「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# ドル円のトレードプラン記事の転載終了のお知らせ
突然ですがご報告がございます。

この度「FX意識改革ブログ」の運営を整備していくことにしました。
その一環で、

長年、毎週火曜日と木曜日に「千草明の相場観」から
USD/JPYの記事の転載を続けて参りましたが
誠に勝手ながら本日を持ちまして
当ブログへの転載は終了とさせて頂くことになりました。


以後こちらのブログにトレードプランは掲載いたしませんが、
「千草明の相場観」では引き続き教材購入者サポートの一環として
通常通りUSD/JPY、EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDの
トレードプランの組み立て方の解説は続けていきます。

アドバンスド・ホーミングFXを購入された方は
特典で1ヶ月は無料となっていますので、トレードの練習にお役立てください。
そしてチャートから優位点をつかむコツと
100戦してプラスにするコツを吸収して頂いたら
こちらのブログはそのサポートの役目をまっとうしたことになります。
以後はトレーダーとして独り立ちして頂きたいと切に願っております。


今後の「FX意識改革」ブログでは、
・コラム(FX上達のヒント)
・FX意識改革(メールマガジンのバックナンバー)
の更新を続けていくほかに、
各記事を読みやすく整備していきたいと考えております。

また、メールマガジンについては明日発行予定としていましたが、
申し訳ないですがこちらについては
多忙につき10月5日発行予定と変更させて頂きました。

突然の報告で恐縮ではございますが、
長い間USD/JPYのトレードプランを
ご愛読頂きまして、ありがとうございました。

千草より
| - | - | 23:33 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# FX上達のヒント トレーダーのリアルな成長記録

これは私の教材で勉強された
ある方のスキャルピングによるリアルトレード結果の記録です。

横軸がトレードした日数
縦軸が資金の推移で、100が、10.0万円です。

最初は結果はでていないですが、
170日たってやっと結果につながってきたところです。
このグラフは、成長のパターンを如実にあらわしていると思います。
それはこのように分類できます。

<敗北期 1日〜30日>
トレード開始30日くらいは、悲惨な状況でした。-50万も負けています。
最初はまだなれていないですから、この結果は普通です。
ここで挫折して諦める人が多いのですが、そのままトレードを続けることです。

<辛抱期 31日〜100日>
30日を経過したくらいから横ばいになり、徐々に持ち直してはきました。
しかし、まだ 一進一退で勝つには程遠い状態です。

この横ばいの期間というのは、私の経験から見ても
とても長いものになると思います。

このとき結果が思うようにでないでやきもきしますが、
まずは「負けなくなった」という事実を評価すべきです。

ゼロサムゲームで負けなくなったのだから
それはものすごいことだと思ってやり続けましょう。
人がさなぎから蝶に変わるには、このような長い忍耐の時が必要なのです。

<ブレイク期 101日〜130日>
辛抱が必要な下積みを長く続けていると、
突然勝てるようになる時、すなわちブレイクするときがきます。
この方はちょうど100日越えたあたりからブレイクがおきました。
いままでは一進一退を続けていたのですが、徐々に勝てるようになってきます。
120日で負けはなくなりプラスに転じることができています。

<スランプ期 131日〜160日>
しかし、そのあとやや負けが込んでゆり戻しが起きました。
ブレイクのあとは少しスランプに陥るのがよくあるケースです。

そうそうに一方方向に上達は続きません。
あの勝てたときのことはまぐれだったのかと思うわけですが、
この段階では、ちゃんと実力はついているので安心しください。
スランプ期においては、どんなに裏目を引いても
最善のエントリーを淡々と続けていきましょう。

<成長期 161日〜>
スランプ期で停滞したところを脱すると安定的に成功が続く成長期に入ります。
170日経過後に資金はプラスに転じてきました。
この段階にきて、いままであやふやだったものが確固たるものになってきます。
いままでの積み重ねがあるから、自分のトレードを信じることができるのです。
この段階になったら、もう大崩はありません。
このあとはコンスタントに成長していけるでしょう。

この方に私が教えることはもうありません。



勝てるようになった方は、
みなさんこのような成長曲線、成長パターンを描いています。
グラフの線は、相場がレンジブレイクから
上昇トレンドに姿を変えていく場面と良く似ています。

私は、この成長過程を知っているので、
サポートの受け答えも申し訳ないですが、紋切り型なものになりがちです。

トレードを始めた直後は勝てるかどうか疑心暗鬼の状態です。
負け続けるので自信があまりなく
「これで本当にいいんでしょうか?」とメール文面にも力がありません。
私はそのまま続けてください、
まずはトレード回数の積み重ねが大事ですとお答えしています。

