこぼれ落ちると急落。MAラインもクロスしてしまいました。しかし、このまま下落するかどうかは微妙なところです。ドル円の場合は週足が持ちこたえているので、ここからは無理に売りたくはありません。様子を見たい場面です。


4時間足 トレンド転換


1時間足トレンド転換


両方の足が荒れているので様子見すべき場面。しかし、取引するなら現状はレンジ相場なので、なるべく逆張りで入るべきです。ショートするにしても、つりあがったところで入れること。逆にロングは急落したところで拾います。RSIを見ながらいくといいでしょう。



※5月25日 22:15

その後の4時間足。案の定三角持合。動き出すまで様子見ですね。AUD/USDを2日前から売っているのですが、どうも下がりません。EUR/USD売りのほうがよかったかと思うのですが、今夜あたり崩れそうな気配もあるのでホールドしています。



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| - | - | 22:01 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# 今週の更新について
今週は休養を取るため、
ブログの更新は月曜日はお休みします。
水曜日は夜ごろ更新しようと思います。

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・・・当ブログのUSD/JPYのプランについて・・・

最近アクセスが増えて来ているようなので、
改めて当ブログのプラン記事についてご説明しておきます。

当ブログは月曜日と水曜日の14:00頃にUSD/JPYのトレードプランを更新しています。

これは別のブログ「千草明の相場観」で書いた記事の転載となります。

千草明の相場観では、
USD/JPYのほかにも、USD/JPYと同等の記事ボリュームでEUR/USD、GBP/USD、AUD/USDのトレードプランも紹介しています。クロス円の動向にも触れています。

・更新日時
月曜日14:00 4時間足・1時間足の分析
水曜日14:00 4時間足・1時間足の分析
日曜日14:00 週足・日足の分析

こちらは月額制とさせて頂いていますが、
見たいときに見れて、辞めたいときに辞めれるようにしています。

ペイパルの「購読」システムを使っています。

現在、記事を見て頂いている方は約100人です。

初心者に向けたトレード解説動画も3時間くらいつけています。

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また、教材というと怪しげなイメージがあるかと思います。

購入すると別の商品のセールスメールが大量に届き出すとか・・・
著者が消えてしまったりとか・・・

無理もないです。実際そういう商売が普通ですからね。

ただ、私が書いた教材についてはそういうことはありません。

逆にあまり積極的に売ってもいませんし、アピールもしていない状態です。

当ブログを見つけて参考にしたいと思った方だけご入手ください。

無料レポートもあるので、気軽に参考にしてください。

なお、無料レポートを登録すると、怒涛のセールスメールが届くとか、
個人情報を転売されるなんてこともないです。ご安心ください。
そもそもハンドルネームだけで取れるようにしています。

こうした教材は確定申告のときに図書参考費にできますから、
純粋にお役立ててもらえれば幸いです。

どうぞ宜しくお願いします。


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