この記事は1月31日 12時15分頃に書いています。
USD/JPY相場は前回記事で想定した形で推移しました。個人的に今月は好調期で、メルマガやこのブログで解説した通りの展開が続き、楽なトレードができています。ただ、トレードというのは、苦しい時と楽な時が交互にくるものですから、好調期間が来たら稼ぎを溜めておいて、次に訪れる冬の期間は好調期の貯金でしのいでいくことが大切なんですね。アリとキリギリスの童話と似ているとよく思います。
USD/JPY 日足
少し変動が大きくなってきたので、日足を見てみましょう。日足は今日、重要な変化が訪れています。ピンクの線の下から陰線が始まっています。ピンクの線を零れ落ちると、支持力が大幅に落ちるのです。ピンクの線に乗っているときの支持力が70%だとしたら、割った場合は20%くらいまで低下する感覚です。こうなると次は、-2σの線までズルズル落ちていき、そこで多少持ちこたえるも、あとはバンドウォークになって下降トレンドに移行しやすくなります。またRSIも50%が天井になっていることからも、USD/JPYは上がりにくい状態になっているでしょう。当面は売られやすい状況が続くと考えます。
USD/JPY 4時間足
4時間足は前回考えたルートで推移しました。ただ、白線のトレンドライン上で昨夜はもんでいましたが、いましがたこれを下に抜けてきました。こうなると上で買っていた人はこらえきれずに投げてくるので、どっと下がりやすくなります。このチャートはこれまでレンジ相場で、単純にボリンジャーバンドの2σから逆張りしていけば利益がでる楽な形でしたね。それが後付コメントではないことは、これまでの記事を読んで頂ければわかると思います。まあ、私がスゴイといいたいのではなくて、今、4時間足はわかりやすいパターンになっているので、4時間足を使うトレーダーは噛み合う形、つまり稼ぎ時であり、楽な相場になっているのでしょう。
今後の展開ですが、まだ形はレンジ相場なので-2σからまた買う手もあります。ただ、レンジが煮詰まってきて、2σ線がしぼんできていますよね。こうなるとまた違う展開になりやすいのです。日足を見ると、まさに下側に離れてきたので、4時間足も下に崩れてくる可能性が高いと考えます。レンジブレイクの予兆が出始めています。なので、このタイミングでは-2σからは買いません。まあデイトレなら-2σからは、30pipsくらいは反発するでしょうから、買うチャンスが1回はあるかもしれないですが、その反発を待ってからの戻り売りが優位ということです。
下に崩れてきた場合は、乱高下しながら、ズルズル下がっていきます。フィボナッチを図のように使ってターゲットを探り、161%の位置まで下がってくることを考えながら、売っていきます。詳しいやり方は下記教本を参考にしてください。売りっぱなしというよりは、下がったら利食い。そして戻ってくるのを待ってからまた売るといったやり方がいいでしょう。
まとめるとUSD/JPY相場は弱まり出したので、2月上旬は急落に警戒すべき相場状況になっています。
※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください