この記事を書いているのは11月29日(火)の13:30頃です。
昨日は調整下落が入って軟調展開で、今日もまた同様です。もう一度日足を見てみましょう。
USD/JPY 日足
前回の日足の記事で「買うならピンク線の接点、それは110.80付近」と書きましたが、月曜の時点でロウソクが更新してピンク線が上がって、現状の112.00がちょうどピンク線の接点となりました。このようにロウソクが更新していくたびに移動平均線は上がってくるのでそれは考慮して考えておきましょう。
で、現状はピンク線の接点ですが、ここから買うというのは、すでに遅く、それは昨日の夕方から夜にかけての展開だったと思います。昨日は午前中に111円半ばまで急落したあと、ジリ上がりで夜にはまた112円後半まで戻しました。なぜ、戻したかというと、急落したところでピンクの線に触れたから反発したのですね。それで、現状はまた高値から売られる展開になっていて、再び112円を割れるところまで戻されています。日足を見るとピンクの線に支えられてはいますが、いまのところは力強い陽線というわけでもなく、十字線であまり強い反発は感じられません。
大統領選挙のあった日から頂点までをフィボナッチで結ぶと61%が109円辺りになります。今日ピンクの線をこぼれ落ちると、明日は109円まで急落する可能性が出てくるでしょう。なので今日はいまのところ値動きが弱いので、デイトレは売りから入りたい。そそして109円まで来たら今度は一週間くらい買えそうだと考えています。
ところで日足の今のピンクの線から買うのは悪くはありません。まだピンク線に支えられているので買いは優位な状態です。買い手側でいくのなら、ここで買ったあとにピンク線を割れてきたら即撤退。そして109円くらいから買い直しということですね。売り手としては、崩れたときはデイトレで急落を追うことになるのですが、深く落ちたところから売るのはすでに遅いので、もし109円まで押し込まれたあとは売れません。そのあとは図のルートで描いたような三角持合い展開になってから下がるか上がるかどうかになると考えています。
USD/JPY 4時間足
4時間足も見ておきましょう。茶色線の下に今来ていますね。つまり茶色線が蓋のような役目をしている抵抗線です。同時にピンクの線も下がってきているので、もう一押しでデッドクロスになります。すると、たいてい-2σやRSI30%まで急落するのですね。高値で買っている人が投げたり、下から買っている人が利食いするから急落するわけです。しかし、急落したところで安くなったところで買おうと思う人たち、その需要があるわけだからまた跳ね上がります。この4時間足は、売るのなら短期的に売り、買いたいのなら落ちたところで腰を据えて買うようにします。110円くらいでは1日くらい粘りそうですが、日足を見ると109円台くらいまでは食い込まれる可能性があるので、買うときはそのあたりまで考慮してスイングで買うほうがいいでしょう。
※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください