「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# 【USD/JPY 売り】 103円半ばまで値を崩す展開
※この記事は8月28日木曜日 12時30分頃の見解です。

USD/JPYは想定した形でジリジリと崩れてきています。週後半はドルは下がり、EUR/USDやGBP/USDは回復すると考えます。USD/JPYの短期的なアプローチは売りを検討していきます。

4時間足

4時間足は頭を叩かれてきました。高値圏にあるのにRSIに下降トレンドラインが引けますから、ダイバージェンス(逆行)現象が出ています。これが出るとストンと落ちやすいのです。他にも値が崩れそうな理由があり、MAがデッドクロスしそうです。デッドクロスをするとやはりストンと落ちていきます。2本のトレンドラインを引いていますがこの下のラインにタッチするように落ちやすいでしょう。

また、図では引いていないのですが、MAがデッドクロスをしたら直近の天底にフィボナッチを引いて61%のところまでは落ちていきやすいものです。104.20〜103.20間にフィボナッチを引くと、だいたい、103.40くらいが短期的な下落のポイントに浮かびあがります。

短期的な押し目を買いを狙うのならそのあたりだとは思いますが、このチャートは長い目で見るともう少し落ちていきそうです。結局は103円後半で押されて続けて、行ったりきたりしつつまた103円前半まで下がってくるのではないか? と考えます。というわけで今日明日のアプローチとしては売り方向とします。

1時間

1時間足はレンジを下離れしてきました。レンジから離れてきたらレンジの上下にフィボナッチを引きます。この場合は下に進んでいるので逆から引き、161%の飛び出しを見ます。それが103.55付近ですから、デイトレ的なアプローチならそこまでを狙います。そこまで落ちてから売るのは、デイトレとしては遅いでしょう。図のような反発がきやすいですから、たとえば103.50まで落ちたあとは、103.70まで戻るのを待ってから売りを仕掛けていくというのが良い考えです。

つまり、売りたいときは「常に高くなってから売る」ということです。下がっていて売りたいなと思ったら、最安値から売るのではなくて、少しでも高くなったところで売ることです。端的にいえばそれが下降トレンドラインの接点から売ることや、MAの接点から売るということです。このチャートでも今から売るのはやや遅いといえます。売っている人は10本手前の茶色線に頭を抑えつけられたところから売っているでしょう。

<アドバンスドホーミングFXによる解説>

4時間足 トレンド転換

1時間足 トレンド転換

4時間足のMAがデッドクロスをして展開が変わりそうです。4時間足はデッドクロスを取る手法Bを使って短期的に売りを検討します。1時間足はレンジを下離れしてきたので、こちらも手法Aを考えての売り検討となります。ただ、こうしたトレンド転換の局面は荒れます。売るにしても長くは引っ張れません。このあとは行ったり来たりする乱高下に注意でしょう。

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# 【USD/JPY 様子見】 104円近辺で上がり辛い状態が続く
※この記事は8月26日火曜日 12時30分頃の見解です。

今週の戦略はEUR/USDやGBP/USDは反発しそうなので様子見。USD/JPYも基本的には様子見ですが、104円が壁なっている間は売るのも悪くはないと思います。ただ、ドルやユーロより、今週はオセアニア通貨が崩れそうだと考えているのでそちらをメインに売ります。

4時間足

先週末から104円のレジスタンスでの攻防が続いています。ごく短期的には104円を超えてはいますが、日足視点からは、その日の終値ベースで104円台をキープできないと、まだレジスタンスを「超えた」とはいえないでしょう。レジスタンスラインはガラスのように一度超えればパリンと割れるものではなく、ゴムのように収縮性があるものだと思ってください。トランポリンのように多少行き過ぎても跳ね返す力は継続しています。現状はまだ104円台には明確に乗せてきていないので、強い上昇力が出ていないと判断できるでしょう。

テクニカルとしてはピンク線を割り込んできたので、茶色線までストンと落ちてきたことがわかるでしょう。茶色線やRSI50%は支えになりますから、しばらくは現状で粘るとは思います。ただ、現時点から買うのさほど有利ではありません。茶色線に支えられて陽線が出てきて、再びピンク線の上に乗ってきてから買うほうが有利でしょう。ちょうど図に2つのトレンドラインを引きましたが、上のラインを超えていくようなら104円を突破する勢いが出てくるので、買いで対応していきます。

あるいは103円を割り込むように急落してきたときに拾ったほうが勝算があります。図の下のトレンドラインまできたときに拾うということです。というわけで私の相場観からは図の2つのラインをウロウロしながら下がっていくイメージがあります。押し目買い狙いならもう少し下がるのを待ちたいところですし、104円から売りを仕掛けているのならやや長い目で粘って見たいところです。

まとめると基本的には様子見です。USD/JPYでは積極的なトレードはしません。104円からの売りはまだ持っているのですが、まだ上がるような状況ではないのでスイングに切り替えてしばらくそのままにしておきます。

1時間足

1時間足は乱高下しています。レンジなので行き過ぎたところでの逆張りを狙う程度しか方策がないでしょう。RSI30%まできたら短期的には反発しそうなので、デイトレならそこからの買いはアリでしょう。ただ、狙える値幅はいいところ20pips程度です。そのくらい反発したら今度は戻り売りに注意しなければなりません。

<アドバンスドホーミングFXによる解説>

4時間足 上昇トレンド(安定)

1時間足 レンジ(不安定)

4時間足は上昇トレンドで、1時間足は停滞場面。手法としては3の場面です。1時間足のRSI30%から買いを検討するのは、デイトレとしては悪くありません。ただ、週足や日足の動向が不安定であり、特に週足はまだレンジを脱しきれておらずカウンター売り(陰線)が入ってきています。なので、4時間足の上昇トレンドも104円のレジスタンスに当たって弱まっていると判断したほうが無難でしょう。強気に買いにくい場面です。


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# FX意識改革98 「甘い自己評価の裏には全能感がある その1」
このメルマガは半年ぶりになるのですが、前々回からは
「トレードで成長していくための心理的なコツ」を書いています。

勝てるトレーダーはどのような心構えでトレードをしているのか?
それを私なりの解釈でお話しています。


さて、ちょっと考えを変えればトレードで勝てるようになる
「心理的なコツ」の話を続けましょう。


トレードで勝っている人は、強靭なメンタルの持ち主に違いない
と思っている方が大多数だと思います。

勝ち組はトレードにおけるすべてを合理的に判断できる。
機械のように怒りや悲しみなどの感情をシャットアウトできる。
だからどんなに負けても動じないし、逆に勝っても心が緩まない。
そんな常人にはない鉄の意志と判断力を持っているからこそ勝てるのだ。

・・・と、そう思っているのではないでしょうか?


確かにそんなことができれば億万長者になれます。
そして、そんなことができる人間もいますが、
それはカリスマトレーダーと呼ばれる一部の高能力者たちなのです。

私を含めた多くの凡人投機家はそんなことはできません。
けれども億万長者になれないながらも、ある程度は勝つことはできています。

勝っている人の多くは、実際普通の人間です。
いくら努力をしようが、100%合理的に判断できない。
どんなに工夫をしても、感情を100%シャットアウトできない。
そんな凡人です。しかし、それでもなんとか勝つことができるのです。