その後辛抱して練習を続けていると、
「負けなくなったんですがどうも勝てません・・・」とやや不満なメールが届きます。
始めて1、2ヶ月で負けなくなるのはかなり才能がある人だと思うのですが、
私は負けないってスゴイことですよ、そのまま粘り強く続けてくださいと励まします。

やがて、辛抱期を過ぎて、ブレイク期になると
「突然勝てるようになりました!」と嬉嬉としたメールが届きます。
私はいい傾向ですが、そろそろスランプがくるので
一喜一憂せずに淡々とやってください、とお答えしています。

スランプ期になると
「おっしゃるようにスランプです。どうすればいいでしょうか?」
というまた不安なメールが届きます。
私は確実に力がついているので、スランプ中でも最善のトレードを続けてください、
あと一歩で勝てるようになれますよ、とお答えしています。

そして成長期になると
「おかげさまで勝てるようになりました」という自信に満ち溢れたメールが届きます。
そこにはかつての不安な様子もなく、また浮き足だった様子もありません。
メールの文面も分別ある立派な大人のものに様変わりしています。
私は人が成長する瞬間を目撃して感嘆するのと同時に、
もうこの方は大丈夫だなと安心するのです。


これがトレーダーの成長パターンであり、
ひいては人間の成長パターンでもあると思うのです。

人は成功体験を得るまでは疑心暗鬼です。それは当たり前ですが、
成功体験を得ると文字通り人が変わります。大人になるのです。

脱線しますが、私はこうしたトレーダーの成長を垣間見るたびに
結婚式の新郎のスピーチを思い出さずにいられません。
学生時代はあんないい加減なやつだったのに
こんな堂々とした素振りで立派なスピーチができる大人になったんだなぁ・・・
と驚きを覚えることってよくありませんか?
仕事について伴侶を得て家庭を持ち
一角の成功体験を得ると人は立派に変わるものなのです。

トレーダーのサポートを続けていると、
これと同じような瞬間にめぐり合うことができ、
その都度私は人間の成長と変身ぶりに驚かされるのです。

最初は勝てない。けれども粘り強くやっていると負けなくなる。
そして突然勝て出すタイミングがある。
そのあと停滞はあるも、壁を抜ければ、
確固たる自信に満ちた世界にたどり着けて、
生まれ変わることができる。

それがトレーダーの成長過程ですが、
人生もまた同じなのではないかと思うのです。

というわけで、トレードの練習をされている方は、
このような成長曲線があることを前提に地道に続けていきましょう。

 

※現在はこのようなメールのサポートは基本的にしておりませんご注意ください。


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| - | - | 06:00 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# 【USD/JPY 売り】 109円台は値が重い。相場はリスク回避傾向になりそうだ。
※この記事は9月25日木曜日 12時30分頃の見解です。

相場は再びドル高ですが、上がっているのはUSD/JPYだけで、ドルストレートやクロス円は下落が強い状態となっています。そのUSD/JPYも現在はレジスタンスにあるのでここからは上値が重いですが、当然売るのならユーロやオージーがらみの弱いペアを売ったほうがいいでしょう。

4時間足

4時間足は軟調な状態でしたが、aで三角持合となり、結局はRSI50%が強い壁になって再び反発をしていきました。調整下落狙いの売りはaから陽線が出始めたところで撤退となります。しかし、このチャートはまだ赤線のレジスタンスを明確に超えてこないと上昇にはつながってきません。この赤線を超えてきたら完全なドル高相場になるので、110円目指して高値を追っていくことになるのですが、現在は赤線が最後の砦のレジスタンスとして機能していますから、現状からはまずは売り狙いでしょう。買うのならこの赤線を抜いたときか、あるいはダブルトップを描くように107円台まで急落したときに買うべきです。レジスタンスから新規で買いを持つのは不利でしょう。

相場状況はドル高ですから、USD/JPYを売るよりはEUR/USDやAUD/USDなどのドルストレートを売るほうが優位です。USD/JPYがここでもたつく間にそれらのドルストレートが落ちるならば、EUR/JPYやAUD/JPYは下落を続けていきますから、そちらの売りを中心に検討していきます。

1時間足

1時間足は荒れている相場状況です。aからは上に進みましたが、RSI70%にぶつかったので、今度はRSI50%までまた戻す展開になるでしょう。茶色線を割れれば、また108円前半まで押し込まれていきそうだと思います。仮にUSD/JPYがそのような状況になったときは、ドル安というより、久しぶりに円が主役となったリスク回避の相場状況になっていると考えられます。そうなったときはUSD/JPYよりクロス円の急落に警戒が必要です。

<アドバンスドホーミングFXによる解説>

4時間足 上昇トレンド(不安定)

