「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
<< July 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# プラン立案【やや難しい】買いの勢力は弱い。また78.00アタックの流れを想定。
USD/JPYは金曜日に反発が入りましたが、日足からはあまり目立つ陽線ではなく、このままスイスイ上がるような状況にはまだなっていません。

4時間足

月曜日開始は窓は特に開かずに、陰線が出てきました。この結果により、上昇の展開は考えにくくなりました。78.70の高値をさらに更新していくなら、買いたいと思いますが、それまではこのラインを背に売りが有利な状態です。

今後は、まだ売りの勢力が衰えていないので、抜いたトレンドラインの裏側にタッチするようにズルズル落ちていくのではないか?と思います。ただ、ここ最近の傾向として、月〜水は調整下落が続き、木、金でいきなり急反発でいってこいになるという展開が他の通貨でも続いています。USD/JPYの場合は今週末雇用統計があるので、週末の変動には要注意でしょう。狭い範囲で動いている時間が長いので、突然1、2円動く相場がやってくるとなかなか対応できません。ショートは78.70あたりに損切ライン、ロングであれば、78.00で損切でしょう。そのラインを抜いてくると一気に抜いた方向に走りやすいと思います。現状からは売り有利ですが。

補足ですが、今週金曜日の雇用統計は、+10万人とまた楽観的な予想になっています。木曜日あたりには、好結果を期待した上がりがくるかもしれませんが、指標での反転には要注意です。

1時間足

レンジを上に抜いてきたのですが、すぐに陰線がかぶされています。こうなると弱い印象を受けます。上に進んだからといって押し目を狙うのはあまり良くありません。このチャートでロングをするのであれば、またピンク線の上にチャートが出たところでロングです。現状は茶色線には支えられているのですが、まだトレンドが出ていない不安定な状態なので、1時間足は様子見すべき場面です。矢印のような急落ルートもありえるでしょう。

4時間足 トレンド転換

1時間足 トレンド転換

短期長期がトレンド転換の最中なので様子見が最善。それでもアプローチするなら、いまは買われすぎですから、ショート狙いに分が少しあるという感じです。78.70ラインを背に引き付けてからショートはいいでしょう。抜かれたらそれは急上昇の可能性が高いので、損切からドテンしていけばいいのです。ただ、そうなるには、雇用統計の力を借りないと難しいでしょう。

上記記事のほかに

EUR/USD、GBP/USD、AUD/USD、クロス円を見たい場合は、

こちらから


※ご参考になったら押してあげてください↓
人気ブログランキングへ にほんブログ村 為替ブログ FX デイトレ派へ

※このブログの読み方についてはこちらを

| - | - | 14:00 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# FX意識改革79 専業トレーダーの目的とは?
最近専業になるにはどうすればいいかというメールをよく頂きます。
不景気の世の中ですから、専業に憧れる人も多いのでしょう。

丁度いい機会なので、今回から数回にわけて
専業になるために大事なことを書いていこうと思います。


第1回目は「専業トレーダーの目的」についてです。


専業トレーダーの目的とは何でしょうか?

それは毎月利益を上げていくことです。
月30万円程度コンスタントに勝てるようになってくれば、
専業としてもなんとかやっていけるでしょう。


ところが、この毎月コンスタントに利益を上げるというのが、
ほとんどの人にはできません。

技術的にできないという問題じゃないのです。

トレードは練習を続けていけば必ず勝てるようになりますし、
月間30万くらいは利益を出せるようにはなれるはずです。

しかし、結果的にそれができなくなる人が圧倒的多数なのです。


何故でしょうか?


それは、途中で目的を履き違えてしまうからに他なりません。

つまり、トレードの腕が上がってくると、いつのまにか

「毎月安定した利益を上げる」という目的が
「大もうけをする」という目的に簡単にすり変わってしまうのです。

だんだんと勝てるようになってくると、誰もがこう思います、

トレード頻度を増やせば、もっと稼げるのではないのか?
証拠金を増やせば、簡単に利益を増やせるのではないか?
月100万。いや、それ以上だって夢じゃないはずだ。

月30万程度じゃ、あまり贅沢はできない。
しかし、月収300万もあればどうだろうか・・・

もっといい車や家に住めるのではないか?
結婚をすることもできるのではないか?
家族を喜ばせることができるのではないか・・・

・・・という欲望が稼ぐたびに出てきます。
そしてたいていの方はコレにやられてしまって、
いままでいい感じで出来ていたのに、
いつの間にか欲望に身を投じた破滅的なトレードに逆戻りしてしまうのです。