それは何故かといえば、
勝っている人は「自分のことを良く知っている」からに他なりません。

つまり、
「自分は生身の不完全な人間である」
「自分は頻繁にミスをする」
「自分はいつでも冷静ではいられない」
「自分はトレードが下手である」

というように自分は「未熟な人間である」ということを良く知っているのです。

裏を返せば、負けている人の多くは、そのことを良く知らないのです。

相場で手痛い失敗をする人は

「自分は人間として優れているだろう」
「自分はミスなくやれるだろう」
「自分は常に冷静にいられるだろう」
「自分にはトレードのセンスがあるだろう」

と口にハッキリと出さないまでも、
心の片隅で根拠なくそう思い込んでいる節があります。


それは人間が生来持っている
「全能感」の仕業であると私は思います。


人間というものは、誰もが生まれながらにして全能感を持っています。

全能感とは「すべてが自分の思い通りになる」と強く信じている感覚です。
全能感は個人差はあれど若い人ほど強く、
歳を取るに連れて弱まっていく傾向があります。


全能感を持つ人は常にこう考えます。

「自分には能力がある」
「能力があるのだから、しっかりやれば結果がでるはずである」
「自分にできないのはおかしい。それは自分に努力が足りないだけだ」
「できないのは、その人が怠けているからである」

よく言えば「自信」ですが、
悪く言えば「過信」です。


そう考えている背景には、
生来から持つ本能的な全能感に加えて、幼少からの成功経験がベースにあります。

たしかに子供の頃は「がんばればできる」
「なんでも自分の思い通りになる」というシーンは数多くあります。
だから経験則として幼少期から青年期にかけて、全能感覚はより強まっていきます。

キチンと勉強をやればテストの点は上がるし、
毎日ランニングを続ければ、どんどんタイムは縮まっていく。
わからないことを聞けば、誰もが親切に教えてくれる。
お腹がすいたら親がご飯を作ってくれるし、服が汚れたら綺麗にしてくれる。
自分は努力をすれば結果はでるし、誰からも愛されている。

こうして「なんでも自分の思い通りになる」という
全能感が知らずのうちに心に刷り込まれていきます。

若い頃はエネルギーがあり、体も動き頭も回るのでこの考えは矛盾しません。
そして幼少の頃は接する人は、だいたい自分を可愛がってくれます。
よって、全能感は強い状態のままです。


しかし、その全能感を持ったまま青年期を迎えると、
おかしなことが次々に起こります。

仕事をがんばってやっても、なぜか評価されない。
自分より能力がない人が、なぜか報酬が高い。
他人に自分の思いを伝えても、なぜかわかってくれない。
自分は一生懸命やっているのに、誰も見てくれない。
努力家の自分が苦しい目にあっているのに、
無責任な楽天家が楽しそうに生きている。

青年期になるとこうした社会的な不条理に頻繁に遭遇します。
そのたびに、なんで自分はがんばっているのに
上手くいかないんだと怒りが込み上げてくるものです。


物事が上手くいかないと、人はどうするか知っていますか?
まず間違いなく他に責任を擦り付けます。

上手くいかないのは誰々が悪い。
上手くいかないのは会社が悪い。
上手くいかないのは社会が悪い。

そう考えて納得するのです。
他人や社会を攻撃することに人一倍の労を費やすようになります。

それは壊れそうになっている自己の全能感の補修作業に過ぎません。
そう考えている間は全能感を手放すことができていない印です。

平たくいえばそれは「大人になれていない」ということなのです。
幼少期から抱いていた全能感は、まだあなたの心の根幹にあるのです。


・・・とまあなんと偉そうに話していますが、
その全能感を持ち続けていたのが、かつての私だったということは付け加えておきます。

若い頃の私はなんでもかんでも上手くいくと思っていましたし、
そして上手くいかないのは他人や社会のせいだと怒っていたところはありました。

若い頃の私は、自分が傲慢だなんて思ったことはありませんでしたが、
自分の過去の言動を冷静に振り返ってみれば、
潜在心理には強い全能感がドカンと座りこんでいたと思います。

どこかで「自分の思い通りに事が運ぶはず」「自分だけは上手くいく」と考えていたのです。
あたかも災害が起こっても「自分だけは大丈夫だろう」と慢心している人のように・・・



さて、このような強い全能感を持った人が相場に飛び込むと、
どのようなことになるでしょうか?


