「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# テクニカル解説096 高値圏で停滞しているときは反落に注意する

この記事を書いているのは10月30日の12時頃です。前回記事から間隔が空いてしまいましたが、USD/JPYの値動きを振り返っていきます。

 

USD/JPY 日足

前回記事はaの押し目の場面でした。白い山なりの抵抗線=ピンクの線が重しになっていて、押し目ではありますが、あまり積極的に買いたくはないと書きました。しかし、その後は粘り強く推移してbで強い陽線が出たことで抵抗線をブレイクし、弾みで一段高という結果になっています。

 

デイトレではbのブレイクが出たあとは強いトレンドになってきましたから、買い中心で良いのですが、日足としてはどうでしょうか? たしかにbの場面で買うのはいいでしょう。抜けたピンク線や茶色の線の下に損切を置いておけば、リスクは少ないですし、上がった現在は、損切ラインをエントリーした位置まで上げておけばもう負けはありません。

 

ただ、このチャートは見てわかるように画面左端のピークのところが大きな抵抗線です。日足レベルでのレジスタンスですから、簡単には抜けていかないでしょう。なので、日足としては、bから買っているのならここは利食いしておきたいですね。今から買うのは遅いと言えます。

 

USD/JPY 4時間足

4時間足も振り返りましょう。aの前は弱い展開でズルズル下がっていました。前回記事でダイバージェンスについて書きました。ダイバージェンスが出たらRSI50%をよく見てください。ここを割り込むようになるとRSI30%までズルズルの下がりが続きます。ただし、RSI30%地点で粘り強くなり、aのような直前の陰線の3倍くらいはある跳ね返りの陽線が出たら、底値圏からの反発を示唆するのでそこからの売りは危険です。

 

a前に売っていたとしたら、aのような陽線が出た時点で「売りはここまで」と判断してポジションをクローズします。そのときは微損や微益になっていることが多いですが、引き分けと考えて手仕舞いしたほうがいいでしょう。ただ、a直後にすぐに買うのは、前回コラムの「不注意なトレーダー」です。4時間足レベルで買うのなら様子を見ていきましょう。bでさらに上値を伸ばしたことで、しばらく上がりそうな気配が強くなりましたから、その押し目のcで買うのがベストでしょう。茶色線に支えられたことでしばらく上がることがよくわかる場面です。

 

その後はこのチャートも再びダイバージェンスが出ています。白い線で示しましたが、チャートは上がっているのに、RSIが下がっている。これは頭打ちになっているということです。d前に大きく下がって、dで押し目が入って少し上がりましたが、買い手はここで「もう上がりが弱くなっている」と考えて利食いがベターでしょう。RSI50%を割り込むと、RSI30%まで急落しやすくなります。今日は少し売りが強まりそうな気配ですが、またRSI30%に来たときはaのような陽線発生に注意が必要です。

 

まとめると、現在の相場は順張りは難しいでしょう。下がるときは早い速度で下がるし、上がるときはゆっくりですが、さほど伸びていきません。利食い幅は少なめにしてキッチリ利食いしていかないと獲りっぱぐれることが多いです。今後は雇用統計を挟むのでまた荒れそうですが、11月上旬は上値が重い展開になりそうだと考えています。買いたくはないですね。

 

 

※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください

 


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| - | - | 12:24 | category: テクニカル解説 |
# FX上達のヒント 先のクイズのプレイヤーごとのエントリー位置

前回のクイズの補足を、具体的にチャートを例にしてやろうと思います。

 

 

このチャートはニュージーランドドル円の1分足です。

 

自分が10〜20pispくらいを狙うスキャルピングのプレイヤーだとして、

「買い」から入ると決めているのであれば、どこで買うのが良いのか?

 

前回のクイズでのプレイヤーのカテゴリー分けを交えて考えてみましょう。

 

 

「無」は、無謀のプレイヤーが買う位置です。

無謀のプレイヤーは、下がってきたときに「そろそろ反発するだろう」と

自分の都合のいいように考えて買います。

しかし「無」の時点で買うのは、反発の様子がまだなく、ズルズル下がっている途中ですから、

ここで買うのは無謀です。

まあ、このチャートはこのあと上がりましたが、

「無」の位置で買って上がったから結果オーライというのは、一番悪いやり方ということです。

たまたま勝てましたけれども、何十回何百回と同じことをやれば必ず負けるやり方です。

 

「不」は、不注意のプレイヤーが買う位置です。

底値圏から反発してきたので、つられて急いで飛び乗ったという感じです。

しかし、一度の反発では、それが続くかどうかは不透明なのです。

賢いプレイヤーはこの時点では、この反発がホンモノかどうか見極めるためにまだ買いません。

しっかりと様子を見ます。

値動きにつられて真っ先に一番手で乗るのはよくないのです。

 

「ク」は、クレバーなプレイヤーが買う位置です。

一旦反発が入った時点で「これはちょっと上がりそうだな」というのは、

その時点でわかりますが、まだ確信がありません。

一度目の反発後に、ズルズル落ちてきたのですが、

様子を見ていると二度目の反発が起こりました。

この時点で、様子を見ていた大勢が買ってきたということですから、

「ク」の位置は絶好の買いのタイミングです。

 

クレバーなプレイヤーは、このように反発の二回目、相場には二番手で乗るわけです。

「無」や「不」の位置で買うよりも、勝算は高いということです。

 

なお、「ク」の位置で買ってもすぐに落ちてきてしまうこともあるでしょう。

ですから「ク」で買った後は、MAのラインが上がっていくにつれて、

その下に損切ラインを持ってくる。

トレール注文のように損切を詰めていけば、勝ちは保証されます。

 

「コ」は、コバンザメのプレイヤーが買う位置です。

上昇トレンドが明確になってから、出遅れて買うわけですね。

まだ上がる可能性は高いのですが、

すでにある程度上がったあとなので、もう上がり幅があまりありません。

 

なぜならば1分足で一気に30pipsも上がる上昇トレンドが続くのは稀な出来事なのですから、

「コ」の位置で買ってもあまり利益を上積みすることはできないでしょう。

せいぜい10pips取れるかな?という所です。

「コ」から買ったときは、少しの利益でも利食いをしっかりすることです。

 

よくある失敗が、出遅れて買って、欲張って粘っていたら、下がってきて利益がなくなり、

そのまま悔しくなって、また上がるまで持ち続けるというものです。

下がってきた時点で微益でクローズして、また次の押し目を狙えばいいのですが、

欲が大きいとそれができなくなるのです。くだらない勝ちへのこだわりは捨てて出直しましょう。

 

勝率のイメージとしては、

「無」の位置で買っても上がる可能性は30%、

「不」の位置では60%、「ク」や「コ」の位置では70%。

一番勝率が良くて、かつ値幅が狙えるのは「ク」の位置から買うということです。

 

なお、「天才」のプレイヤーがいたとしたら、どこで買うか?

それは「ク」より一歩早い「不」と同じ位置です。

 

「不注意」との違いは「天才」は攻めが早く、守りも堅いのです。

損切をする上で、クレバーなプレイヤーより半歩早く買ってくる。

 

するとエントリーする位置は、反発の初動で釣られて入る

不注意のプレイヤーと同じ位置になってくるのではありますが、

そのあとの対処の心構えが違うのですね。

 

不注意のプレイヤーが「これは絶対上がる!」と思い込んで買って下がっても持ち続けるのに対し、

天才のプレイヤーは「若干の勝算あり」と考えて入るわけです。

で、下がってきたのならば微益や微損ですぐに逃げることができるということです。

上がってくるのなら、損切を詰めていって利益をできる限り伸ばしていきます。

 

不注意のプレイヤーは、大きな儲けがでるまで利食いをしませんし、

逆に下がって来たときの損切も遅くなります。そのへんの心構えが雲泥の差なのです。

 

まあ長々と書きましたが、無理して反発の初動で買わずに、

クレバーなプレイヤーを目指すのが良いと思います。

 

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| - | - | 11:56 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 「宝の山を取りに行くゲーム 回答編」

前回のクイズの回答編です。

まだ読んでいない方は、下の記事を先にお読みください。

 


問1 一番賢かったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

NとOです。NとOには、勝つための戦略がありました。
それは誰かが宝までたどり着くことができたのであれば、
その人が通った道をなぞれば地雷には当たらないからです。
これは1回目のゲームで地雷の仕掛けを聞いた後に閃いたアイディアです。

その勝算があったから2回目に参加したのです。
宝の配分は一等より少なくなりますが、宝を得られるのは確実。

彼らは「クレバー」なプレイヤーです。
 

問2 次に賢かったプレイヤーは、誰か? その理由は?


NとOが駆け出したあとに「ピン!」と来て後を追ったP、Q、Rです。

P、Q、Rは様子を見て宝が取れそうになったら取るということは頭にありました。
ただ、NとOほど戦略はハッキリとはしていなく、漠然としたものだったので、
遅れを取ることになりました。

しかしながら、周りを良く見て、自分より賢い人がいたらすぐさまついていこう、
というズル賢さは評価することができます。
NとOの動きを見て立ち尽くしていたSとTよりかは、クレバーだし勇気もあるでしょう。

P、Q、Rは宝を多くは手に入れられませんでしたが、おこぼれを預かることはできました。

いわば「コバンザメ」なプレイヤーです。

 

問3 一番愚かだったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

一番愚かだったのは、一番多く宝を手に入れたMです。

まあ途中で地雷に当たったKとLも同じでしょう。

Mたちは「地雷が仕掛けられているが、残り7つ」という話を聞いて、
まあ自分は大丈夫だろうと、リスクを軽視し、博打の勝負に出たのです。
結果として宝を得ることはできましたが、ただの運任せでしかありませんでした。

こういうのは「勇気」とはいわず、「無謀」と言います。

「無謀」なプレイヤーです。
 
問4 次に愚かだったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

二番目に愚かだったプレイヤーは、A、B、Cです。

このゲームは「ノーリスクで宝を得られるなんておかしい」という誰もが思う中で、
目の前の宝に眼がくらんで、なんの警戒もせずに宝を取りに行ったからです。

石橋が壊れているかもしれないのに、それを確かめずにスイスイ渡ってしまったわけです。

ただ、地雷があるとわかったていたら、無策で進んでいくほど愚かではないでしょう。
わかっていたら止めていたはずです。ですから、Mより愚かではありません。

彼らはいわば「不注意」のプレイヤーです。

 

問5 凡人だったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

それは、このゲームに参加しなかったアルファベット以外の残りのプレイヤーの80人です。

彼らは初回のときは「怪しいゲームだな」と参加しませんでした。
それはごく普通の反応でしょう。

そして地雷が爆発すると「こんな危ないゲームやれるか!」とやはり参加しませんでした。
それもごく普通の反応です。

ケガをしませんでしたが、結果として宝も得ることもできませんでした。

彼らはいわば「凡人」のプレイヤーです。

 

問6 問1で一番賢かったプレイヤーよりも、さらに賢く宝を手に入れる方法はあるか?
       あるとしたらそのやり方は?

 

NとOが考えた方法は良い作戦ですが、彼らの判断はそれでも一歩遅いといえるでしょう。
最も賢いプレイヤーがいるとしたら、1回目のゲームにも、とりあえず参加したはずです。

そして、いきなりは宝を取りにいかずに何が起こるか様子を見るはずです。
ゲーム中起こった出来事を観察して、その場で対応すれば良いでしょう。

1回目のゲームでMのような運任せでゴールにたどり着いた人がいるかもしれません。
そうなると1回目で宝はなくなったかもしれず、NとOは宝を得る機会はなかったわけです。

地雷が爆発したあとにみんな辞退するのなら、
勝機が見えてくるまで自分は居残りすればよいわけですね。
初回に参加している人は、いくらか経験が得られるのですから、
次回のゲームは初参加の人よりも勘が働くでしょう。

事前にどうするか考えて、さらにその場で臨機応変に対応することまで考えている
これはゲームの「天才」といえるプレイヤーです。

 

 


さて、このゲームは私が考えた架空のものですが、為替相場をイメージしたものです。

FX(トレード)というマネーゲームは、このゲームと同じなんですね。
為替相場には、宝がある。しかし、地雷原を渡らなければならない、ということです。

 

トレードで一番愚かなプレイヤーは、運任せの「無謀」なプレイヤーです。

 

Mのような「無謀」なプレイヤーが、FXをやるとどうなるか?
それはハイレバレッジでエントリーしての一攫千金狙い。負けた時のことは考えない。
まず、そうなるでしょう。

たった一回の勝負であれば、Mのように大勝する可能性がありますが、
Mのような思考を持つ人は慎重派ではありません。
だからたった一回では足を洗うことはできず、また同じ危険な橋を渡ろうとします。
トレードを何十回、何百回やるにつれて、かならず地雷に当たって再起不能になります。


次に愚かなプレイヤーは、欲に眼がくらんだ「不注意」のプレイヤーです。

 

パソコンを開けたとたんに儲けたい気持ちが優り、
状況を良く見ずとりあえずポジションを持ってみる。
やはりMのようにリスクは考えていない。
そして、相場が反対にいくと、損切ができずに大損をしてしまう。

ただ、「無謀」なプレイヤーよりかはマシなのは、
地雷のようなリスクをハッキリと自覚できれば怖気づいて止めるということです。
「無謀」なプレイヤーは、ハイレバレッジのリベンジトレードを繰り返して大損しますが、
「不注意」のプレイヤーは、放置して、緩やかに損が累積していく・・・というイメージです。


相場で勝てる「クレバー」なプレイヤーは、一番手で相場に飛び乗ったりはしません。

 

たとえば雇用統計などの指標で、真っ先に飛び乗ろうとするのは、
宝に眼がくらんだ「無謀」なプレイヤーや「不注意」なプレイヤーです。

突然吹き上がった時に衝動的に乗るのはよくないわけですね。

「クレバー」なプレイヤーは、初動で吹き上がったのならば、
利食いがでてきて下がってきたあとの押し目を狙います。
そして、リスクも考えて損切をしっかりするのです。


「コバンザメ」なプレイヤーは、上手い人のマネをするプレイヤーです。

 

「クレバー」なプレイヤーよりも反応は一歩遅いのですが、チャレンジ精神はあります。

上記の例なら、雇用統計後に押し目が入って上がってきてグングン伸びてきたら、
出遅れてしまったながらも、急いで乗ろうと後をついていきます。
クレバーなプレイヤーよりも利幅は小さくなりますが、利益は得られるでしょう。


「凡人」なプレイヤーは「投資なんて危険だよ!」といって、何もしない人たちです。

 

リスクだけを考えて、何もしない。石橋を叩いて渡らないタイプというわけです。
そうこうしているうちにチャンスを逃してしまうのです。

リスクはわかった。では、リスクを押さえて宝を得る方法はあるか?
と、一歩進んで考えられないと、凡人枠からは抜け出すことができないでしょう。


「天才」なプレイヤーは、「クレバー」よりもさらに一歩判断が早い人です。

 

雇用統計前にどうするかあらゆるシミュレーション(トレードプラン)を考えておいて、
雇用統計後の動きを観察し、想定外の動きにもすぐに対処をする。
そういうことをリアルタイムで常時考えながらやっているプレイヤーです。

 


FXを始めた人はだいたい

 

「凡人」(口だけで何もしない)

「不注意」(損切しない)

「無謀」(ハイレバレッジで自滅)

 

という感じで進んで、退場します。

 

そのあとで反省ができれば・・・

 

「コバンザメ」(上手い人のマネをする)

「クレバー」(状況を見て多数より一歩早く動ける)

「天才」(状況が起こる前にすでに想定している)


というように進化していけます。


収支イメージとしては、

 

「無謀」(大マイナス)
「不注意」(中マイナス)
「凡人」(なにもしないからプラマイゼロ)
「コバンザメ」(小プラス)
「クレバー」(中プラス)
「天才」(大プラス)


というイメージでしょうか。


長々と書きましたが、一句でもみなさんに響くところがあったなら幸いです。

 

 

 

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| - | - | 10:05 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 「宝の山を取りに行くゲーム」

 

これは私が考えたクイズです。暇つぶしにどうぞ。

 


あるゲームに参加するために100名が広場に集まりました。

 

広場の200メートル先に金銀財宝が積まれているのが見えます。


司会が「草原の向こうに宝が見えます! 時価数億円もする財宝の数々です」

 

「取りに行きたい人はいますか? 挙手願います」といいます。


これはどうやら草原の向こうにある宝の山を取りに行くゲームらしい。

 

 

さて、あなたならどうしますか? 宝を取りに行くか?否か。


ポツポツと挙手がありましたが、多くの人は迷っている様子です・・・


そこで司会が「なお、宝を取りにけるのは先着10名に限ります」


と告げると、大勢の人がハイハイハイと、すぐ手を上げて定員に達しました。


それで、ゲームスタートとなり、さっそく3人(A、B、C)が駆け出していき、

 

宝を取りに行こうとしたら、

 

ドンドンドン!と爆発が次々に起こって(A、B、C)は大ケガをしてしまいました。

 

すると司会が「なお、草原には地雷が仕掛けられています」と告げたのです。


それで残りの7名(D、E、F、G、H、I、J)は怖気づいて、


宝を取りに行くのを止めてしまったので、また10名を補充することになりました。

 

 

さすがに様子を見ていた参加者も怖くなってしまいましたが、


それでも草原の向こうに見える宝は何億もありそうですから、

 

思案の末新たに10名(K、L、M、N、O、P、Q、R、S、T)が名乗りを上げました。

 

2回目のゲームがスタートする前に、また司会が補足で説明をしました。

 

「なお、地雷は全部で10しかありません。残り7つです」

 

「また宝を得られるのは先着順。先に着いた人が有利です」と告げたのです。


すると、10名中の3人(K、L、M)が、同時に草原に向けて別々のルートで走っていきました。

 

2人(K、L)は途中で地雷に当たり、ケガをして歩けなくなったが、

 

残り1人(M)は運よく宝の山にたどり着くことができました!

 


それを見ていた残りの7人中の2人(N、O)は、すぐに駆け出しました。

 

それを見ていたさらに残りの3人(P、Q、R)は、

 

「しまった!」という表情で、駆け出した2人を追いました。

 

残りの2人(S、T)は、なにがなんだかわからずに立ち尽くしたままでした。


そうこうしているうちに宝はなくなって、ゲーム終了となりました。

 

 

<結果発表>


一番多く宝を手に入れたのは、一番最初にたどり着いたMでした。

 

次に多く宝を手に入れたのは、二番目と三番目にたどり着いたNとOでした。

 

少ないながらも宝を手に入れたのは、残りのP、Q、Rでした。

 

参加100名中、宝を手に入れられることができたのは以上わずか6名でした。

 

 

 

さて、ここで問題です。


問1 一番賢かったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

問2 次に賢かったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

問3 一番愚かだったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

問4 次に愚かだったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

問5 凡人だったプレイヤーは、誰か? その理由は?

 

問6 問1で一番賢かったプレイヤーよりも、さらに賢く宝を手に入れる方法はあるか? 

   あるとしたらそのやり方は?

 


※プレイヤーは複数でも可。

 

この問題は私が今考えたもので、もちろん、トレードにも関係のあることです。
まあ考えてみてください。解答は週末に書きます。

 

 


 

 

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| - | - | 12:15 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# テクニカル解説095 ピークアウトした相場で買ってはいけない

この記事を書いているのは10月16日(月)の10時40分頃です。

 

また間隔が空いてしまいましたが、USD/JPYの相場はゆっくりとした展開で前回記事で想定した通り動いてます。

 

USD/JPY 日足

日足は前回考えたルートで、緩い山の形を描きながら下がっています。で、今は茶色線やRSI50%の支持線上ですから、今日の朝方からこの支持を考えての買い手が集まってはいます。ただ、前回の週足で解説したように、週足は弱い形ですから、日足も押し目とはいえ積極的に買いたいというわけではありません。

 

ここから買いを選択していくとしたら、aのように山なりの抵抗線(つまりピンク線)を抜けて高値更新をしてきたときに、買いを検討したほうがいいでしょう。現状からの買いは、まあデイトレレベルですね。今日は強そうですが、明日以降は月半ばで需要も減って弱まりそうです。むしろbルートで、茶色線を割りこんだところでガクッと下がると思います。

 

このチャートは現状からは仕掛けにくいです。仕掛けるとしたら雇用統計後に売りを入れてないと遅いでしょう。先週に売りを入れているスイングトレーダーは、まだショートを持ったまま様子見でしょうか。aルートになってきたら売りを外して逃げる、bルートで落ちてきたら急落を待って利食いする。そんなところでしょう。

 

USD/JPY 4時間足

日足の山なりの部分を拡大したのが、4時間足です。4時間足は前回解説したようにダイバージェンスが出ていたからピークアウトしてきているのは予測がつきました。難しいのが最後に突き上げのあったaの部分。こういう上げがあると買いを選択したくなりますが、aの部分は雇用統計だったのですね。たいてい相場が方向転換するときは、大きな指標やイベントがターニングポイントになるものです。ですから、プロの方はaから買おうなんては思いません。むしろ、a前までは雇用統計の期待買いが入っているから、噂で買って事実で売る形になるのは定石です。ですから、a後は上がって来ても様子。勘のいいトレーダーならaで突き上げたところで売りを持つでしょう。

 

相場がターンしていく直前というのは、ちょこっとだけ高値を更新するものなのですね。なぜなら、その部分には売り手の損切ラインが集まっているからです。相場の動きは意地悪なもので、そういう売り手を吹き飛ばしてから、強い売りを被せてきます。その後のbではMAやRSI50%を割り込み、ここではもう買い手もダメだこりゃとどんどん投げていくわけですから、ズルズルと下がっていきます。その下がっていく様は加速度的になっていくものですから、今週はさらなる下落に要注意というところでしょう。

 

デイトレとしては、吹き上がったところで売りを入れていく形になると思います。具体的には5分足などではRSI70%に来た時に売れば20pipsくらいは取れるし、1時間足ならRSI70%で売れば50pipsは取れる相場でしょう。

 

 

※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
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