「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# テクニカル解説083 「MAが何度もクロスするところは、逆張りでの対応が良い」

この記事を書いているのは7月28日金曜日の11:30頃です。

 

USD/JPYは週半ばは一旦上がりましたが、昨日は高値から売られる展開になりました。今週は再び買うのは難しくなってきたので、買いたいなら来週になってからを検討し、デイトレでは様子を見ていきたい場面です。

 

4時間足

4時間足は前回指摘したように一旦は上がる展開になりましたが、a付近では+2σが壁になって叩き売られました。アドバンスドホーミングFXではaからの売りは手法Bリバーサル法であり、それは前回予測した通りですから、aからの売りは十分狙えたでしょう。ただ、aからの売りは急落したあとは、さっと利食いをするのが賢明です。というのもaの前の展開は上がっていたわけですから、当然ながら落ちたら買い遅れていた人が買ってくるからです。となれば、昨夜のように少しリバウンドが来ます。しかし、aからは急落したわけなので、安値から買われても、高値にくると警戒から売られるわけですね。そしてまた現状のように弱まってくると、売り買いが錯綜してレンジになってくるのです。

 

テクニカルとしてはMAがゴールデンクロスしたあとにすぐデッドクロスしましたよね。こういうようにMAが短期間にクロスを繰り返す相場は、上記のような人間心理が働いていて錯綜しているのだから、単純に順張りができません。では、どうすればいいかというと、この展開はパスして様子見をするのがベスト。それでも仕掛けたければ、逆張りでしょう。ボリンジャーバンドは狭まってきているので、バンドから仕掛けるのは狭くてあまり旨みがありません。何かのきっかけでRSIが70%に来た時に一度だけ売り(b)、反対に30%に来た時だけ一度だけ買い(c)をやるのが良い作戦です。ただし、逆張りで仕掛けて反発したのなら、すぐに利食いをするのが賢明です。レンジ相場なのですから、あまり長くもっているとまたわけのわからないレンジに巻き込まれて利を失ってしまいますから。

 

1時間足

前回記事からの展開を振り返りましょう。前回はa地点でした。ここで私は「売ってはいけない。短期で買うべきだ」という趣旨を書きました。a後はジリジリと上がっていきました。これは想定通り。bでピンクの線を割ったので、ここで売るという手段もなくはないのですが、上がったあとはおっつけ上がってくる茶色線がいい角度になっていますから、ちょっと下がってもcで支えられてまた再上昇が始まるのです。しかし、このケースでは再上昇は続かずにdでカウンターの売りが来ました。4時間足を見ていれば+2σの壁もあるし、1時間足はRSI70%タッチで売られる要因はあるところです。機敏なトレーダーならdで買いを利食いして売りに持ち変えることも可能でしょう。

 

そんなに器用に立ち回れなくても、たとえばcで買うのはまったく問題ないのですね。cからはグーンと上がっていくわけですから、損切ラインをトレール注文のように時間の経過と共に上げていけばいいだけです。突然eのような急落が起こっても利食いで終われます。自分が「これは上がるだろう」と思って損切にかかったのならば、それはその考えを見なおす時です。たいてい反転して急落していくものですから、損切にかかったら様子を見るべきでしょう。テクニカル的にデッドクロスが起こったらもう買いを持っていても不利でしかありません。

 

このチャートはその後は乱高下になりました。d後に急落したところはRSI30%で買うのはアリでしょう。しかし、現状は右往左往してレンジの中心地になりました。ここからは図のようなルートで上下するレンジになりそうです。こういう相場は無理に入らないこと。1時間足レベルで入りたければ上記で書いたようにRSIからの逆張り狙いでしょう。

 

まとめると、しばらくレンジが続きそうです。急に下がっても次のタイミングでは上がって行って来いになりやすい、反対に急に上がっても次のタイミングでは下がって行って来いになりやすい。そういう猫の目相場です。

 

 

※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください

 


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| - | - | 11:41 | category: テクニカル解説 |
# 当ブログの教材について、クレジットカード決済を導入致しました。

こんにちは千草です。

 

当ブログの以下の教材について、読者からのご要望が多かったものですから、

新たにクレジットカード決済を導入しました。

 

・FXデイトレード知識ゼロからの最短上達方法

・FXをゲーム化して攻略する方法

・相場観マスターブック

・確率的裁量トレード入門

・7-DAYTRADING

 

このブログの右のリンクから販売ページに移動して、クレジットカード決済か銀行振り込みを選び、

決済・入金後24時間以内に教材のダウンロード方法を示したメールが届きます。

配送などは私の代理の方にやって頂いています。

 

上記の教材についてですが、私としてはあくまで「おすそ分け」感覚でやっています。

決して「これさえ読めば勝てる裏技」とか「必勝法」みたいなものではありません。

 

これは純粋なトレードの技術書になります。

そこにはセオリーから、私が相場で知り得たこと、有効なテクニックなどが書かれていますから、

トレードの経験値を上げたり、ヒントを得ることができるものです。

ご参考にして頂き、ご自分のトレードに役立ててください。

 