ここで話はガラリと変わります。

時は戦国時代のこと。

絶対的な権力者がいなくなった下克上の世の中で、
名だたる大名が天下統一を目指しました。

甲斐の虎といわれた武田信玄。
その破竹の勢いで勢力を拡大するも、
道半ばで病死し、息子の代で武田家は滅びました。

その武田信玄を追い詰めた織田信長。
天下統一まであと一歩のところで、
本能寺の変で明智光秀に討たれてしまいました。

誰もが領土を増やせる乱世に生まれたのですから
天下統一を目指して当然です。
ですが、ほとんどの大名が天下統一どころか、逆に自分の領土を失い
次の世代に権力を受け継ぐことができずに滅亡してしまったのです。


しかし、そんな誰もが出世できる下克上の世の中にあって、
まるで異なる考えを持つ大名がいました。

それが西日本の勇、毛利元就です。

元就は安芸の小規模な領主から、
中国地方を支配する大名にのし上がりました。

しかし、元就はその勢力拡大の途中で
かつての主家であった大内と尼子が天下を目指したあげくに
滅亡していった事を忘れませんでした。

元就は中国地方の制覇を成し遂げたあと、
それ以上の勢力拡大は行わず、息子たちに家訓を残します。

「我が毛利家は、版図の保全のみを願い、天下を望むなかれ」

つまり、天下を目指さず、己の領地を守ることを第一とするようにと説いたのです。


天下を目指せる力があっても、あえて目指すことはしなかった毛利元就。

毛利家はその後もうまく世の中を渡っていきました。
江戸時代は毛利藩として存続し、その後は長州藩となり、
近代に至るまで人材をはじめとした数多くの恵みを日本にもたらしたのです。

というわけで500年を経た現在においても
毛利家の礎を築いた元就は、戦国時代最高の知将として語り継がれています。



さて、話を戻します。

トレーダーも戦国大名と同じなのです。

トレーダーは、まさに下克上を実現する職業です。
出自、学歴、年齢、性別関係なく、誰もが億万長者になれる可能性を持つ職業です。

しかし、どんなにトレードの腕が上がっても、
決して億万長者を目指してはなりません。
欲望に身を投じた者は、すべからず滅びてしまうからです。

専業の目的は「大もうけ」をすることではないのです。
「大もうけ」はいらないのです。

「毎月証拠金を守り、一定額利益を出すこと」それが専業トレーダーです。


毛利家流にいえば、

「専業トレーダーは、月の利益を守ることのみを願い、億万長者を望むなかれ」

ということです。


専業トレーダーを目指すなら、億万長者の夢はキッパリと捨てて、
毎月安定的な利益を出すことが第一であると心得てください。



メルマガは月に約2回日曜日に、メンタルネタを中心に発行しています。

登録はこちらから


※ご参考になったら押してあげてください↓
人気ブログランキングへ にほんブログ村 為替ブログ FX デイトレ派へ

※このブログの読み方についてはこちらを
| - | - | 22:26 | category: FX意識改革(メルマガ転載) |
# プラン立案【やや難しい】 思ったより弱い状態。77.77までの急落に注意。
USD/JPYは想定した形で78.40付近から戻り売りが入り、現在は安値圏で推移しています。

4時間足


前回記事で78円前半でレンジ形成を考えたいと書きましたが、その通りの推移となりました。ただ、78.00ラインからもう少し力強い反発があるかと思っていたのですが、思った以上に弱い状態が続いています。ここまでダラダラと押されていると、いったん78円を割り込むような下落がきそうです。

直近のレンジにフィボナッチを引いて、下側の161%の飛び出しを見ると、77.77というキリのいいラインがターゲットに浮かび上がります。77.77は、馬鹿馬鹿しい話ですが、依然からゾロ目として注目を浴びているラインで、何度も支持線が発生しています。また、今回もこのラインの攻防になりそうな予感があります。というわけで、今日明日の展開としては、さらに下落が進む流れを想定し、売りは77.77まで、買いは77.77からを考えます。

1時間足

全体的にレンジですが、次第に下に流れてきたので、78.00のサポートラインを試すような下落はあるでしょう。しかし、そこで買うのはリスキーです。もう一段の瞬間的な下落を想定して、買うなら77.77ラインくらいから買いを狙います。RSIの売られすぎラインにも注目して、急落がきたらショートは利食いして、売り増しなどはしないことです。

