「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# しばらく更新をお休みします。
今週の為替相場は、かなりボラティリティが増えていて、リスクが高まっていると感じています。

今日31日火曜日の前半はかなり買い気配が強かったのですが、
どうも相場の値動きが終始不穏であり、急落のリスクが燻っている、
それが解消し切れていないと考えています。

トレードに集中したい所でもあるので、今週中は更新をお休みします。
皆様も急変動にはくれぐれも注意してください。

千草より
| - | - | 16:11 | category: - |
# テクニカル解説013 ダブルトップラインを崩されたときは急変動に警戒する
テクニカル解説012の続きです。ダブルトップラインを崩されたときの展開についてフォローしておきます。


テクニカル解説12の後の4時間足です。ダブルトップの形を考えて売っていくときは、抵抗線を意識していきます。つまり、上の白のラインに押されている間は、売りが優位な状態で、売るのはOKです。実際に何度もこのラインに叩かれながらジリジリと下がってきました。しかし、週末深夜にその抵抗線を上に抜いてきたため、ダブルトップのラインが崩れました。aの時点で売り手は不利になったのでここが撤退ポイントです。a後は売り手が買い戻していく過程で弾んでいき、bでレジスタンスラインも上に抜いていきました。そのため今日の午前中は一転して買い気配が強くなり、5分足レベルのデイトレではロングで追っていく場面に様変わりしています。

しかし、現状はRSI70%に達しているポイントで、4時間足レベルとしては今から買うのは遅く、一旦cのレジスタンスだったラインまで落ちてくるのを待つべきでしょう。そのあとはもみあいになったあと、d辺りが分岐点となり上に行くか下に行くかでしょう。このチャート、現在は買い気配が強いですが、買い気配が一服したあとにcやdで強く支えられなかった場合は、一転して急落するような乱高下パターンもありえます。月末で地合いが荒れているので、レジスタンスを抜いたからといって買い一辺倒の気持ちで対応したい場面ではありません。

個人的にはスイングポジションは朝方一旦損切したのですが、またcの赤い水平ラインやピンクのMAの支持を割れてくるようなら売りを持ち直したいと考えています。このままグングン上がるのなら短期トレードでロングを入れていきますが、ここからの急騰は半信半疑で急落リスクも依然としてくすぶっていると考えています。

※5月31日 12:50分追記

昨日の段階から昨夜は軟調になって111円を割り込みましたが、上記のcのラインは保持され続け、4時間足のMAが上昇してそれに支えられて朝方から再上昇が始まりました。この時点で、レンジブレイクの信頼性が増したので、しばらくロングの戦略で追っていくことにしています。このチャートはレンジをブレイクするまでは売りが強かったわけですが、ブレイクしたあとはトレンド転換となり、今度は買い側が優位なチャートに様変わりしたことになります。レンジブレイクを狙うときはフィボナッチをレンジ幅にあてていくのですが、161%の位置はすでに昨日到達しました(アドバンスドホーミングFXでは手法Aの部分)、今度は261%の位置である113円までを手法4で追いかけていくことになります。この状態では茶色の線を割り込むまでは勢いがあるため、スイングでは茶色の線を割れるまではロングを保持することにします。MAからこぼれ落ちたらロングは切ります。113円に到達したところでは売りを狙います。なおUSD/JPYが上昇気配になっているときにドルストレートも堅調であるときは、クロス円が大幅に上がるのでそちらもロングすることになります。

※15:55
月末からかかなり荒れた展開になっています。USD/JPYは高値をキープしているのですが、ドルストレートに強い売りが入ってきたので、全ポジションクローズといたしました。レンジブレイクからのアプローチは上記の通りです。ただ、現在の相場は妙な急変動を繰り返しているので危険を感じます。上の図で示したピンクの線を割り込むと一転して急落のリスクはいまだ高いように感じています。111.00で持ちこたえて再上昇なら買い検討ですが、割ったら短期では売り検討でいきたいと思います。更新はこれで終了とします。


※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください


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| - | - | 14:42 | category: テクニカル解説 |
# FX上達のヒント ケチりたくなったら、むしろ気前よく払う
連日報道されていますが、舛添都知事を見ていると、
改めて「ケチ」について考えさせられます。
ケチになってしまうと人心はどんどん離れていくものです。
 

