# FX上達のヒント 「FXをサバイバルゲームと考えてみる」
2015.02.27 Friday
今回は、FXが上手くなるための最善の考え方を教えましょう。
それは、
FXとはお金を増やすことが目的ではない。
ゲームオーバーにならないように、長く遊ぶことが目的である。
と定義することです。
少年の頃ゲームセンターで遊んだ記憶を思い出してください。
あのころのゲームは1回50円でした。
そのお金でどれだけ長く遊べるかというのが、少年たちの目的でしたよね。
ゲームの腕が上がれば、ゲームは長く遊べるようになります。
シューティングゲームが上手くなれば、50円で全面クリアもできます。
格闘ゲームなら上手くなれば、50円で10連勝もできます。
というように、より少ないお金で、より長く遊ぶことができましたよね。
FXをやるのもこれとまったく同じ考えでやったほうが、
断然に上達は早いです。
例えば10万円を証拠金に入れるとしましょう。
そして、この10万円をなくさないように、
いかに長くFXができるか?
というのを最大の目的にするのです。
お金を増やすことは目的にしてはなりません。
どれだけ長い期間そのお金がゼロにならないように
トレードができたか?
それを目的とするのです。
そうすれば、勝ったり負けたりというトレードの基本がすばやく身に付きます。
トレードの勝負の流れというのはだいたいこうなります。
「よしチャンスだから入ろう」
「逆にいっちゃったな、ここは損切だ」
「お、ここはまたチャンスじゃないのか?」
「よし、上手くいったぞ。ここは利食いだな」
「これはいけるか? 入ってみよう」
「あらら、急に変動してしまった損切だ」
「ん?なんか簡単なトレンドになったなぁ。これはチャンスだ」
「おおー! これは上手くいった。連勝が続いて貯金ができたぞ!」
・・・というように勝ったり負けたりしながら長くやっていると、
自分に強烈な追い風が吹くときがあるのです。
まるでそれは凧上げのごとくです。
凧を上げていると風が停滞するときは下がってきますが、
粘っている内に上昇気流が吹いてきます。すると凧は上がります。
また風が止んだら粘る期間となり、また風が吹いたらグングンと上がっていく。
そうやって凧を落とさないように少しづつ上げていく。
凧の高度推移は、つまり資金の推移です。
トレードも増えたり減ったりしながら、少しづつ増やしていくものです。
だからまずは一定の証拠金で「長く」トレードができることがとっても重要なのです。
反対に一番よくない考え方を述べると、
FXで大金を稼ごう、お金をどんどん増やそうという考え方です。
当然、常識ではそうなのですが、そう考えてしまうからこそ、
欲がでてズルをしてルールを守れなくなり、大負けにつながり
あっという間にお金がなくなってしまうのです。
その考えの元でトレードをやるとだいたいこうなります。
「よし! チャンスだ買おう」
「あれ、下がってしまった。でもここでナンピンして戻るのを待とう」
「うわー、また下がっているどうしよう・・・」
「おいおい、こんな下がるのはおかしいだろう! 急いで追加入金だ!」
「ここまで下がったらもうだめだ・・・仕方ない大負けだけど損切して、ドテンで売ろう」
「おい!なんで売ったとたんに上がるんだよ!」
「くそっ!ロスカットされた。貯金を切り崩して取り戻してやる!!」
自然にこういう状態に追い込まれてしまうのです。
その原因はなんなのかというと「お金を儲けよう」というのが目的だからです。
「お金が増えて当然だろう」
と信じているからそうなってしまうのです。
そうなっていたら発想を変えてください。
少ないお金で長くFXを遊んでやろう!
長く遊ぶことが、つまりは勝利なのである!