4時間足 下降トレンド(安定的)

1時間足 レンジ(安定的)

アドバンスド・ホーミングFXでは手法3パターン。ボリンジャーバンド+2σから売り狙い。−2σをブレイクしてきたら、次は手法Aを考えて、レンジ幅にフィボナッチを引いて161%までの飛び出しを狙います。すなわちそれが77.77付近です。


上記記事のほかに

EUR/USD、GBP/USD、AUD/USD、クロス円を見たい場合は、

こちらから


※ご参考になったら押してあげてください↓
人気ブログランキングへ にほんブログ村 為替ブログ FX デイトレ派へ

※このブログの読み方についてはこちらを

| - | - | 13:53 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# プラン立案【やや難しい】売るにしてもすでに落ちた後。78.40付近までのリバウンドを待ってから、売りたい。
先週末は78円前半からリバウンドがありましたが、戻りを叩かれて週明けとなり、開始早々リスク回避の流れから78.00付近まで押されています。

4時間足


4時間足は下落してきてはいますが、先週から書いているように売られすぎているし、日足のサポートラインに到達しているので、そろそろ反発が起こりそうなポイントです。ショートしているなら、利食いをすべきでしょう。かといって、現状は下がっているのでここからロングはまだできません。これ以上下がるのであれば、それは、大波乱の展開になりますが、まずはそれよりも前にに起こりそうな展開を考えていきます。

やはり売られすぎもいいところですから、78.00付近で長い間持ちこたえれば、リバウンドが起こってくるでしょう。勢いが強ければ、aのような急騰も考えられますが、少し戻ってまた叩かれるとbのような底値圏への再アタックになりそうです。しかし、現状から持ちこたえることができれば、bパターンがきても2番底が意識されて、少し大きな反発が考えられます。なので、このチャートはショートしているなら利食いをして様子見。短期的にロングを狙いたいなら、リバウンドの流れがきたら少し乗る。少し慎重にいくのであれば、1日くらい様子をみて、茶色線まで戻ってきたら売るような対応がいいでしょう。

1時間足

1時間足は急落しています。急落というのは、ダラダラした下がりの締めくくりに起こりやすいのです。たいていの人は急落するとロングしているなら「これ以上は耐えられない損切しよう」と思い、ショートしていたら「まだ落ちるからもっと売ろう」と思い、ノーポジションであれば「いまからでも遅くない売ろう」と考えるものです。リバウンドは、そう思ったときに起こることがほとんどです。なら、ロングもよさそうですが、ここからロングで入るのは、短期的なトレードに限り、1時間足で下げ止まりの陽線が出てくるまで待つべきです。

4時間足 下降トレンド(安定的)

1時間足 下降トレンド(安定的)

4時間足・1時間足の範囲からは、アドバンスド・ホーミングFXでは手法4パターンでショート狙い。ただし、すでに落ちてしまっているので、また1時間足がRSI50%程度まで戻るのをまってから売り狙いとなります。78.40くらいから少し売り狙いといったところです。

※22:51
ドル円は78.25くらいまで戻りましたが、思ったよりリスク回避の流れが強いので、このあたりからまた弱まりそうだと考えています。ダウも200ドル以上下落してますから、ここ最近ないほど状況は急に悪化しています。ドル円は当初想定した上の形よりは弱まりそうですが、下げ渋るとは思いますので、引き続き夜はEUR/USDやEUR/JPY売り狙いです。

23:35
と思ったら78.40まで急に上げてきました。なら0:00からまた78.00付近まで売ってみようかと思います。


上記記事のほかに

EUR/USD、GBP/USD、AUD/USD、クロス円を見たい場合は、

こちらから


※ご参考になったら押してあげてください↓
人気ブログランキングへ にほんブログ村 為替ブログ FX デイトレ派へ

※このブログの読み方についてはこちらを

| - | - | 13:56 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# FX意識改革78 計画を守る力を身につける

 

FXでなかなか勝てない人に共通していること

それが無計画であるということです。

・運用額と運用期間を決めていない
・利益目標を決めていない
・取るリスクを決めていない
・損切ラインを置けない
・利食いラインを置けない
・ロット数を決めていない、一定にできない

etc...