たとえば、遺産相続。

これは、兄弟が多ければもめるでしょう。

親の面倒を見なかった人に同じ額を分けるのはおかしいとか、
いや、自分は法律的にもらう権利があるとか、こうしたいざこざは必ずあるものです。

お金を発端に仲の良かった兄弟が引き裂かれ、
兄弟が危篤になってもお見舞いにもいかない、死んでも葬式にもでない、
そしてそのまま先祖から続いていた関係が、
あっけなく絶縁になってしまうことも珍しくありません。

このような状況になってしまうのは、やはりお金の欲が強いからです。


みんなが欲しいと思う遺産。

しかし、ここで長男が

「俺は少なくていいから、気にせずみんなで分けろ」と言ったらどうなるでしょうか。

まあ嫁さんは怒るかもしれないですが、
むしろ長期的に見たらいろいろメリットのほうが多いでしょう。

そのような大らかな対応をすれば、まず兄弟は長男に感謝します。
なんて器の大きい人間なんだと思ってくれます。
今後も気持ちよく兄弟は仲良く暮らせるでしょう。

いがみ合って少しでも多くのお金を貰おうと画策するよりも、
気前よくして気持ち良い人間関係を持続するほうが価値が高いのではないでしょうか?



そういう私にもケチな部分は結構あります。
だからこそ、ケチりたくなったら、逆にお金を出すようにしています。

たとえば冠婚葬祭。

ご祝儀や香典をケチりたくなることも多くあります。
でも、そう思ったら、むしろ相場より少し多めに出しておくようにします。

これは見栄っ張りというわけでもないですが、
そうしておけば、先方はいつでも機嫌良く接してくれるからです。
そちらのほうが少しの金をケチるよりもメリットがあるからです。
だから、冠婚葬祭は気前よく払ったほうがいいのです。


他にもいろいろとお金をケチりたくなる場面はたくさんあるでしょう。

会社を経営していて外注にお金を払うのであれば、
ギリギリまで支払いを遅らせるのが普通でしょう。

でも、そんなことをすれば、外注に「あのクライアントはケチだ」と思わるし、
モチベーションが下がり、いい加減な仕事しかしてこなくなります。
悪いうわさが立って、能力の高い人は寄り付かなくなるでしょう。

反対に先払いでもしてやれば「なんていい会社なんだ」と一生懸命やってくれるはずです。
会社の評判が良くなり、能力の高い人がやってくるでしょう。
こっちのほうが明らかにメリットがたくさんあります。


しかし、「お金を渋る」より「気前よく支払う」と考えるのは、
宇宙人的というか、世間では間違いなく少数派です。

ややもすると、そんなことやるのはアホじゃないかと思われます。
しかし、ケチは度が過ぎると、舛添知事のように人心を失うことになります。

知事もケチケチせず、全部自腹で払えばよかったのにと思うのです。
そのほうが公費を節約して、自腹で払うなんて立派だなと逆に尊敬されるわけですから、
ケチって公費を私用に使うよりも、もっとたくさんのメリットがあったはずです。

こういうのは諺で「損して得を取れ」とでもいうのでしょう。

目先だけの得を考えるとかえって大きな損をすることがあり、
逆に今の損を我慢すれば最終的に大きな得を得ることがある。

という意味です。



相場でトレードしていると、似たようなことを感じます。
お金にケチケチしている人は、間違いなく相場に嫌われます。

たとえば少しの損切だってしたくない人は、あとでもっと大きい損がまっています。
逆にケチケチせずにすぐ損切しておけば、
そのあとで大きな流れに乗れて、大きく儲かることも多いものです。

「ケチりたくなったら、むしろ気前よく払うべし」

これも相場の逆説というもので、相場格言でもあります。
転じて人生訓ともいえるものではないでしょうか。



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| - | - | 20:43 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# テクニカル解説012 頂点近くでのもみ合いではダブルトップを意識する
テクニカル解説011の続きです。私のUSD/JPYのトレードプランとしては「110円からは売り」という判断には変わりないのですが、乱高下してもみあいになってきました。



4時間足のチャートとしては頭打ちの形なのですが、aで一旦上向きでクロスしてしまったため、現在は揺り戻しでやや上がっています。このようにMAがクロスした方向には、いずれ押されることになるというのは覚えておきましょう。ただ、その揺り戻しの展開も現状で一服しており、落ち着いてくると、図のルートでまた下がってくるだろうと考えています。デイトレとしては難しいのですが、110円台からは売って109円半ばまで下がったら利食い。また戻ってきたら売るという反復が良さそうです。スイングとしては現在のもみあい区間は我慢して売り続けていきます。