それはとんでもないことになります。


「なんでも自分の思い通りになる」と潜在的に信じているのだから、
相場で思い通りにならない状態をいつまでも認めることができません。


自分の都合通りに相場が動くと信じます。
(だからリスクを考えることはありません)

負けるのが許せません。
(だから損切ができません)

運よく勝てても、もっともうけたくなります。
(だから無茶なトレードを続けます)

ルールを守ろうとしても守ることができない自分に苛立ちます。
(だから惑い続けます)

勝てないと相場に怒りをぶつけて、業者のせいにします。
(だから成長ができません)

負けるのはおかしいと怒ってリベンジトレードを繰り返します。
(だから大損します)


私もこの身で体験したことですが、必ずそうなります。
このように敵意をむき出しにして
相場に立ち向かってしまう心理状態に陥ってしまうのは、
「きっと自分の思い通りになるはず」という
根拠のない強い期待=全能感が隠れているからです。

全能感はトレードにおいて害をなすものです。

人間が本能的に持つ全能感を完全に捨て去ることはできないにしても、
他人より少しでも全能感を薄めることができれば、相場での勝利につながります。

では、そのためにはどうすればいいのでしょうか・・・?
長くなったので、それは次号で話します。
 

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# 【USD/JPY 売り】 104円手前からはまず売りから入る。買うのは103.30くらいまで落ちてから。
※この記事は8月21日木曜日 12時30分頃の見解です。

昨日は急激なドル高となりUSD/JPYは急騰、ドルストレートは急落となりました。今日は行き過ぎた相場が巻き戻る可能性をまずは考えたいですが、ボラティリティが大きくなってきたので激しい値動きに注意が必要です。

4時間足

火曜日の段階ではUSD/JPYが上がって、ドルストレートは下がるだろうということは予測できていました。ただ、USD/JPYが上がるにしても103円までだろうと考えていました。それはUSD/JPYは長いことレンジでしたし、103円付近で4時間足のRSIが買われすぎに到達して反転が入るだろうと思っていたからです。

というわけで最初はUSD/JPYは様子を見ていましたが、102.82と103.19で分散で売りを入れました。その結果はグングン上がってしまいFOMC前に103.30であえなくストップでした。FOMC後はドル高が進み朝方は104円手前まできましたが、また103.90からは売りました。

というのもテクニカルを見るとRSIは90%以上の位置にあり、行き過ぎもいいところであるからです。もちろん為替相場は何が起こるかわかりません。このままどんどん進んでいくこともありえるのですが、ここまできたのならまずは104円を壁にして売りから入りたいと思います。日足のRSIがちょうど70%に到達したことも売る根拠です。スイングとしても売りを試したいポイントなのです。

ただ、ここから売りが入ったとしても103円前半では強い買い支えがあるでしょう。それは知らない間に上がってしまったから「落ちたら買いたい」と考える人が大勢いるからです。なので思惑通りに落ちていっても売りを粘れるのは103.30くらいまでかと思います。

1時間足

1時間足は綺麗な上昇トレンドとなりましたが、日足はまだレンジの範疇ででRSI70%に到達しているため、そろそろ息切れするだろうと考えます。逆張りのタイミングとしては、勢いよく伸びきったときに売るか、あるいはピンク線を割ってから売るべきです。今は勢いよく伸び切ったときでしょう。また、上昇トレンドからの逆張りで入るときは、ストップはタイトにします。現状から売る場合は104円を超えたら撤退します。一方買いたいのなら、上がり切った今から入るのは不利でしょう。茶色線接点まで落ちてきたところで拾って20pipsほどのリバウンドを狙うべきです。

どの足を使っているかでアプローチは変わります。5分足メインのスキャルピングトレーダーなら、今日は落ちてきたところを拾いたいですが、私のような主に4時間足以上を使うのんびりとしたトレーダーは高値からの売りを狙います。

<アドバンスドホーミングFXによる解説>

4時間足 トレンド転換

1時間足 上昇トレンド(安定)