私としては上記の教材のセールスはほとんどしておらず、商売っ気はほとんどありません。

ダイレクトメールなども過去5年間はお送りしていない始末です。

上記の教材はどこの販売サイトにも載せていません。

あくまでこのブログ読者へのサービスであり、「おすそ分け」感覚でやっています。

それをご理解いただける方のみにお譲りしておりますので、その点はご了承ください。

 

正直なところ最近は教材制作に対して意欲が薄れていたのですが、

いまだに上記の教材を参考にして頂いている方が多いので、

近々また新たにレポートは書きたいと思っています。

メルマガもすいません、今月末には出したいと思います。

 

千草より

| - | - | 12:01 | category: - |
# テクニカル解説082 「月末相場のパターンにそってトレードプランを考える」

この記事を書いているのは7月25日火曜日21:00頃です。USD/JPY及びクロス円は毎月恒例で月半ばは弱まりましたが、25日からは強含みになっています。また月末付近は一旦上がりそうですから、売るのなら突き上げが来たあとで売るべきでしょう。ただ、全体的には弱いと思っていて、毎月半ばは弱くなるし、特に8月半ばのお盆休みは一番弱くなるものですから注意でしょう。

 

USD/JPY 4時間足

4時間足はダラダラと下がってきました。このチャートで売りが優位だったポイントはaの所。ここは一旦底値から反発してきましたが、茶色線やRSI50%が壁になったので戻り売りの場面です。その後急落していきましたが、bのようなところで、突っ込んで売ったり、欲張って売り続けるのはあまりよくありません。aから売ってbまで落ちたら利食いがベストです。日足が下降トレンドならbから売りを粘るのはいいのですが、レンジですからあまり売りを長く持つのはよくありません。

 

その後、ピンク線の上に乗ってきた段階で、売りは不利になりました。そして先ほどの陽線で、強い反発が予期できます。現状もaと同じく茶色線やRSI50%の接点なので戻り売りを考えるところですが、茶色線の角度をよく見てください。今は斜め下から横方向になっているので、茶色線のレジスタンス力は低くなっています。

 

まあ、現状から売りたければ売ってもいいでしょう。ただし、売る場合は茶色線が最終防衛ラインということです。これを抜かれたらすぐに買いに変えなければなりません。抜かれるとボリンジャーバンドの+2σまで急騰する可能性が高くなります。そうなったらデイトレでは買いがしばらく優位であるし、売りたければ+2σに到達してから売るべきでしょう。現状で買うのはアドバンスドホーミングFXでは手法b。+2σから売るのは手法bリバーサルとなります。いずれも勝算が高いポジションの取り方となります。

 

1時間足

1時間足は赤線のレジスタンスを抜いてきました。3本前の陽線でこのあと上がりが強くなる可能性が高まったと言えます。ここからは売れないし、売りを持っていたとしたら損切です。逆に買うのは短期的に上がりを追いかけていくのはいいでしょう。たとえば明日の朝まで買うというのはいい手段です。たいていアメリカ市場で波乱がなければ、日本では午前中まで勢いが強くなるものです。だから、明日の午前中まで買いを持てばいいでしょう。図のようにピークを付ける動きになってきたら、少し粘って利益を伸ばしていけばいいのです。

 

まとめると今日明日はやや強含みになることを考えます。基本的に25日から月末まではUSD/JPYやクロス円は買われやすい傾向にあります。特に金利のつく通貨は買われやすいでしょう。

 

 

※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
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| - | - | 21:13 | category: テクニカル解説 |
# テクニカル解説081 「買うと下がる、売ると上がる」と言う人は、単なる準備不足。

この記事を書いているのは7月18日の10時20分頃です。USD/JPY相場は前回想定したルート通りで動きました。私も以前はデイトレーダーでならしていましたが、ここ数年はスイングが中心になっています。というのも毎回書いているように、USD/JPY及びクロス円相場は、毎月25日〜5日くらいは上がり、そのあと月半ばの10日〜20日は下がるという、パターンで動いているからです。単純な話、月末は買って、月半ばは売る。これだけで勝ててしまうような状況が続いているわけです。まあ、デイトレはデイトレで、日本時間は上がって、欧州時間は売られるみたいなパターンはありますから、そういうパターンが強くなってきたらしばらく続くものですから頭に入れておきましょう。

 

USD/JPY 日足

USD/JPYの日足はレンジの折り返しが入って下がりました。前回指摘したフィボナッチの61%のラインまでキッチリと戻りましたね。ピンク線を割ってから売れば簡単に1円くらいはとれたでしょう。さて、下がってきた現状からはどうアプローチするか? 下がることを考えていなかった人たちは、下がったので「これは売らなければ!」と反射的に思うものです。そう考えるのは失敗の元で、そういう行き当たりバッタリの人が言うおなじみの言葉が「俺が買ったら下がる、売ったら上がる」というものです。その言葉には単純に「こう動いたら、どう動くのか?」というのを考えていない準備不足が露呈しています。

 