「あ」のラインを上に抜いてしまうと、売り派は諦めていくのでそうなったら売れなくなります。反対に「い」のラインまで落ちてきたときは、買い派は諦め始めるでしょう。ちょうどダブルトップ形が意識されることになります。白線のような展開で双子の山を作ったあとに急落する可能性があります。ここで注目したいのはダブルトップフォーメーションにおいてネックラインと呼ばれる「い」のライン。「い」はサポートの役目があるのですが、ここを割り込むと、「あ」〜「い」の距離と同じ分だけ落ちていきやすくなります。すなわち「い」〜「う」まで一気に落ちていく展開になりやすいのです。下落が強まったら、ひとまず108.00辺りが売り手の利食い目処になるということです。

3月は29日以降に113円から108円まで下落する展開ありました。4月は28日以降に111円から105円まで急落する展開がありました。このところ月末に突然大崩する展開が続いています。二度あることは三度あるというように、このようなアノマリーは続きやすいので今月も注意しておきたい所。特に毎年夏場に向けて相場は軟調になりやすい傾向もあります。


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| - | - | 20:11 | category: テクニカル解説 |
# テクニカル解説011 頂点から一転して急落しやすいチャートの形
これは5月24日10時10分頃のUSD/JPYの4時間足です。レンジブレイクに失敗した場合の展開を見ていきます。


USD/JPYの4時間足は長い間レンジでもみあった状態から、aの時点で上に抜けていきました。このチャート単体としてはaからは買っていいのですが、日足などを見ると上はかなり重いイメージがあるので、強くは買いにくいポイントです。買うにしてもそれはMAの支持を生命線として追っていくのがいいでしょう。

a後は110円を超えるまでいきましたが、達成感もありそこで上値が重くなって、ダブルトップを描いてから、ピンクの線を割りました。この時点でaから買っていた向きは、雲行きが怪しくなってきたので急いで少しの利食いで逃げたでしょう。するとさらに上値が重くなるわけで、bで茶色線の支持やRSI50%を割り込んでしまい、この時点でこのチャートはブレイクに失敗した感があります。ここから突然強い陽線が出て再上昇という可能性もなくはないですが、体感的に10%くらいかなと思いますし、もしそうなったそうなったでかなりの急騰展開になるのでその時は買えばいいでしょう。しかし、現状はそうならずに逆に106円台くらいまで食い込まれるような下落がくる可能性が高まっていると考えるべきです。

ただ、4時間足単体としては売りにくいところで、売るとしたらピンクの線を根拠に売っていきます。ズルズルいくようなときは1時間足や5分足が下落トレンドになるので、短期トレードではわかりやすい相場になるでしょう。

いずれにしろ、このチャートはレンジから一旦上に抜けそうな形になったあとで、一転して下がって元通りになりました。こうなると長い間もんでいた場所をスルーするように急転下落しやすいので要注意のチャートなのです。長い間のレンジやジリ上げに体が慣れ切ってしまっていると、突然の急落に対応するのが困難になります。このような上がりそうで上がらなかったチャートを見かけた時には注意しましょう。

なお、現状の相場はUSD/JPYも弱いのですが、それでもややドル買いは働いています。4時間足レベルでは、現在一番円が高くなっている円高相場で、円>ドル>ユーロ、ポンド、オージーといった力関係になっているので、つまりリスク回避形で、この力関係においてはクロス円が急落しやすくなります。株式も下落しやすいでしょう。

※5月25日 0:12追記
夕方から一転してリバウンドの展開になり、いましがた109.95くらいまで上がりましたが、110円の壁を意識してここからデイトレでもスイングでも強く売っていきます。これはスイングで長めに持つポジションです。スイングは3円くらいの下がりを狙います。その他クロス円も同様に売ります。

※5月25日 9:52
110円を挟んでウロウロしていますが、見解は昨日と変わりません。この辺りではまだ売りで粘ってみたいと思います。上がり下がりが大きいので翻弄されがちな相場状況ですが、4時間足のMAがデッドクロスしているので落ち着くとまた下がり出しやすいと考えています。


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