4時間足は突然急騰が始まりましたが、手法で照らし合わせると手法Aによる急騰場面が終わったところですから、今度は手法Aのリバーサル法による売りを考えます。一方1時間足からは順張りで買い狙いですが、すでに上がりすぎたところがあるので、押し目を狙うのならば茶色線やRSI50%から入ります。5分足レベルで10pipsくらいを狙うのなら1時間足のピンク線からの順張りもよさそうですが、買いを長めに持ちたいのであれば1時間足のRSI50%くらいまで落ちたところで買うべきでしょう。


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# 【USD/JPY 様子見】 先週後半の急落を耐えて上がってきた。ドルストレート売りをメインとする。
※この記事は8月19日火曜日 12時30分頃の見解です。

先週木曜日からは急落したものの、落ちたところからは下げ渋る展開となりました。今週の戦略はUSD/JPYは様子を見て、EUR/USDやGBP/USDなどのドルストレート売りをメインとします。

4時間足

4時間足は依然として102円後半が値が重い状態が続いています。aの場面では鋭い陰線が入りましたが、そのあと茶色線上で長い間下げ止まり、粘り強く反転してきました。こうなると再度高値圏に戻した現在からは売りづらくなります。ただ、今はUSD/JPYにこだわる状況でもありません。USD/JPYが強くなっているということは、ドル高になっているということです。ドル高になっているということは、元々弱いユーロやポンドが売り込まれる可能性が高まっているということです。

よって、さほど動かないUSD/JPYをアプローチしていくよりかは、EUR/USDやGBP/USDを売るほうが簡単であると考えます。USD/JPYはしばらく102円後半の高値圏で推移しそうで、仕掛けるとしたら指標などで瞬間的に103円に近づいてきたら、カウンターで売りを仕掛ける程度でしょうか。

ここから買うのはどうかというと、チャート自体はレンジのような場面ですし、aの手前で強い陰線が入っているため、参加者はまた急落が起きるのを恐れています。なので、103円に近づくと、買っている人は利食いするでしょうから、勢いが鈍ります。今から買ってもさして上がらないと推測します。

まとめるとUSD/JPYしばらく様子見で、103円までくることがあったら売りを仕掛けるぐらいです。

1時間足

1時間足は乱高下しています。このチャートから判断できる仕掛けどころとしては、単純にRSIの売られすぎ買われすぎからの逆張りとなります。RSI70%付近からは強い売りがまたかぶされそうなので、RSI70%にタッチしたら売り狙いは悪くないでしょう。ただ、このままジリジリ上げていくようならば、やはりドルストレートを売った方が旨みがあるわけで、乱高下で入りにくいUSD/JPYは様子見が無難であるといえます。

<アドバンスドホーミングFXによる解説>

4時間足 トレンド転換

1時間足 トレンド転換

乱高下が続いている場面です。判断としては様子見ですが、優位な仕掛けどころとしては、4時間足・1時間足共にRSIからの逆張りでしょう。ただ、4時間足と1時間足では狙える値幅が違います。4時間足RSIからの逆張りは50pips以上狙えそうですが、1時間足RSIからの逆張りは30pips程度動くのがやっとでしょう。

※8月20日 0:10
今日はEUR/USDとGBP/USD売りが上手くいきました。ただ、このあたりでひと段落すると考えます。EUR/USDとGBP/USDの下落はやや下げ止まり、今度は上がっているUSD/JPYがやや下がる番かと。4時間足のRSI70%近くまできたので、102.82から売りを入れました。

※8月20日 12:48
再びドルストレートが売られてきたので、プラン通りユーロとポンド売りをメインでやっています。USD/JPYは103.19で追加で売りを入れておきます。2日程度もって102.50まで来たら利食いしますが、これ以上上がるようなら撤退します。ドルストレート全般に売りをやっていますので、USD/JPYはヘッジ的に取引します。


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