と考えてみてください。
そのほうが大金を儲けようと考える人より、100倍は上達は早いですし、
欲に振り回されて100万も1000万も負けるなんて馬鹿げたことにはなりません。
むしろ、たった10万円のお金で、1000万以上の価値のあるスキルを
効率的に身に着けることができるのです。
まあ「FXで儲けよう」と考えるのは、当たり前です。当然です。
だれも疑いもしないお題目です。
そしてその当たり前に思っていることが、最大の罠になってもいるのです。
常識を疑ったところに、物事の本質があります。
FXはサバイバルゲームだ。
ゲームセンターのゲームと同じである。
用意した証拠金で、どれだけ長く遊ぶことができるかを競うものである。
これでお金を儲けることはできない。
そう考えたほうが、効率よくトレードを学べるし、
そして結果として儲かるのです。
そのとき常識のドツボに嵌った大衆とまったく別の考え方ができたのです。
常識の殻を脱することができたわけです。
勝者はいつだって大衆の常識の外にいるのです。
これからFXをやろう、FXをやり直そうと考えるのなら、
ぜひ「FXはサバイバルゲームだ」と考えてやってみてください。
※追記
ゲーム風に長くやることを目的にやるのなら、このように期間の長さに応じて称号を作って励んでみるのもいいでしょう。私がFX業者ならこういう長くFXをするのを目的とした「ゲームコース」のような部門を作って、到達者に景品をプレゼントする制度を作りますね。そのほうが客は上達してくれるし、長くお客さんとしてFXをやってくれますから。
<ゲームルール>
証拠金10万円でどれだけ長くプレイできたかを競う。
レバレッジは20倍で固定し、証拠金3万円以下でゲームオーバーとか。
<プレイ期間と称号>
そのゲームルールでどれだけ長くプレイできたかを競う。
達成期間に応じて、称号が与えられる。
日数区切りだとやったりやらなかったりする日があるので、
あるいはトレード期間+トレード回数の合計評価で判定するとか。
※ご参考になったら押してあげてください↓
それは、
FXとはお金を増やすことが目的ではない。
ゲームオーバーにならないように、長く遊ぶことが目的である。
と定義することです。
少年の頃ゲームセンターで遊んだ記憶を思い出してください。
あのころのゲームは1回50円でした。
そのお金でどれだけ長く遊べるかというのが、少年たちの目的でしたよね。
ゲームの腕が上がれば、ゲームは長く遊べるようになります。
シューティングゲームが上手くなれば、50円で全面クリアもできます。
格闘ゲームなら上手くなれば、50円で10連勝もできます。
というように、より少ないお金で、より長く遊ぶことができましたよね。
FXをやるのもこれとまったく同じ考えでやったほうが、
断然に上達は早いです。
例えば10万円を証拠金に入れるとしましょう。
そして、この10万円をなくさないように、
いかに長くFXができるか?
というのを最大の目的にするのです。
お金を増やすことは目的にしてはなりません。
どれだけ長い期間そのお金がゼロにならないように
トレードができたか?