1時間足 トレンド転換

4時間足が上昇トレンド中ですが、109円近辺のレジスタンスをまだ抜いていません。1時間足は乱高下でアプローチしづらくなりました。仕掛けるとしたら109円のレジスタンスから手法5を考えながらの売り狙いです。ここを抜いたら手法4を使って買っていくことになります。つまり、今は上がるか下がるかの分岐点にあります。

※16:58
相場観にも書きましたが、今日は簡単な相場になっているEUR/USDやAUD/USD、とそれがらみのEUR/JPY、AUD/JPY売りをメインとしています。USD/JPYは単独で強くはなっていますが、あまり高値を追いかけたくない所です。

※17:30
ドルストレートの下落がひと段落ついてきたので、ここから再度USD/JPYを少し売りたいと思います。109.22から売りました。とりあえず109円割り込むくらいまでの狙いですが。

※9月26日 11:20
昨日のポジションは運よく急落に乗れたのでそのままストップを下げていけるところまでスイングで売り続けようと思ったのですが、先ほどリバウンドが来て108.75で利食いでした。売られたところでは強く買われる上の1時間のルート通りでしたね。月末はドル高が進む可能性があるので週末・週明けは荒れそうです。引き続きドルストレートやクロス円は下落に注意で、USD/JPYをトレードするよりはそちらを売ったほうが旨みがありそうです。

他のドルストレートのEUR/USD、GBP/USD、AUD/USDと
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| - | - | 14:07 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# 【USD/JPY 売り】 109円がレジスタンスになり、しばらくは調整下落の流れを想定する。
※この記事は9月23日火曜日 12時30分頃の見解です。

週明けからは109円がレジスタンスとして意識されてきました。しばらくはここから調整下落が入る流れになると考えています。ただ、少しでも下がるたびにヒステリックな買いは入ってきますから、積極的に売れる状態でもありません。本命は買いなので、短期トレード以外は押し目を待つほうが得策でしょう。

4時間足

上昇トレンドが続いていますが、109円でやまなりになって勢いがやや失われてきました。それでも茶色線に支えられているので、現状では買い支えが強い状態です。再びピンク線の上に出てくると上昇につながるので、このチャートで売りを仕掛けるのなら、ピンク線を越えたらすぐ損切でしょう。

ピンク線を長い間越えられずにMAがデッドクロスをしてくると、図のような下落変動の可能性があります。それでも30pips下がったら20pips戻すような強い上げは常にあるし、急落があるとしたらそうした攻防が長い間続いた挙句に上げがらなかったときです。なかなか上がらないと買い手も一旦は諦めて押し目まで戻るのを待って買うのを控えてきますから、図のような107円前半まで食い込まれるような下げが起こる可能性もあるでしょう。そうなったときに強く買いたいと思います。

ドルに調整下落が入ったとしたら、ドルストレートはやや反発しますが、クロス円は売りが強まると考えます。週末までは調整下落に注意したほうがいいでしょう。月末が近くなると、今月は大陽線であるためにまたドルが買い戻される流れになりそうですから、売るにしてもそう長くは売れません。

まとめると109.00で頭を抑えられている限りはデイトレでは調整下落の売り狙いとしますが、本命は押し目買い待ちです。

1時間足

昨日は109円を挟んで何度も激しいやり取りがありました。それが枠で囲んだところです。そして、その結果どうなったかというと、109円を超えられずに下がってきました。ボリンジャーバンドもすぼまったあとにやや広がってきたので、レンジは終わって次の局面になりつつあります。下方向に流れていきそうだと考えますが、再度ゴールデンクロスになったら急騰していく形になるので、売るのはRSI50%や茶色線に押されているときに限ります。

<アドバンスドホーミングFXによる解説>

4時間足 上昇トレンド(安定)

1時間足 トレンド転換

4時間足が上昇トレンド中ですが、109.00がレジスタンスとして意識されつつあります。買い手は手法4でさらに上値を狙うというよりは、利食いをして一旦相場から降りるべきでしょう。売り手は手法5をイメージして短期的に売りを仕掛けるのは悪くはないのですが、元々強いドルを売るのはリスキーなので押し目を待つほうが楽です。

※9月24日 14:01
だいたい4時間足で想定したルート通りに下落してきていますが、昨夜はやはり落ちたところでヒステリックな買いがきました。こうした買いが入るとシリア爆撃でのリスク回避が後退云々といいますが、単純に落ちたら買いたいと思っている人がやまほどいるということ、ただそれだけです。このあとも崩れたところでは理不尽な買いがきそうですが、108.50を割ってくると日足のピンク線がある108.10くらいまでは急落してくると思います。今日も売りでいっていますが、そこで利食いをして短期的にはそこから買い狙いを検討しています。


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| - | - | 14:24 | category: 今日の相場(主にドル円のトレードプラン) |
# FX上達のヒント 放置型とデイトレ型のトレード結果と内容の違い
先週はUSD/JPY相場が急上昇しました。