「これらのことを決めていない、決めても守れない」

というのが負けてしまう人に共通している特徴です。

最初は運用計画を守ってやろうと決心して
トレードをスタートしても、すぐ値動きに翻弄されてしまうのです。

増えたらどこまでも増やそうと思ってレバレッジをつい上げてしまったり、
資金が減ったら追加入金をして取り戻そうと考えたり、

そうしたことをやってしまうのです。

もし、このような状態にあるのであれば。
トレードの勝ち負け以前の、「計画を守る」という下地ができていない状態ですから、
まずはこれを身につけることからはじめましょう。

「計画を守る」ことからはじめるのではなくて、
計画を守る「力をつける」ことからはじめるのです。

最初から計画は守れないのです。計画を守るには力が必要です。


この「計画を守る力」というのは、部活動にたとえたら基礎体力のことです。

運動部に入ったら、いきなり試合に出させてくれるわけがありませんよね。
みんな最初は基礎体力をつけるために、筋トレをやらされます。
学校の外周を走ったり、腕立て伏せや腹筋を繰り返したり、
地道な訓練を嫌というほどやるはずです。

なぜ、そんなことするのでしょうか?

それは基礎体力がなければ、技術が身につかないからですよね。

野球部の場合いきなり先輩に速球の投げ方を教えてもらっても、
足腰がしっかりしていなければ、球にスピードが乗りません。
満足に球が投げられないのですから、それは絵に描いた餅にしかなりません。

だから、部活動では
運動の技術を身につける下地として、
最初はひたすら筋トレを繰り返して基礎体力の向上をやるはずです。


部活動のたとえ話における基礎体力が、
トレードにおける「ルールを守る力」ということです。

「ルールを守る」というとトレード手法のルールというのを思い浮かべるかもしれないですが、
私がいいたいのはそれより前の原始的なルールです。

運用資金を一定額に定める
運用期間を守る
レバレッジを守る
ロットを一定にする

といったことです。

このような極めて当たり前のことが守れる力が身についていなければ、
いくらトレードの技術を学ぼうとしても、無駄に終わります。

なぜ、無駄に終わるかといえば、少しトレードをしただけで、
運用金額を増やしたり、レバレッジを上げたりして、
きっとメチャクチャなことをやりはじめるからです。
それは、トレードのテクニックがどうこういう前の状態でしかありません。

部活動のたとえでいえば、基礎体力がないのに試合に出るようなものです。
ボコボコになって終わるだけです。

そして、この状態の人が、私は大勢だと思っています。
実に個人投資家の7割、8割が、原始的なルールすら守ることができていないと思うのです。

自分がそうだと思ったのであれば、基礎体力を身につけることからはじめましょう。


まずは運用額と運用期間を守り通すことからやるのです。

月10万円運用すると決めたら、それを1年間愚直にやってみましょう。

毎月1日に10万円を口座に入れて、レバレッジを一定にします。

そして月末までトレードして、月末に清算します。
勝っていたらその分引き出します。
負けていたらその分付け足します。

そして翌月はまた10万から再スタート。
これを1年やりとおすのです。

その間のトレードの勝ち負けは度外視します。
勝ち負けは関係ありません。ルールを守ったかどうかがすべてです。

たとえいくら負けたとしても、それは負けではありません。
その額と引き換えに
トレーダーにとって一番重要なスキルである
「計画を守る力」を身につけることができるのですから安い授業料です。



「昨日1日で100万もうけたよ」

という人がいても、私はスゴイとは思いません。
むしろ何もわかっていないとあきれるだけです。それよりも、

「一年間、毎月10万円スタートで運用しました。結果は5万円のマイナスでした」

という人のほうがスゴイと思います。
トレードの才能があるなと思います。
前者は派手に資金が増減するだけで結局何年たっても勝てないままですが、
後者はルールを守るというトレードに欠かせない基礎力が身についていますから、
2年目くらいから順調に利益を上げていくでしょう。


トレードで勝てないのであれば、
初心に戻ってルールを守る基礎力を身につけることからはじめてみてください。
それは部活動の筋トレと同じく、地道な訓練を続けて習得するしかないのです。

それが身についてなければ、トレードは絶対に勝てないのですから。






※ご参考になったら押してあげてください↓
人気ブログランキングへ にほんブログ村 為替ブログ FX デイトレ派へ

※このブログの読み方についてはこちらを

| - | - | 14:16 | category: FX意識改革(メルマガ転載) |
アーカイブ
プロフィール
そのほか
サイトサーチ