それを目的とするのです。
そうすれば、勝ったり負けたりというトレードの基本がすばやく身に付きます。
トレードの勝負の流れというのはだいたいこうなります。
「よしチャンスだから入ろう」
「逆にいっちゃったな、ここは損切だ」
「お、ここはまたチャンスじゃないのか?」
「よし、上手くいったぞ。ここは利食いだな」
「これはいけるか? 入ってみよう」
「あらら、急に変動してしまった損切だ」
「ん?なんか簡単なトレンドになったなぁ。これはチャンスだ」
「おおー! これは上手くいった。連勝が続いて貯金ができたぞ!」
・・・というように勝ったり負けたりしながら長くやっていると、
自分に強烈な追い風が吹くときがあるのです。
まるでそれは凧上げのごとくです。
凧を上げていると風が停滞するときは下がってきますが、
粘っている内に上昇気流が吹いてきます。すると凧は上がります。
また風が止んだら粘る期間となり、また風が吹いたらグングンと上がっていく。
そうやって凧を落とさないように少しづつ上げていく。
凧の高度推移は、つまり資金の推移です。
トレードも増えたり減ったりしながら、少しづつ増やしていくものです。
だからまずは一定の証拠金で「長く」トレードができることがとっても重要なのです。
反対に一番よくない考え方を述べると、
FXで大金を稼ごう、お金をどんどん増やそうという考え方です。
当然、常識ではそうなのですが、そう考えてしまうからこそ、
欲がでてズルをしてルールを守れなくなり、大負けにつながり
あっという間にお金がなくなってしまうのです。
その考えの元でトレードをやるとだいたいこうなります。
「よし! チャンスだ買おう」
「あれ、下がってしまった。でもここでナンピンして戻るのを待とう」
「うわー、また下がっているどうしよう・・・」
「おいおい、こんな下がるのはおかしいだろう! 急いで追加入金だ!」
「ここまで下がったらもうだめだ・・・仕方ない大負けだけど損切して、ドテンで売ろう」
「おい!なんで売ったとたんに上がるんだよ!」
「くそっ!ロスカットされた。貯金を切り崩して取り戻してやる!!」
自然にこういう状態に追い込まれてしまうのです。
その原因はなんなのかというと「お金を儲けよう」というのが目的だからです。
「お金が増えて当然だろう」
と信じているからそうなってしまうのです。
そうなっていたら発想を変えてください。
少ないお金で長くFXを遊んでやろう!
長く遊ぶことが、つまりは勝利なのである!
と考えてみてください。
そのほうが大金を儲けようと考える人より、100倍は上達は早いですし、
欲に振り回されて100万も1000万も負けるなんて馬鹿げたことにはなりません。
むしろ、たった10万円のお金で、1000万以上の価値のあるスキルを
効率的に身に着けることができるのです。
まあ「FXで儲けよう」と考えるのは、当たり前です。当然です。
だれも疑いもしないお題目です。
そしてその当たり前に思っていることが、最大の罠になってもいるのです。
常識を疑ったところに、物事の本質があります。
FXはサバイバルゲームだ。
ゲームセンターのゲームと同じである。
用意した証拠金で、どれだけ長く遊ぶことができるかを競うものである。
これでお金を儲けることはできない。
そう考えたほうが、効率よくトレードを学べるし、
そして結果として儲かるのです。
そのとき常識のドツボに嵌った大衆とまったく別の考え方ができたのです。
常識の殻を脱することができたわけです。
勝者はいつだって大衆の常識の外にいるのです。
これからFXをやろう、FXをやり直そうと考えるのなら、
ぜひ「FXはサバイバルゲームだ」と考えてやってみてください。
※追記
ゲーム風に長くやることを目的にやるのなら、このように期間の長さに応じて称号を作って励んでみるのもいいでしょう。私がFX業者ならこういう長くFXをするのを目的とした「ゲームコース」のような部門を作って、到達者に景品をプレゼントする制度を作りますね。そのほうが客は上達してくれるし、長くお客さんとしてFXをやってくれますから。
<ゲームルール>
証拠金10万円でどれだけ長くプレイできたかを競う。
レバレッジは20倍で固定し、証拠金3万円以下でゲームオーバーとか。
<プレイ期間と称号>
そのゲームルールでどれだけ長くプレイできたかを競う。
達成期間に応じて、称号が与えられる。
日数区切りだとやったりやらなかったりする日があるので、
あるいはトレード期間+トレード回数の合計評価で判定するとか。
プレイ期間 称号
半月 初心者ゲーマー
一か月 経験者ゲーマー
三か月 熟練者ゲーマー
半年 セミプロゲーマー
一年 プロゲーマー
半月 初心者ゲーマー
一か月 経験者ゲーマー
三か月 熟練者ゲーマー
半年 セミプロゲーマー
一年 プロゲーマー
※ご参考になったら押してあげてください↓
| - | - | 12:35 | category: FX上達のヒント(コラム) |