# 【ドル円/売り】FOMC後から再び売り仕掛け
2013.10.31 Thursday
※この記事は10月31日 木曜日 12時30分頃の見解です。
ドル円はFOMCの結果で98.70付近まで回復しています。99円台に乗ってくると買いから行きたいのですが、現状は98円後半から売りを狙っていきたいと思います。
4時間足
4時間足は下降トレンドラインに押されて下がっていきましたが、aでブレイクが起こり上昇が続いています。aの所ではトレンドラインを抜いたし、MAがクロスしたので売りは損切で対応します。aまで売るのは問題ありません。その後、フットワーク軽くすぐさま買いに持ち替えるのは器用でないとできないでしょう。全体がレンジ相場なのでジグザグ動いていますから、a直後に上昇が続いていくという判断も難しくありました。
aの後はRSIの70%を壁にしてFOMCまで売りを狙ってはみたのですが思うように下がらず、FOMCでさらに急騰する展開となりました。この一連のチャートは指標がらみで瞬時に動くという繰り返しなので、スイングトレーダー泣かせのチャートです。今の相場はスキャルピングのほうが噛み合うでしょう。
ただ98円後半の売りはチャンスがあると考えます。再びFOMC後に98.60からショートポジションを持ったのですが、しばらく粘ろうと思います。買うほうは、この4時間足で今から買うのはさすがに遅いのでできません。しかし、99円に乗ってくると週足が逆転で上昇ブレイクする形になるので100円突破してくる可能性が高まります。そこからは高値ですが買いで追っていくしかないでしょう。
まとめると、98円後半からは再度売りでアプローチ。99円を超えたら買いに変えていきますが、その可能性は低いと考えています。ただ、ドル高の状況ではあるのでドル円はあまり落ちないようにも思います。今日に限ってはクロス円売りのほうがいいでしょう。
1時間足
1時間足は上昇トレンドではあるのですが、レンジが続いていて突然指標等で吹き上がるタイプの上昇トレンドは、アプローチがやりにくく、対応が困難です。特にaはFOMCですが一旦底値をつけたあとに1、2分で急騰しているしその間はスプレッドが10pips程度も開いてしまっているのでなかなかaの時点で買いで飛び乗れるものではありません。なので急騰後にRSI70%に来たところで逆に売り側から入ってみました。解説したように98円後半は重く、今から買ってもあまり値幅は取れないと考えています。
<アドバンスドホーミングFXによる解説>
4時間足 トレンド転換
1時間足 上昇トレンド(不安定)
4時間足のMAクロスによりしばらく乱高下が続きそうな状態です。1時間足は上昇中ですが、4時間足のRSIが70%に到達しているので急落もありえる場面。様子見ですが、アプローチするのであれば98円後半の現在からカウンターで売り狙い。
※14:15
昨日深夜のFOMCではドル円売りとEUR/USD買いを持ちましたが、午前中からドルストレートも全体的に弱いのでEUR/USD買いはクローズ。GBP/USDやAUD/USDは引き続き売りです。クロス円はEUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPY等は今日は弱くなりそうだと考えています。
※11月1日 0:44
今日はクロス円売り戦略でしたが予想以上に上手くいきました。ただ、前からEUR/USDをスイングで買っておいたのが急落で切られました。まさか今日一日で月足の陽線を全部打ち消す形になってしまうのか。やりすぎだと思いますが、この下がり方だと買えなくなりました。もう100pips下の1.3500で買いなおそうと思います。ドル円が下がっている中でドルストレートが弱まってますから、この調子だと明日もEUR/JPYやAUD/JPYなどクロス円は崩れそうに思います。
※11月1日 19:35
ドル円は97.80まで落ちたあとに98.30まで急に戻しましたが、1時間足のトレードプランの通りに推移しています。デイトレなら98.30付近の現状からまた売りでしょう。
EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDの戦略についてはこちらを↓
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