このブログで書いているように「こう動いたら、どう動く?」というのは事前に考えておかなければなりません。前回では61%までは落ちるのではないか? 落ちたらそこからはリバウンドに警戒する、という趣旨で書きましたね。現状のチャートは61%のラインだし、上向きの茶色線の接点が近いし、RSIは50%ラインです。現状からさらに売るのは、下がるかもしれないですが、それはもう遅いといえましょう。プロは下がる前に売っているのですから、そのプロが利食いするのが現状辺りであるからです。

 

ということを考えると、しばらくここでもみ合いになるのではないか?というのが考えられます。白い線が下降トレンドラインではあるのですが、これがしばらく抵抗線になり、上がるのも難しい状態になるでしょう。とはいえ、ここから売るのも遅いので、日足としては次のアクションを待ちます。だいたいレンジの真ん中で仕掛けても優位性はないのです。こういったように日足が仕掛けにくいときにトレードしたければ、短期足でデイトレを検討しましょう。

 

4時間足

4時間足を振り返ります。前回記事と見比べてください。前回ではaのポイントで下がるかどうかを見極めるのが肝要で、下がる可能性が高いということを書きました。で、実際aから急落して下がりました。どこまで下がるのかということも予測済みでした。だからbで売りを利食いすることは十分可能です。だいいちbの時は日足のフィボナッチのラインに来てるし、RSIは30%ラインタッチですから、利食いのセオリーになります。何も考えていない人はbのときに「急落した!もっと下がるかもしれない!急いで売りだ!」などと焦って売ったあとリバウンドに飲まれるわけです。

 

そのあとリバウンドが来て113円手前のcまで戻りました。このリバウンドも想定済でした。そこから再度下がってきて、さてここからどうするか? 下がってきているから、下降トレンドだと考えて売りでしょうか? まあ、中期的には弱くなりそうなことはわかります。しかし、現在は最安値ですよね。最安値から売るというのは、メリットが薄いのです。「売り」という考えは良いでしょう。でも「売り」たければどうするか? どうしたほうが売りで利益がもっと増えるのか? それは、上がったときに売るほうがいいのです。

 

したがってdのような急なリバウンドが起こるのを待って、それが起こったら売ればいいのです。dから売るのは勝算が高いのです。dまで上がると4時間足は急騰しそうに見えるかもしれないのですが、前述した日足の白線の下降トレンドラインが抵抗線ですから、そこに叩かれやすいのですね。4時間足のテクニカルとしては茶色線やRSI50%が抵抗線になるでしょう。

 

まとめると、USD/JPYは弱含んできましたが、すでに下がってしまったあとです。売りたければ上がりを待ち、また113円に乗ってからでしょう。デイトレレベルなら、5分足で強い陽線が出てきたときは、数時間は上がりが続く可能性があるので、そういうときは買いで対応していきます。が、売りの注文を上がったところに仕掛けておくのが一番楽です。

 

 

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| - | - | 10:46 | category: テクニカル解説 |
# テクニカル解説080 買い手が去っていってしまったら粘らない

この記事を書いているのは7月12日の16時30頃です。先週の雇用統計時は上がりが続いていましたが、やはり雇用統計が終わると潮が引くように買い手がいなくなり、また月末まで停滞するのが毎月のパターンです。

 

日足

 

日足から見ていきます。日足は上の赤線が直近のレジスタンスであることは明白です。雇用統計でそこに到達したので、折り返して下がりそうな展開になっています。RSIが70%から山なりに下がってきたし、陰線が伸びてきたところからも弱くなりそうな印象です。ただ、ピンク線にまだ支えられてはいるので、ここから売るのはいま一つです。ピンク線を割ってから売るほうがいいでしょう。

 

しかし、このチャート別の側面から見ると先月からずっと上がってきたので、ある程度下がると買い支えも出てくることは容易に予測できます。直近の天底にフィボナッチを引いてみて、その61%の地点112.30付近までは下がりそうな気配ですが、そこまでくるとまた113円に戻すような買いの流れが出てくるでしょう。

 

中期的に見れば夏場にかけて下がり調子になるのではないか?と考えることができます。デイトレ以外ではあまり買いたくない場面でしょう。

 

4時間足

4時間足は雇用統計が終わったあとは頭打ちで下がり始めました。ただ、現状からすぐにさらに下げていくというのは、都合の良い考え方で、たいていはもみ合ってから売られていくものです。具体的にはaのポイントまでもんで、そこから上に行くのなら売りの考えは中断。反対にaから下がり始めたら、1、2日くらいの間、下がりがキツイ場面が訪れます。そういうときは売っていきたいものです。今週末辺りに下落がキツクなりそうな場面があるのではないでしょうか? ただ、4時間足のRSI30%までくるような場面ではつっこんで売らないようにすること。急落したあとは、一時的なリバウンドで1円近く上がることもよくありますから。

 

まとめると週末に112円半ばまで弱まりそうな気配です。そこまでは売り検討で、そこからはリバウンド狙いで短期の買い検討。

 

 

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| - | - | 16:31 | category: テクニカル解説 |
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