こうした一方方向に進む相場に出くわすと

「ただ買ってもっていればいいんじゃないのか?」
「いちいち利食いしたり損切したりは、損だし効率が悪いのではないか?」

と考えることがあるかもしれません。

たしかに今回は105円から買ってそのまま放置していれば109円まで簡単に取れたでしょう。

チマチマ20pipsくらいの勝ち負けを繰り返すデイトレより、
買って放置したまま旅行にでもいっていたほうが儲けが出るという矛盾した状態になります。

こうなると額に汗を垂らしながら勝ったり負けたりをやっている
デイトレーダーはバカらしく思えるかもしれません。

しかし、長い目で見ると、デイトレーダーのほうが安定的に稼ぐことができます。
放置型は、長い目で見たときに、一喜一憂して骨折り損になりがちなのです。

デイトレーダーと放置型の資金推移のイメージを図にしてみましょう。


縦軸が資金の量、横軸が時間の経過を表します。赤線が放置型、青線がデイトレーダーとなります。

今回のような相場状況の場合は、放置型はガンガン資金が増えていきます。USD/JPYが105円のときがスタート地点。109円まで上がった現在がaのポイントとしましょう。

【a】この時点においては放置型は何もせずに大儲けすることができています。デイトレーダーも資金は少しづつ増えてはいますが、資金の増え方は亀のごとく一歩一歩です。現時点では両者の資金の開きは顕著でしょう。この時点においては放置型の大勝利です。

さて、放置型は大勝をしました。しかし、それはこれから何百戦もやるうちの1勝にしかすぎません。放置でらくらく大儲け!のスタイルを貫いているとどうなるか? それはこの図の続きのようになるでしょう。

【b】放置型はそのまま放置を続けましたが、次第に相場が崩れてきました。ナンピンをしてしのぐことにしました。このとき資金は少し減りましたが、この時点ではまだデイトレ型よりも大きく勝っています。

【c】しかし、そのあと相場は急落をしてしまってナンピンをしたことが仇となって資金が急激に減ってしまいました。儲けた分をほとんど吐き出したことになります。一方デイトレ型はトレード回数を50回こなしており、コツコツと資金を増やし続けていました。

【d】その後相場が再び回復して放置型はまた資金が増えました。一時危険な状態になったけれど、耐えたことが功を奏してまた大きくプラスになりました。放置型は「乱高下したけど大丈夫だ、ずっとロングを持っておこう」とポジションと心中することを決めました。

【e】ところがそこからまた相場は軟調になり上がりにくくなりました。ナンピンをしてもまた下がりだしてしまい、結局稼ぎがすべて吐き出されて、長い時間何もしていないのと同じになりました。一方デイトレーダーは放置型がポジションと心中している間に、100回以上のトレードを積み重ねて少しづつではありながらも、資金を積み重ねることに成功していたのです。振り返ってみると、放置型とデイトレーダー型では、トレード内容も結果もまるで異なるものになりました。放置型は所詮運任せであったのです・・・

というように、放置型というのは、主導権を相場にすべて委ねているため、いずれ相場の変動に巻き込まれてこのようになってしまうのです。

その放置のスパンが長ければ長いほど、その人の投資の実力は運任せになってしまいわかりにくくなってしまうものです。

たとえば、1年前からUSD/JPYを買ってそのまま放置をしていて、いま利食いをした人はこの1年間大勝でしょう。しかし、それはたった1回のトレード結果にすぎません。その1回に1年かかっているわけです。10年後にトータルして見ると負けている可能性もあります。

「20代のときは投資してけっこう儲かったんだけど、30代は負け続けて、40の今振り返ったら投資で100万マイナスだったよ」

というような結果になります。上の赤線のグラフが10年間の資金推移だったというオチになりがちなのです。スパンの長いトレードをしたら、本当の結果がわかるまでにはより長いスパンが必要になります。

そう考えると、世間一般でいうところの株式などの投資は、投資しているときがたまたま数年にわたっての上昇相場だったかどうかがすべてであるといえます。投資するタイミングが運良く上昇相場であったら勝てるし、運悪く下降相場だったら負けるという単なる運勝負でしかなくなります。

こうした投資法で勝てる人というのは、運良く上昇相場で放置をして大もうけしたあとにキッパリ投資から足を洗う人だけに限られるでしょう。たいていはキッパリ足を洗うことなどできず、上昇相場で大もうけして味を占めたあとはさらに資金を増やしてさらに大もうけしようと企みます。そして次は下降相場に出くわして資金を吐き出すことになってしまうものです。

なので、買って放置するという世間型の運による投資法と決別することが、専業トレーダーのはじめの一歩となります。


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